4月になりました / 肩の運動の話 | 動きの哲学、日常のヒント

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ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

こんにちは。

ピラティス&ストレッチインストラクターのyou-suke(ようすけ)です。おじさんです。

4月に入りましたが、コロナウイルス感染者の拡大は予断を許さない状況で、われわれは工夫しながら蔓延を防ぐための活動が必要になってきますね。

私の場合は、とりあえず4月の前半はクラスなしです。

 
 
さて。本日は肩の運動の話をひとつ。
 
四十肩五十肩を良くする方法として よく行われる体操としては立位の状態で方をゆっくりと腕を上げ下げをして血流を少しずつ上げていくといった方法が有効とされます。で、これに加えて 私の橋の場合 仰向けでこれ(下記)を行うことがよくあります。
 
         この体勢を ↓
 
         この体勢に持っていきます ↓
 
 
この動きですが、ポイントはゆっくり持っていく。
下の動画、ちょっとだけ動き速すぎるけど、もうちょいゆっくりにする感じです。
(ところで、だらっとした普段着でごめんなさいです)
 
 
となると、腕の重さで、急激にばたんと床に万歳にならないように動きを自ずとコントロールするわけですね。そうすると、こうして腕の重さを制御しながら使って肩の運動を行い、何回かこれを行いながら血流を良くしていく。そういった運動になります。
 
 
この動きのメリットは何か、二つあります。
 
 一つはですね、腕の重さを支えるようにして ゆっくりとコントロールしていく動きなので、無理のない丁寧な動きになっていきます。ゆっくり動くということによって肩を痛めることが少ないという点が第一の利点です。  
 
二つ目はですね、第二の利点としては腕の重さを支える受動的な筋力発揮といった使い方になるので、 抗重力筋とも呼ばれているいわゆるお尻やもも裏やふくらはぎの筋肉と同じように骨格の正しいバランスを保ちながら運動を行っていくということになります。そうした運動を行うために体幹の深層部の筋肉が起動されます。ですから仰向けで腕の重さをゆっくりと支えながらコントロールした動きというのは胴体の奥の方のお腹の深層筋いわゆる腹横筋などの 深層部筋肉を使う運動になってきますですから、体幹部の筋肉もきちんと鍛えられるといったメリットがあります。体幹部の強化はとっても日常生活に活きて来ます。
 
新型肺炎コロナ対策で活動自粛の日々の中、ちょっとした体操もやった方がいいですね。免疫あげて、筋力保ってね、ウィルスの万延を皆で抑えてコントロールして乗り切りたいです。
 
では、では。おじさんでした。