こんばんは、龍司ですビール


先日、サイバーエージェントの藤田社長

社長室のお引越しをしたそうで。


その目的は・・・


> 目的はアメーバ事業部の近くにいって、この事業にかける

 本気度と緊張感を自ら伝えるため。


とのこと。


 7月3日の藤田社長の記事 参照


なるほど、かなりの意気込みですね(^^


ところで、

「なぜ、藤田社長 が これほどまでにアメーバ事業に力を入れるの?」

と感じた方も多いかもしれません。


その疑問の答えが 日経新聞に載っていましたので紹介します。

(以下、引用)


「アメーバはブログを開設、閲覧できるサービス。

会員数は180万人弱と国内トップクラスだ。

藤田 はこれをヤフー のような広告収入を稼ぎ出すサイトへ

育成することを目指している。


ネット広告市場の拡大を受け、2007年3月中間期の連結売上高は

前年同期比38%増の374億円と好調に伸びた。

だが、

他社サイトの広告枠を仕入れて販売する代理店事業の

利幅は小さい。

ミクシイ株の売却益30億円を計上したため 営業利益は70%増の20億円となったが、

広告など既存事業の利益は2億円強にとどまる。


「自ら広告掲載サイトを持つ企業として成長したい。」

藤田 の胸中には、

代理店事業に依存していては成長戦略は描けない

との思いがある。


もっとも新事業は1-3月期で4億円の赤字と苦戦が続く。

藤田自身大成功か失敗か二つに一つとみる。

藤田 は担当役員を外して陣頭指揮を執ることを決断。

7月初めに社長室も本社から新事業の部隊が入るビルに移し、

真剣さを示した。」


(引用、以上)


◆この方針に関して、

私は「狙いどころは良いかも」と感じました。


なぜかというと・・・


池田 信夫さんの「ウェブは資本主義を超える 」という新刊の文章を
引用させていただくと、、
(以下、引用)

「資本主義社会では、

稀少な物的資源を利用する権利(財産権)に価格がつく。

情報社会では、

膨大な情報の中から稀少な関心を引きつける権利(広告)に価格がつくのである。」

(引用、以上)


今までの資本主義社会とは違い、

これからの情報社会では、モノが豊かで溢れていますので、

モノを持っていること自体では儲けにくい時代となります。


一方、モノや情報が溢れている時代に、

もっとも貴重なものは、消費者の時間であり、消費者の注目を

引きつけること。


この現象に関する詳細は、

2006年5月1日の記事:「Attention分散化の時代 」を参照ください。



アメブロが多くのユーザーに愛用され、盛り上がれば、

そこに多くの消費者の時間が費やされることになり、

多くの注目を集めることができるので、

アメブロの広告媒体としての価値も上がり、収益もUPアップ

するかも?(^^


◆一方、

それを実現するのは かなり難しい、とも感じます。


何しろ、ライバルが多い!


従来のテレビ局は誰にでもできるものではありませんでしたが、

ブログサービス等のインターネットの媒体への参入は比較的容易で、

いろいろな事業者が登場します。


ところが、多くの媒体があっても、

消費者が見ることができるものは限られてます。


多くの事業者と限られた消費者の時間。。。


この現象に関する詳細は、

2005年10月30日の記事:「ユーザーの時間の奪い合いの時代 」を参照ください。



◆ユーザーに愛用され、時間を使っていただくためには、

ある種の「必然性」が必要だと私は思います。


その「必然性」とは・・・


たとえば、世界的に流行っているmyspace であれば、

「アーティストがmyspace限定で情報を発信していること」

だったりします。

「自分が好きなアーティストの情報をチェックするために、

いつもmyspaceをチェックしている」というアメリカ人は多いです。


そして、日本で流行っているmixi であれば、

「仲良しの人が増えて、皆が集まっているから」

ということがmixiを使う「必然性」でもあるでしょう。


そして・・・

アメブロには何かユーザーを引きつける必然性があるのか?

ということを考えてみると。。。


そこそこあるとは思います(笑

私自身、アメブロに移転してきてから3年近く書いてますが、

とても共感できる方も多くて、才能のある方や、

楽しい方も集まっていると感じますし(^^


でも その一方で、

アメブロから離れていってしまった方も多い。。



ということで、

これから 藤田社長 は、

ユーザーが「アメブロでなければいけない何か」を

作っていかなくてはなりません。


いくら社員さんが頑張って営業しても、

ユーザーの関心を集められなければ、

広告主はアメブロに出稿などしないわけですしね。


今後の取り組みに期待したいと思います☆


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