ねづっち & 桂小すみ | 夢の彼方に

夢の彼方に

折に触れて鑑賞している様々なライブやアート、スイーツについて
綴っています。

今夜はねづっちの独演会でしたが、お目当ては音曲師の桂小すみさんでした。

春風亭昇太の独演会で何度か高座を鑑賞していたが、その超絶技巧に唖然とさせられた。

とにかく経歴が凄いビックリマーク

幼少時からピアノを習い、中学と高校では吹奏楽部でフルートを演奏。東京学芸大学教育学部音楽科では国費でウィ―ンに留学しミュージカル専攻科で特別賞を受賞するが、在学中に三味線に魅了され、お囃子さんに成るべく国立劇場の寄席囃子研修生となる。

三代目桂小文治門下に入門し、寄席で前座修行。2019年4月からは、寄席色物の音曲師に転身し、桂小すみとなる。

高座では、ホイットニー・ヒューストンの代表曲である「I Will Always Love You」のメロディーラインを三味線で弾き、歌詞を「花笠音頭」で演奏するなど、まさに、天才現る!!である。

また、ねづっちのなぞかけもいつも通り神がかっていた。

道楽亭は30名で満席の会場で、今夜は4割が若い女性で、いかにも落語好きそうなおじさん(おじいさん?)は私を含めて3人ほどだった。

若手芸人を中心に開催されていた道楽亭だが、5日ほど前にオーナーが急逝されたそうで、昨夜までの予定は全て中止されていたが、ねづっちの会だけは特別に開催された。