第90回日本ダービーが、2日後に迫った。
今から50年前、1973年の第40回日本ダービーは、「大衆のヒーロー」ハイセイコー人気で、日本中が沸き返っていた。
皐月賞を快勝し、続くNHK杯も優勝して無敗の連勝記録を10に伸ばしたハイセイコーは、単勝支持率66.6%という圧倒的な大本命であった。
レースはボージェストとホワイトフォンテン等の先頭争いからハイペースとなり、ハイセイコーは中団の内側に位置していたが、第3コーナーから徐々に進出し、直線で早くも先頭に立った。しかし、外からイチフジイサミがハイセイコーを交わし、更に外からタケホープが一気に伸びて先頭に立ち、イチフジイサミに1馬身4分の3差をつけて優勝 。ハイセイコーは3着に敗れた。
走破タイムの2分27秒8は、当時のダービーレコードであり、枠番連勝5-7の9560円は、現在も枠番連勝の記録である。
更にこの秋、菊花賞でハイセイコーとタケホープは、日本の競馬史上に残る名勝負を演じ、僅か数センチ差でタケホープが激戦を制した。
タケホープの生産牧場は浦河町の谷川牧場であり、今年はファントムシーフで日本ダービー2勝目を目指す。
菊花賞でタケホープに騎乗した武邦彦騎手は乗り替わりでの騎乗であり、ファントムシーフに騎乗する武豊騎手も乗り替わりによる騎乗となる。武豊騎手は2度目の2年連続優勝と、日本ダービー7勝という、空前絶後の大記録に挑む。
第90回日本ダービーは、5月28日午後3時40分発走です。




