おはようございます!
ごぶさたです。
しばらくブログ更新をさぼってしまいました。
昔、武術を習っていたころに身に着けた技がコシの粘りのある「歩き方」です。
「フェードインフェードアウト」技法を使います。
この言葉は、古武術家の甲野善紀先生が昔言っています。ぼくもかつて教えを請いました。
(甲野先生、この言葉をお借りします)
「フェードインフェードアウト」これは、多かれ少なかれ、「力の加減の調整」ですから、無意識にやっています。
これを意識的にやることで、腰の動きや膝の状態に「粘り」を与えます。


「そっと走る」。
これは、とても難しいことではないのですが、しかし、訓練するとある程度上達出来ることなんですね。
「そっと走る」あるいは「そっと歩く」ことは、要は「音を立てずに走る」要領です。
つまり、ふんわり着地するのです。
この地面への「ふんわり」した体重のかけ方が、「フェードイン、フェードアウト」の技法になるようです。
すると、よくランニングシューズは、走ることでの膝への衝撃から身を守るように設計されているようですが、
「自然解決力」というか、自然にそなわった野生の力で、クッション性のあるシューズと同じ役割を
「体の使い方」によって実現できるはずなのです。
カラダ自身の動きで、クッションを作り出すのです。それにより、膝もしくは腰の故障を防ぎます。
クッションは装備や物体によってのみ作られるのでなく、人間の動きによっても作ることができます。
その能力が、この場合は「フェードインフェードアウト」技法となります。
このように装備の不足を体の動きの「練度」によって補う。
このことこそ、これからの社会に必要な体の能力ですね。
体の動きを練り上げることで、ケガの予防に結びつかせるのは、考えられる限りにおいて現実的なことです。確実です。
ケガ・病が多くなれば、医療費の社会保障支出も伸び続け、国の財政もますます大変ですから、元気になることは国の財政も救い、まさに自分だけでなく同時にみんなのためになっていくことですね。そう思います。
「元気」になるささやかな動きを研究してみるといいと思います。