そう考えれば、心が少し軽くなる | アメブロ ピラヨガ道ノート

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こんにちは。

 

今日も、すごい暑さでした。🥵

私は、以前より熱中症にかかりやすくなっております。

感染症には強いですが、なぜ熱中症に弱くなったのか、わかりませんが。

 

帽子を着用して、野外はマスクを外します。

 

 

ほんとうに熱中症には気を付けましょうね。

急激に暑くなったせいもあるかもしれません。

 

そして、今日、関東甲信越、梅雨明けとのことですね。

ほんと暑いです!メラメラ

 

 

 

さて。

解剖学者の養老孟子さんのyoutube番組を観ていたら、さすが老人の知恵だなと思った話があります。

 

 

犬が一匹、人間10人の中にいるとして、この犬は、10人を「人間」という風に捉えないんだそうです。

一人ひとり匂いも違うし、大きい人、小さい人、痩せている人、にこにこした人、ピリピリした人・・・個別個別に10人を、違うものとして認識するらしいですね。

 

 

ところが、人間は、犬以外の10人を「ヒト」という概念にまとめる。

 

 

 

 

 

そして、ここから先の話ですが、概念に「まとめる」という人間の習性は、個人のレベルにおいては、「私はこういう人である」という自己同一性を確認するために、昨日の私と今日の私は同じ人間なんだ、と無意識に「自分」という枠に押し込んでいるということです。

 

朝起きたら、昨日の自分と全く同じ自分が今日もいる、と再確認しているそうなのです。

連続性がなくて、日々生まれ変わっていると、人としては不便ですから、これは個人が生活を維持し、集団が社会を維持するのには確かに必要かもしれません。

 

 

 

 

 

ただ、われわれは、あまりにも、今日は昨日の続きと思い過ぎているのではないか、と思います。「自分は今までも、これからもこういうもの」という考えに捕らわれると「いま、ここ」の「自分」が希薄になります。

 

この瞬間の自分というものは、けっこう揺れ動いて、不変ではないですね。でも本当は不変じゃないのが自分なのだと思いますね。

 

 

 

 

そう思うと、確固たる信念や意思が、必ずしもいいわけではなく、心の揺れを容認した方が、かえって、気持ちが安定する気もする。

 

本来の不動心とは「迷い」をも部品としている、という話を聞いたこともあるが、そういうことなのかな。という風にも思う。

 

 

ではでは。

風邪ひかないようにね。

🥵暑いから、帽子をかぶって適度に散歩して、野外で一人の時はマスクを外し、ビタミンD産生!

汗は冷やさず、しっかり拭いて、体温保持。

 

ではでは。

ごきげんよう。

またお会いしましょう。