ピラティスおじさんから見た、先伸ばし癖の克服 | 動きの哲学、日常のヒント

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ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

 

おはようございます❗️
ピラティス&ストレッチインストラクターのyou-suke(ようすけ)です。おじさんです。
 

私が思う先伸ばし癖の克服のイメージを書いてみます。自分へのいい聞かせみたいなもんですが。
 
 
ピラティスや筋トレ、ダイエットに限りませんが、やりたいと思いつつも、先延ばしにしていることはありますか❓️
私はいくつかありますね、今も、いつでも。
残念ながら。
 
 
この、先伸ばし癖を克服するにはどうすればいいか。
自分の経験から言うとですね。

あまりドラマチックな経験はないのですが、日常に見られるスポーツ練習における小さな経験からお話しします。
 
 
昔、近所の格闘技ジムに通っていたとき、年齢の近いおじさん仲間と、初心者クラスにいつも出てました。
その時の当面の目標は

「中級クラスに出ること」!
 
小さいことと思われますが、これは小さく見えて、当時大きい課題。 
中級 !中級! ああ中級に出てみたい。
 
いつかは、あの中級の練習生たちに混じって汗を流すぞ、中級に出てみたい❗️
 
 
もう、中年が中級に憧れて、っていう感じなんですけどね。当時我々はもう多数の二十歳前後の若いメンバーから比べると格闘技ジムでは中年でした。

そして、出てみたいのですが、しかし勇気が出ません。
 
だって中級クラスで、スパーリングやってるのは猛者ばかりに見えるし、自分等のようなおじさんが少なく、若い人が多いから。
初級クラスで、やさしいインストラクターに指導してもらいながら、後半で少しスパーリングをやりますが、中級クラスはスパーリング中心です。キツイようです。
いつも廊下から見ていました。
 
「その一歩が踏み出せないね!」と同世代仲間と、廊下から中級クラスを眺めながら言っていたのです。
 
ところが、ある日フト思いたって、その中級クラスの場に出てみれば…
若手に混ざって自分のような中年もなんとかついていけるもんなのですね。実感しました。
初めて、中級クラスに出て、猛者の常連に見えていたメンバーとスパーリングをやってみた。組んだ瞬間「あぁ、ついて行けるぞ」と そう感じました。もちろん多少は手加減してくれているだろうけど、しっかり練習についていけたのです。
 
これは嬉しかった。
やってみるもんなんですよ。
 
「その一足が道となり その一足が道となる。」
 
 
ハッキリと記憶にないのですが、たしか、もう一人のおじさんも、示し合わせた訳でもないのに、ほぼ同じ時期に、中級クラスに出ていた❗️打ち合わせた訳でもないのに、スイングしとるな、とほっこりニヤニヤとしたもんです。
俺たち初心者で体力ピークも越えてる年齢なのに、若者の猛者に対等に挑んでいて、おじさん的には上々だろうよ❗️自分たちは。てな思いでしたよね。
 

ヨガを始めるとか何かを始めるのも一緒ですよね。
家トレーニングであっても、動かし始めがしんどいですよね。みんなだいたいそうなんだから、しょうがないなと思っているのですが。
トレーニングとか始めよう!そう思っているのに、やらない。「明日から」みたいな感じで。
この状況を克服するには、一ミリだけ、動いて見よう。この気持ちで動くことです。
一番メンタルがやられた時は、自分が自分に一ミリでいいんだ。動け❗️ ってなもんでした。
 
 
格闘技やったことは、簡単にしか書いてはございませんが、格闘技は好き。今はやっていませんけど。こんなおじさんですが、ひとつ、よろしくお願いいたします。 ブログでは、ですね、出来ればまめに更新しようかなと最近思います。
たいしたこと書いてません。
 
では!おじさんでした。