管弦楽 アリラン
100年先に残る音楽ー それがクラシックです。
そういう意味で、この曲は朝鮮民族の歴史に残る曲です。
本作品は、かの有名な民謡アリランを楽器を変え、テンポを変え、繰り返す形を取っており 至って単純な曲です。
ブラスバンドをやってる方なら「朝鮮民謡による変奏曲」をご存知でしょうが、面白味でいうなら
変奏曲の方かも知れません
しかしこの曲は単純な中に朝鮮の近代100年を表現しているのです。
某橋下さんの発言などを思いおこしながらこの曲を聴くと、亡国とはこういうものかと、涙が溢れます。
この曲の最大の聴きどころは中間部の「泣き」の演奏です。
木管民族楽器チョッテ(朝鮮の横笛、音色は尺八に似てます)の うら悲しい響きに弦楽器が追い打ちをかけるのです。
朝鮮民族の恨(ハン)をクラシックで表現している訳です。
ニューヨークフィルがピョンヤンで演奏会を開いた時、このアリランを演奏したのですが、残念ながら米国人に恨を表現するのは難しかったようです。
また韓国のオーケストラが演奏した事もありますが、全く楽想を理解できていませんでした(笑)
民族楽器が無かったからかも知れませんが…
you tubeで検索すると出てきます。是非 朝鮮の国立交響楽団の演奏でお聴きください。
