こんばんは、龍司です
今週 発表されたリーマンブラザーズの経営破綻 の報道が、
世界中に大きな衝撃を与えているようで。
↑16日、地下鉄のKIOSKの新聞コーナーには、
世界恐慌危機の文字まで登場してました。
確かに、
リーマンの破綻が世界に与える影響は かなり大きいと思われます。
たとえば、、、
リーマンに融資していた金融会社が債権を回収できなくなってしまう点。
あおぞら銀行 4億6300億ドル、
みずほコーポーレート銀行 3億8200万ドル等、、
日本の多くの銀行がリーマンに融資していたようですから大変。。。
リーマンは格付けにも問題なく、米国4位の証券会社でしたから、
信用して融資したのでしょうけれど・・・
長野の八十二銀行 は債権10億円全額損失の可能性もある 、
というニュースもありました。
金融機関だけでなく、レオパレス21 やテレビ朝日 などの企業も、
リーマンの債券を保有していたようですが、これも債務不履行で損害を被る可能性大。
そして、こうした企業だけでなく、
日本という国自体も・・・国債1287億円、発行できず
さらに、リーマンが大株主になっている企業にも大きな影響が。。
たとえば、焼肉チェーン店の安楽亭 。
大株主が別の会社に代わってしまうわけですから大変ですよね。
そして、リーマン破綻を機に、
金融機関からの融資がさらに厳しくなり、貸し渋りが顕著になるでしょう。
すると、
金融機関から融資が得られない企業の資金繰りが悪化・・・
ただでさえ、原油高・原料高で多くの企業が厳しい経営状況にある中、
企業にとって大きな痛手・・・
倒産ラッシュへ!
こう考えてみると、
やはり、リーマンの破綻から始まる悪循環が想定されますし、
日本の多くの企業へも影響大!といえそうですね。
さて、
このような中、最近 ブログを復活させたホリエモンこと堀江さん は、
9月16日の記事 で、
> またリーマンその他の破綻した、あるいはしそうな金融機関のプリンシパル投資が
> 引き上げられたり株が売られたりして会社の価値が暴落するので、M&Aしやすくなって、
> 暫くしたら活発化するのではないでしょうか。
> いま手元流動性を沢山持っている会社はチャンスです。
と仰ってます。
確かに、、歴史を振り返ってみると、
1929年の世界大恐慌の時も、
多くの企業が倒産する中、倒産した企業を買い占めた企業がありましたし、
今回も、リーマン破綻の影響で倒産したり、株価が下落した企業の多くが、
M&Aされるのかも