そったくどうじ | 動きの哲学、日常のヒント

動きの哲学、日常のヒント

ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

ピラティス&健康ストレッチインストラクター、後期アラフィフのようすけです。

先日の金曜日が立春ですね。

 

しかし、ますます寒いです。

朝は氷点下! 昼も8度。

 

 

 

 

昨日などは、横浜では、雪がちらついていました!

 

 

さて、以前ですが、ある人から世の中で絶対なくならない仕事は何か?という問いを出されたことがありました。


何だろう。

生きていく根本の食だから農業?

経済を回す金融機関?

運送業?

医療?自衛隊、消防、警察?

 

 

かもしれない。しかし世の中、全て必要だから成立している仕事だらけです。

結局、絶対なくならない仕事って多いなぁ、と思いましたが、

ある側面から、その人の私への答えは

「教育」

でした。

 

なるほど~👍️

そうだな、どんなことでも、経験者が初心者に教えて、伝承されいきます✨それが文化も経済も作っていきますからね。

 

この世から「教育」は決して消えないでしょう。そしてそのうちの何パーセントかの部分は仕事として行われるし、時代の要請に応じてその内容も、ある意味変化するかもしれないし、多岐にわたる内容になっていくかもしれない、と思います。

 

 

 

自分としても、私もストレッチ健康体操やピラティスを伝える中で、ヒントになる話でありました。

 

そして、伝えるってことは‼️醍醐味があるし、面白い。そして難しい。なかなか伝えようと力んでも、伝わらないことがある。そもそもこちらが関心があるから「大事なポイントだ」と思ったとしても、「そこには関心がない」と思っていたりすると、受け入れ態勢がないから、上手く伝えたとして伝わらない。

 

そんな時、大事なことは

啐啄同時(そったくどうじ)なのかな、

って思います。

ザックリ言えば、学ぼうとする者と指導者の「呼吸」ぴったり合うことです。

それは結構難しいのですよね。特に私は一対多なので。

「啐」は、雛(ひな)がかえろうとする時に、殻の中からツンツン合図で内側から突くらしいんですね。それが「啐(そつ)」。
「啄」は、それに親鳥がピッタリ呼吸を併せ、卵の殻を外から突っついてヒナがかえるのを助けるのが「啄(たく)」。

 

だいたいにおいて、人それぞれの気分や動機で体力づくりや運動をやってますので、教えてもよく習得する機会っていうのは、いつもあるわけじゃないです。

 


 

 

単純化した例で言えば、「痩せたい」と思っている人に腰痛の改善を熱心に伝えても響かないです。しかし、腹筋と背筋に適度な負荷のトレーニングとストレッチを施したら、姿勢が正されて「あれ、痩せて見えるようになった❗️」と、興味が拡がることもあるでしょう。

 

なので、ある意味試行錯誤でも、意外と伝えるってことは面白い❗️のです✨

 

 

 

ではでは。

 

寒いですね、ほんとに。風邪ひかないようにしましょうね。

歯も磨いて。

それでは、また。