夢の彼方に -16ページ目

夢の彼方に

折に触れて鑑賞している様々なライブやアート、スイーツについて
綴っています。

「モネ 睡蓮のとき」展を鑑賞しました。

かつてパリのマルモッタン・モネ美術館を訪ねたところ、工事中で閉館でした。事前に開いていることを確認していたのですが、海外ではよくあることです。

本日、何十年振りかでモネの「睡蓮」を堪能することが出来た。

 50歳を迎えたモネは、ノルマンディー近郊の村ジヴェルニーの土地と家を購入し、終の棲家とした。年月を掛けて自宅の庭にセーヌ河の支流から水を引いて睡蓮の池を造成し、やがて80点に及ぶ「睡蓮」の連作が誕生した。モネはこれらの作品をほとんど手放すことはなかったが、唯一手放すことを認めた相手が松方幸次郎氏だった。松方氏はジヴェルニーの自宅を訪ねてモネと交流し、30点以上もの作品を収集。それらがこの国立西洋美術館のコレクションとなっている。本展ではマルモッタン・モネ美術館の収蔵作品約50点に加え、本美術館の他日本各地に所蔵されている作品を加えた、モネの「睡蓮」が一堂に会する過去最大規模の展覧会となっていますアップ

 

 

 

 

 

 

今夜は東京藝術大学奏楽堂にて、「スメタナ生誕200年記念 連作交響詩≪わが祖国≫全曲」コンサートを鑑賞しました。

 

「わが祖国」を全曲聴くのはコロナ前の1919年以来となる。

 

初めて「モルダウ」を聴いた時、余りの衝撃と感動で暫く全身が震えていたことを今でも覚えている。

 

いつかプラハへ行ってスメタナの世界に触れたいと思い、20年前にモルダウ川の前でiPodから流れる「モルダウ」を聴くことができた。

 

3日間プラハの街を歩き、カレル橋を渡りプラハ城へ行き、旧市街広場で大勢の観光客とともに巨大なからくり時計を見、モルダウ川沿いに建つスメタナ博物館や数駅先のドボルザーク博物館を見学し、天井の彫刻が美しいスメタナホールで「新世界」を聴き、更にビアパブを夜通し回って飲み明かすというナイトエクスカーションに参加し、テキサスから来たという女性と語り合った時間が、懐かしく思い出される。

 

 

 

 

今日は、出光美術館の軌跡 ここから、さきへⅣ 「物、ものを呼ぶ―伴大納言絵巻から若冲へ」展を鑑賞しました。

 

帝劇ビルの建替計画にともない、この12月をもって、出光美術館も暫く休館となります。

 

その節目にこれまでの歩みを振り返りながら、コレクションを代表する作品が展示されています。

 

惜しげもなく国宝と重要文化財が展示されており、まずは伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」に度肝を抜かれます。

 

「升目描き」の屏風で、何と!8万6000個の升目で描かれており、正に狂気の筆致である。

 

更に国宝「伴大納言絵巻」から「祇園祭礼図屏風」「江戸名所図屏風」等、人々の様々な様子が描き込まれた作品が続き、最後は英一蝶の「四季日待図巻」で終わる。

 

襖に映る、踊る人々のシルエットが廊下へと続く。

 

女性は傘を被り顔は見えないが、手指のしなやかさが見事であり、男性は道化のように飄々として軽やか。

 

これが、流刑の身となっていた三宅島で描かれたと知り、愕然とする。

 

開催は、10月20日までです。