今日もルナちゃんと巴御前ちゃんにはお休みいただいて、
番外編の旅行記を開始しますね。
奥:巴御前 「えー、また寄り道のお話なのぉお!!」
手前:ルナ 「もぉ、終わったら、遊んでねっ!!」
2023年に欧州1周旅行に繰り出し、さらに2024年に英国旅行したところだけど、
いよいよ旅行スタートです♪
遂にカルカッソンヌ駅到着。
時刻は12:25
4分遅れで、なんとか駅まで来た。
さ、電車は遅延してるのか????
パリへ戻れるか?????
時刻ボードを見つけ、チェックする!!
カルカッソンヌ発12:21 TER76255便は出発済み
ガーン
遅延無し。
時刻通りに到着したらしく、
だとすると、
このまま呆けている暇は無い。
なんとしても、至急パリへ戻る便を調べなくては。
元々、カルカッソンヌから急行TERでナルボンヌへ行き、
そこからTGVに乗車して
パリに18:12に到着する便の乗車券を購入していたが、
このチケットはパー。
というか、そんなお金への懸念よりも、
出来ればあまり夜遅くにパリへは到着したくない。
周辺を見ると、この田舎街の駅のチケット売り場の窓口が3つあるうち、
1つだけ開いている。
昼休みなのだろうか、他の窓口は締まっているのに、
ひとつ空いているだけでラッキー!!
急いで3名が列を成している最後尾に並び、俺たちの番を待つ。
俺たちの前はパキスタンか中央アジア系の家族が
フランス人のおやじ駅員とコトバが伝わらない会話をし続け、
なかなか俺たちの番に廻ってこないが、
何やらあきらめたらしく、
彼らの要求は叶わないような結果で、列から外れる。
で、ようやく俺たちの番。
うちのおっきな猫と確認すべき事項を並んでいる間に打ち合わせし、2点を確認することを決め、
うちのおっきな猫は俺の英語が伝わらないときを想定し、この2点めの質問をフランス語翻訳で
携帯に表示して待機する。
確認事項のふたつを駅員に伝え、会話する。
俺は英語、駅員はフランス語で返事。
彼はフランス語しかしゃべらないことが分かったので、
単語だけ、明確にフランス語で伝えるようにして、以下会話を行う。
①俺たちはフランスレイルパスを購入し、今日パリへ戻るTGVの乗車チケットを購入しているが、
(ここで携帯から購入チケット画面を表示して見せる)
これは乗り過ごしてしまったのだが、乗り換えチケットとして交換できるのか?
→NON
②では、パリへ戻りたいので、最速で戻る時間帯のチケットを購入したい
→Oui。
(彼は面倒臭そうにPC画面を操作し、検索結果を画面表示してこちらに見せてくれる)
1時間後にモンペリエ駅からTGVに乗り換えるのが最速だ。
だけど、通常価格だとチケット代は当日購入になるので、追加で€200/人(一人約33,000円ほど)かかるよ
↓
うちのおっきな猫と顔を見合わせ、いやいや、通常価格ではなく、俺たちはフランスレイルパスを持っているのだから、
特別料金で乗れるはずだ、と回答すべき内容を確認し、
急ぎ、うちのおっきな猫がその旨のフランス翻訳画面を作成し、駅員に見せる
↓
駅員:Oui。
それだと€40/人(約6,600円)だね。どうする?
俺:Oui。もちろん、それで2名分購入しまっす!
↓
駅員:(ここからがめちゃ大変で、チケットを購入するための項目入力を彼が行うため)
名前はなんだ??
フランスレイルパスのNo.は何だ?
等級は?1等?
その質問もフランス語なので、何を聞かれているのか理解しにくく、めちゃ大変だったが、
駅員も項目を入力しようとしてくれている前向きな姿勢だったので、
我々も丁重に要求内容を伺う姿勢を出したことで、
結果、チケットを購入することに成功。
ほんと、感謝しかない
結果、以下の行程でチケットを買いなおし、パリ Gare de LYONへ戻れることになる。
カルカッソンヌ駅13:17発
(TER76221便)
ナルボンヌ駅13:47着
同14:31発
(TER76542便)
MONTPELLIER SAINT ROCH15:33着
同16:49発
(TGV6206便)
パリ Gare de LYON20:18着
電車が時刻通り到着。
まずはナルボンヌ駅に向けて出発。
向こうにカルカッソンヌが見える。
ようやく、パリへ戻れるんだな。
よかった。