次第に友達から英語ができることを認められるようになってきたことは既に述べた。
大変な宿題が出たあとの翌朝は、結構質問がきた。答え合わせである。プリントなりノートを惜しげもなく見せてあげた。友達がわからない部分は教えてあげた。英語の授業以外でのmini teacherとしての役割である。心の中に何かしら変な気持ちが湧いていた。
二学期も半ばになり、男子のみならず、女子からも質問がくるようになった。俺よりできる女子はいるだろう!と内心では思っていたが、まあ、くるものは拒まず。
質問がくるようになってからは、自宅での学習はそれまで以上に時間をかけるようになってきた。逆に、答えられない質問があってはいけない。せっかく築き上げた信頼?が崩れ落ちることが、あってはならない。
親に無理言って、分厚い中学三年分の参考書を買ってもらった。読んでわからないところは兄の機嫌のよい時に教えてもらった。
友達に教える機会が増える毎に、私の説明がわかりやすい、と言われることが多くなった。女子からも同様のことは言われたこともあった。私よりできる女子に聞けば?との問いかけにたいして言われた。
恐らくこの頃からなんとなく教師という職業が将来の私の選択肢の中に、ひょっとしたらあったのかもし れない。
もちろん違う職業選択は考えていた。
to be continued
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