NOTAMはnotice to air missionの略です。

 

・そもそものNOTAMとは

・範囲

・検索の仕方

・読み方

についての理解が必要です。

 

今回は範囲と検索の仕方について。

範囲についてはこっちをみて。

 

 

 

 

そもそもNOTAMとは、読み方については別の記事で。

 

検索はAIS Japanから行ってください。

 

このページの最初のlocationについて。

基本的には各空港のICAOコードを入れます。

 

ですが、各空港のNOTAMには範囲がありますので、自分が通るエンルートすべての情報は手に入りません。

なのでそんなときに、活躍する特別なコードがあります。

 

RJTD 火山、花火、気球、グライダー、PJE、不発弾処理、模型ロケット

RJDR 無人航空機

ROBL 航空障害灯、昼間障害標識

RJJW 交通流制御に係る情報(予備)

RJJX 交通流制御に係る情報(空港、セクターに関するもの)

RJJY 交通流制御に係る情報(航空路に関するもの)

RJJZ 交通流制御に係る情報(FIRに関するもの)

 

赤字は覚えておきましょう。

これを打ち込んで、あとで述べるITEM-Eのところに地域を打っておけば、その地域に関する上記のものが出てきます。

 

次に期間です。

今からいつまでのNOTAMを知りたいかってことですね。

自分が飛ぶ可能性のある時間が選択した期間内に入るようにしましょう。

 

次のノータムコードというのは、利用頻度の高そうな言葉に割り当ている略みたいなものです。

よく使われるものは覚えておきましょう。

 

次のSCOPEはNOTAMの内容が影響する飛行領域のことです。

 

 

 

ここにざっくりした説明が載っています。あとはAIMの11章にも載ってます。

 

 

次に高度です。

まあこれはわかるでしょ。

FLで書いてね。

FLについては下記の記事に飛んでね。

 

次のITEM-Eは追加の検索条件みたいな感じかな。

例えば羽田の滑走路のNOTAMのみを知りたいとしよう。

でも羽田のNOTAMっていっぱいあるから

その中から滑走路の情報だけを取り出すのって面倒だよね。だからここで追加の条件を足すんだ。滑走路なら例えば「RWY」を入れる。

これがなんでITEM-Eって表記になっているかというと、NOTAMの内容自体(時間や高度とかじゃなくて、なにが起きているのかってことね)はICAOの表記ではITEM-Eってところに該当するんだ。

 

こんな感じにね。

だからITEM-Eっていうんだよ。

場所はITEM-A

時間はITEM-B,C

 

B,CとDの違いはこれね。

 

 

簡単に言うとBC間すっとじゃなくて、BC間でもわかれている場合にDが使われるかな。

例えばB~Cの期間でバルーンを飛ばすけど、B~C間ずっとじゃなくて、BC間の〇時~△時と◇時~□時に飛ばすよって時に使う。

何回もNOTAM出すのは面倒だから全体をまとめて、出してDで細かく区切ってるんだよ。