1.猫
仕事帰りの
冬空の下
やたら見上げた星空がきれいで
空気が澄んでいるんだなって
思えた
吐き出すと
息は真っ白
想ったよりも残業で遅くなり
終電間際で飛び乗った
もう道を歩く人もいない
もうすぐマンション
気が付くと
先の電柱の下に
うずくまるような人影を見つけ
もしかして
ケガでもした人が
倒れたのかと
思わず駆け寄った
「 大丈夫ですか?」
声をかけるけど
反応がない
とりあえず
病院に行くとしても・・
そう想っていたら
「 さみぃ・・」
声が聞こえた
体格、声からして男性だけど
鞄を抱えても
抱き上げるのは
そんなに苦痛じゃなく
羽のように軽かった
そのまま
初めての人間を
部屋に入れるのを少し躊躇したけれど
このまま、ここに放置すれば
深刻になるかもしれないと
抱きしめたまま
マンションへと帰った
鍵をなんとか
片手で開けて
鞄を玄関に放り投げると
身体でドアを支え
無造作に感覚で靴を脱いだ
部屋の明かりもつけず
ソファーにその人を置こうとしたら
オレのルームメイトである子が
そこに寝ている
「 チャミ!そこどいて
悪いけど、お客様だから 」
チャミはオレが実家にいる時から
一緒にいるヤツで
茶色くてミーミー泣くから
チャミと簡単な名前
チャミは薄目を開けると
オレの場所だろ・・そう言うかのように
ゆっくり立ち上がり
自分のカゴへと移動した
スペースを作ってるのに
全然寝ないから
困ったやつ
「 はぁ・・軽くても
やっぱ重めぇ・・ 」
急に明かりをつけても
眩しいかと身体の上に側にあった
毛布をかけて
玄関ドアの鍵
そして鞄を取りに言った
寒いと言っていた言葉を
思い出し
いつもならシャワーなのに
温めた方が良いのかと
風呂を溜める
まぁ明日は偶然にも
休みだし
少しぐらいは良いか
部屋着に着替えて
キッチンに来ると
チャミが足元に擦り寄ってくる
「 何?お腹減ったの?」
そう言って
見れば、いつも置いてある
ドライフードには全く
興味がないようで減っていない
仕方がないなって
冷蔵庫からミルクを出すと
少しだけレンジで温めて
出してやった
これはチャミ用に買った
何とか農園とかいうところが
売り出している、かなり値が高い
瓶に入ったミルクだ
・・・もうすぐ湯が溜まります
風呂が沸く音が聞こえる
さっきの人の側により
「 寒いなら
風呂、入るか?」
声をかけると
かすかに俯いた
「 1人で立てる?」
聞いたけど
返事がない
仕方ないなぁ
男同士だし・・ちょっと
てか、かなり違和感あるけど
中で溺れられても困るし
そんな理由で
付け忘れていた
エアコンを音ONにして
オレは先に脱衣所で
服を脱ぎ腰タオルを巻くと
戻ってくる
こんな冬空の下
改めてみると
その人は白いガーゼぽい
ボタンシャツ、それに八部丈の
綿パンだけ
薄暗い部屋の中
顔に髪がかかり、よく見えない
男相手なのに
悪い事をしているような
そんな気持ちになりながらも
シャツのボタンを外してゆく
少しだけ
ボタンを外しながら
触れた肌は
オレの指先に吸い付くような
感触で
「 オレ・・何、
興奮してんだろ・・」
そう自分に言いながら
下着一枚にすると
抱き上げて、バスルームへと
歩いて行った
・・・・・つづく
☆
おはようございます
今日、お休みモードで
気持ち的に遊びたくて
前から書いてみたかった
シリーズ投下しました
にゃん子くん
と、少し帝王な
ご主人様の
お話になると想います
少し怖いですが
好きな子には弱いっていう
典型的ツンデレに
仕上げたいと想います
今日は三連休最終ですね
明日から、やっと
助走から本格的な
平日かも
昨日の翔くん
ヤバかったwww
なんだろう
かっこよすぎて(爆
雪とかで
寒さでメイクばっちりでしたね
顔をも、いつもの
zeroよりやっぱ
スッキリしていて
みんなが言うように
マフラー最高!!
マフラーになりたい
なーんて☆
今日は少しスピードあげて
書かないと
オウチゴトありまくりやん♪
なんか今さら大掃除してます
ひぃwww
よきお休みを・・
土日は
コメントありがとうございましました
片付けますが
もう一度、ゆっくり
読んで時間のある時に
遊びに行きたいな☆
なう^^