革命歌劇「金剛山の歌」
(1973年)
もし、私が独断と偏見で世界三大革命歌劇を選ぶなら「花を売る乙女」と
「密林よ、語れ」そして
この「金剛山の歌」を挙げたいと思います。
残念ながら「ピパダ」は小説の方が断然面白いです(笑)
映画「金剛山の乙女たち」を元に作られた本作は他の革命歌劇と違い階級闘争を扱わず、社会主義現代朝鮮の現実を歌っています。
日本植民地下で離ればなれになった父と娘が社会主義制度のもと劇的に再開する様子を描いています。
1974年 共和国を訪問した在日朝鮮中央芸術団が、キム主席の命によりこの歌劇の伝習を受け 主席直々に中央芸術団を金剛山歌劇団と改名されたのは有名な逸話です。
主席はこの時、この歌劇を日本で上演すれば大反響を起こすだろうと言いながら、「白鳥の湖」のように何年も何度も上演すべきと仰ったそうです。
残念ながら「金剛山の歌」は日本では1年程しか上演されませんでした。
本国でも金剛山歌劇団に渡した後は
長い間演じられる事がなくなりましたが、最近は上映されているようです。
この歌劇が日本にもたらした影響は大きく(主に在日ですが)
劇中歌「景色も良いけど暮らしも良い」は 長いこと在日の結婚式の定番ソングでした。
また、この歌劇のラストシーンが山田洋次監督「幸せの黄色ハンカチ」のラストの演出に影響を与えたと言われています。
(と、言う話しを聞いたことがあります。真偽のほどは不明•笑)


