緑の日。
なので、緑一色の、昼はパスタとずんだ餅。
ただの自分の話ですが、とっちゃん坊や系であった自分が、ストレッチやピラティスで体を整えるとともに年を取ったら、以前よりもマシに見られるようになりました。
単純に痩せた、というのではなく、逆に当初は痩せすぎだったので、自信回復のためもあり、筋トレで増量を試みたら太ってしまいました。そこから絞るのはあまりうまくいかず、しかも、ベンチプレスで胸の筋肉を鍛えると腰を痛める、という情けない状況が多々発生しました。
ピラティスインストラクター養成クラスへの参加と同時に深層筋訓練のピラティス式トレーニングに「何となく」移行していきました。
ピラティスは、たしかにゆっくり呼吸に合わせ、負荷の低い運動を1時間ほど行っていると、代謝による脂肪燃焼は多少活発になります。しかし、ピラティス単体では微々たるものです。ですから脂肪燃焼で痩せたのではない。
億劫がらず、動くようになったとか、生活に張りとリズムが生じたとか。大胸筋など目立つ筋肉への関心が薄れて、脚の筋肉と背筋系統が少しだけついた。日常の動きに関わる全身の筋肉がバランスよく付いた。若干の反り腰(骨盤前傾)が正され腰のコリが減った。動いている時の柔軟性が増した。首の疲れが減った。も少し上がって、正面を見るようになった。
そういうことだと思います。
男性のお客さんは、平均すると若干名~4割ほどの間ですが、
「ビジュアル的」にカッコよくなる、すっきりすることはよくあることです。
時々言うのですが、「体重」の数値に過剰に一喜一憂するのは良くない、むしろビジュアルに見るほうがいいといいも言います。
姿勢がスッと伸びやかになったり、呼吸も何気なくゆったりしていると、すっきりスマートに見えてくるから不思議です。
自分が出来たのですから、体が硬いのも、後でいくらでも変化しますね。
そう思ってやっているんですよね。
あと、すっきり骨格バランスが良くなり、ありていに言ってカッコよく、見栄えが風貌がよくなる、骨格が違えば、同じ服だって印象違ってきますし。
「10レッスンで見た目がよくなる。」もとい「気分がよくなり、20レッスンで見た目がよくなる。」これは創始者ジョセフ・ピラティスさんの実感。このセリフは、ほとんど的を得ている。そう思うのです。
自分で自分を「ビジュアル的に良くなった」とは恥ずかしくて言えないので、オジサン改造の発展途上にある人間という雰囲気で、同じ目線に立ちながら指導させてもらっています。
基本的に、男性も女性もマイペースだけど気張っていこうと、ときおりオープニングでは話しているのです。
