今日もルナちゃんと巴御前ちゃんにはお休みいただいて、
番外編の旅行記をいよいよ開始しますね。
奥:巴御前 「えー、また寄り道のお話なのぉお!!」
手前:ルナ 「もぉ、終わったら、遊んでねっ!!」
2023年に欧州1周旅行に繰り出し、さらに2024年に英国旅行したところだけど、
いよいよ旅行スタートです♪
サン=タンドレ・デ・ザール通りを進み終えると、
サン=ミッシェル通りまで進みます。
これより、昨日、サント・シャペルとノートルダム大聖堂を訪れたシテ島を通過して、
うちのおっきな猫が行ってみたい、とリクエストのある、
ニコラス・フラメルのお宅まで、→の経路で足を延ばそうと思います。
セーヌ側右岸迄来ました。
対岸へ渡りましょう。
雨が止みました。
川の流れが速いですね。
これから下の写真方面に進もうと思います。
渡り終えて、シテ島を振り返ると、美しい建物、コンシェルジュリーが見えます。
その右奥にはエッフェル塔も小さいですが見えてますね。
またまたふたりで記念撮影♪
それではこれよりマレ地区に入ります。
今朝もめちゃ寒いです。
ここからニコラス・フラメルのお家まで15分程度。
街並みを楽しみながら一気に歩きます。
着いたぁ〜!
めちゃ歴史ある 雰囲気の建物ですね!
ただ、この道は人通りが無く、寂しい雰囲気満載なので、夜だと危険な場所だな、とも感じました。
19世紀に描かれたニコラス・フラメルの肖像画
映画、ハリーポッター賢者の石に登場する、ニコラス・フラメル。
彼はホグワーツ魔法学校校長のダンブルドアの友人として登場。
彼の持ち物である賢者の石は、卑金属を純金に変えることができ、飲めば永遠の命が得られるとされる不思議な物質で、学校に隠されたこの秘宝をめぐってストーリーが展開されましたね。
で、今回パリを訪問の際、うちのおっきな猫が「このフラメルの家がある!!」
とリサーチしていて、
ニコラス・フラメルは14世紀の実在した人物とのことで、
彼が住んでいた家はパリ市によって復元され、現在その一階はレストランになっているこの場所まで足を運んだというわけ。
(参考:ニコラス・フラメル:上記リンク先での彼の解説)
「ニコラス・フラメルは、ある謎の書物のことを夢で見て、それを手に入れ、ユダヤ教の秘伝哲学であるカバラの専門家の手引きでその書の解読に成功し、卑金属から黄金に変えるという〈偉大な作業〉に成功したという言い伝えがあります。
そして、その錬金術の最終段階では、溶かされた金属に粉末にした賢者の石が加えられ、純金が合成されたとされます。
このような逸話の根拠とされているものに『象形寓意の書』という錬金術の著作があります。この書はニコラス・フラメルのものだとされていたのですが、現代の研究によれば著者は別人です。ニコラス・フラメルは写字生兼書籍販売人であり、彼が賢者の石を作った証拠は残っていないようです。写字生兼書籍販売人とは、貴重な本を書き写して販売する仕事で、多くの人から尊敬され高額の報酬が得られる職業だったとのことです。夫人のペレネレともに多額のお金を教会や病院、礼拝堂に寄付したり、慈善事業を行ったことが伝えられています。」
この建物は現在、高級フレンチレストランになってるようです。
それでは間もなく10時なので、
急ぎオルセー美術館へ行かなくては!
この先にオルセー美術館方面行きのバス停があるので、移動します