【再掲】日本語で言ってみると、動きがイメージしやすい | アメブロ ピラヨガ道ノート

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うっかり記事削除しちゃったみたいです。再掲します。
 
エクササイズでは、動きながら、そのエクササイズの名前を1〜2回心の中で唱えるといいです。
 
どうしてかと言いますと、ことばは、体の動きを助けるからです✨
ことばの響きがからだの体感を左右するという経験はありますよね。
 
それを思い起こさせるひとつの例ですが、プロレス技の名前が分かりやすいです。
プロレスが好きじゃない人にとっては、ここからつまらない話なのでスルーしてください。
 
 
プロレス技をいくつ挙げられますか? それらの名前は英語(カタカナ)と日本語どちらが多いでしょう?
たぶん、私と同じ  50歳代、阿羅漢の人は、カタカナと日本語半々ですか? 今はカタカナつまり英語が多いです。
 
さて、プロレス技=ことばと、その体感への影響を比較してみましょうよ✨。
 
私個人の感覚かも知れませんが 
プロレス技は、日本語表記のほうが動きの感覚が ビンビンと伝わります。まるで技をかけられたかのように🔥
 
次の名前は、よく知られたプロレス技ですが、日本語で言うと何でしょう。
 
 
 【カタカナ / 英語】→【日本語】
パイルドライバー →脳天杭打ち
 
 


バックドロップ → 岩石落とし

スモールパッケージホールド → 小包固め
ロメロスペシャル → 吊り天井
キャメルクラッチ → ラクダ固め
ボーアンドアロー → 弓矢固め  
カナディアンバックブリーカー → カナダ式背骨折り
アルゼンチンバックブリーカー → アルゼンチン式背骨折り
シュミット流バックブリーカー → シュミット式背骨折り
ボディスラム → 抱え投げ
アトミックドロップ → 尾てい骨割り
ヘッドバッド → 頭突き
 
フィギュア4レッグロック→ 4の字固め
 
これなんかも、僕らの世代では、ザ・デストロイヤーの「四の字固め」が名称として安定していましたものね。デストロイヤーは、我々の時代はジャイアント馬場さんの好敵手ですが、最初は力道山のライバルだったわけですから、随分昔ではあるものの、日本語表記だったなぁというイメージは強いと思いますね。武藤敬司ぐらいから?フィギュア4レッグロックの名称はいつからだったでしょう。武藤敬司がUWFfインターナショナルの高田延彦をギブアップさせた技として(1995年)武藤敬司のイメージも強いです。
 
 

 

 
 どうでしょうか?
日本語のほうが、技が痛そうじゃないですか。
 
 
 
さて、ピラティスに話を戻します。
たとえば、ピラティスエクササイズのスパインツイストの動きは、背骨の動きの中でも、意外と難易度が高いネジリです。キュキュキュと一個一個をねじるのは結構難しいんですね。逆にお客さんが、徐々に上達すると、ここまで背骨が柔軟になったと驚き思うほどですからね!
 
 
椎骨を一個一個捻るために、私なども あれこれ工夫して教えているのですが、なかなか柔らかくキレイなねじりは難しいです。
 
 
 
私は、スパインツイストのエクササイズ名を「背骨ねじり」と、日本語併記で紹介することもあるんです。
 
それは、ねじり(ツイスト)のような細かい感覚を必要とするエクササイズほど、日本語の響きが動きの感覚を呼び起こしやすいからです。
 個人差は当然あって、英語の方が体に響く人もいるでしょう。
 
それでも、併記が効果をもたらすこと(感覚を惹起して、理解力を呼び起こす)にはつながると思います。