下記のお話・・↓
オレの猫は可愛い茶色1.
少しだけ違う続編になります
ﾃｰﾏオレ猫でも
ねこ星に行った2人が読めます
星屑の１話↓
星屑1.
（オレ猫☆第二章
・・・星屑3.
バスタオルに包まり
眠ってしまった・・
しょーまであろう・・・
小さな薄い茶色・・・透けると
金色をした可愛い子猫
タオルごと抱きしめて
ベッドへと連れて行く
喉を痛めると仕事に支障が出るからと
この部屋には
小さめのオイルヒーターと加湿器のみしか
置いていない
だから･･
慣れていない者には
寒いだろう・・
想ってもいない奇跡と
疲労感から
自分も服をほとんど脱ぎ捨てて
ベッドの中に、しょーまを抱いて
沈むように横になる
ふわふわと柔らかい感触が
頬に触れて
スヤスヤと眠る姿は
さっきまでの偉そうな子とは
全く違うことに笑ってしまう
小さく短い手
あごの下だけ・・白くなった場所を
そっと撫でれば無意識がごろごろと
喉元を鳴らした
かわいい・・・
翔さんも
あの、まーくんを初めて受け入れた時は
こんな感じだったろうか？
つぶさないように
少し距離を置き・・
大きめのベッド
落ちないようにと、片手でタオルごと
持ち上げて壁際に移動させる
自分が壁を作れば
大丈夫だろう・・
小さく肩のない背中
モソモソと動き・・どうしたんのかと
眺めていると目を閉じたまま
自分の懐へと入って来て・・・
「 ﾝﾆｬｧ････ 」
寂しそうな声をあげる・・
あんな風に話していた口調でも
まだ・・子猫なんだ・・
それにしても
どうして・・？2人の元を離れ
遠い場所まで・・来たんだろう
初めてばかりで
きっと不安なことも
あっただろう・・な
小さな寝息をたてて
自分の心音を聞くように
よりそっている小さな身体
耳と耳の間を
そっと撫でると柔らかくて
ふわふわとしている
身体をつぶさないように
気をつけながら・・
しょーまの背中に腕をつけ
自分が寝返りをうたないよう
少し辛い体勢をしたまま
眠ってしまった
・・・
・・・・・・・・
「 おい！」
聞きなれない声が
叫んでいる・・
ん・・・っテレビ・・・？
「 おぃ！！起きろＭ！ 」
ゆっくり身を起こし
振り向けば
そこにいたのは・・もう猫じゃない方の
しょーまで
まだ早い時間だと言うのに
テレビも部屋の灯りも
全部点けられていて
何をしてるんだろう？
「 なぁ・・に？
まだ眠いんだけど・・・ 」
リビングから
よつんばで寄って来
ベッドのヘリに顔を乗せると
「 めぇ・・・し・・・くれ 」
幼い翔さんの顔が・・そこにはあった
なんだか・・妙な気持ちになって
「 キス・・してくれたら
起きるけど？ 」
昨日の真っ赤な顔を思い出し
イタズラしてみたくなる
「 ばっ・・バカ
お前・・朝から何、調子ノッてんの？ 」
また・・だ・・・
なんだろう・・このツンデレ感のある子は
やっぱり口調に腹がたち
毛布を巻き込むと壁の方に向いて
２度寝を決め込んだ
これで少しは
静かになるだろうか・・
んっ・・？
足元でモソモソとした感触
えっ・・・
毛布の下から
オレの目線まで潜り込んでくる
「 これで寝れないだろ？ 」
勝ち誇ったような表情に
驚きながらも
少し可愛いと
想ってしまった自分がいた・・
・・・つづく
☆
こんばんわ
朝、書いてるので
不思議な後記で
ごめんね
今、スピードは落ちてるけど
本当に楽しく書いています
サクラバーを愛してくれる
みなさまのおかげかと・・
本当にいつもありがとう
よい夢を・・
なう
・・・
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