こんばんは!
久しぶりの更新です。
さて、昨日まで4日間、九州旅行に行ってまいりました。
生まれて初めての九州ですが、関門海峡の両側の下関と小倉・門司港、そして長崎に行って参りました。
家族で行きましたが、僕が飛行機恐怖症なため、電車で東京から九州まで移動したのですが、意外と快適だということが分かりました。小倉までは5時間強ほどですね。非常に近いです。
そして、今回の発見のひとつは、JR九州の九州電車。
九州内でも、新幹線を使うと値段が高いので、話題の九州新幹線には乗りませんでしたが、
新幹線でなく普通の特急電車でもJR九州さんはすごくいいですよ。
まず、これ。九州電車の座席。この足に注目です。
足を乗せる電車はほかのもありますが、ペダルに足を乗せたうえで、足の先を引っ掛けると、この通りとっても足が楽になるんです。
足が楽だと、背もたれを、たおさなくても大丈夫。背すじ伸ばしたままで、非常に楽ちんです。


それから、長崎から小倉方面に戻って着たときの電車。背もたれが高く、ひとり一人の座席が何となく区切られ、・シートがおしゃれでした。背もたれが長いと、骨盤後傾がさけられ、自然に柔らかに背筋伸びます。腰にいいと思いました。
これは、電車の(^^♪顔。前から撮りました。


はい、それで、これは、長崎に到着した時、みなさん乗客たちが撮影してましたが、車体にこのとおり「福山雅治さん」。福山さんは長崎出身ですので人気あります。

今回、世界遺産に指定された、定番観光スポットになっている有名な旧グラバー住宅も行きましたよ。

福山さん演じた、坂本龍馬の商社、亀山社中。

このあたりは、なぜかネコちゃんが多い。


そして、今回世界遺産に晴れて登録された「軍艦島」こと端島(はしま)・・・混んでましたので、4社ほどのクルーズ会社探して、やっと予約を取れました!
7月の世界遺産登録以降、やはり観光客は増えているようですが、
海がしけている日は中々上陸できないようで、この日はまたとない晴天に恵まれていて、海が穏やかでしたので、とっても運が良かったようです。そうはいっても、船はだいぶ揺れますが。

軍艦島クルーズのガイドの年配の男性がとってもいい解説で。実は、その方のおっしゃるには、この地に観光にクルーズで来られる方々の中(確か、我々の行った時、観光客は総勢200人とぐらいだったような気がします。正確でないですが)には、必ずと言って良いくらい、昭和49年の閉山以前に住んでいらっしゃった方がいるとのこと。その方たちは、他の観光客と同じように、カメラ(スマホ)のシャッターを切るということがない、とのことなんです。
なぜかといえば、ここは自分にとっては生活の場だったから。いまのこの「軍艦島」の姿とはかけ離れた姿が、元住民にとっては思い出の中のこの島であるとのことです。
そう考えると、自分はミーハーですが、その話があったんで、帰りの船の中で上映されていたかつての島の生活が映し出されたビデオに吸い込まれていきました。




関門海峡の両側も生まれて初めて行ったので、山口県側の下関と九州側の門司港がこんなに近いってことに驚きまました。
関門海峡は、上の方から見るとこんな感じ(下関の海峡ゆめタワーよりの眺め)。手前が山口県側で下関。向こう岸が九州で門司港。


九州側の門司港は、レトロな趣のある港町で、国の重要文化財「三井倶楽部」の中に大正時代に来日したアインシュタイン博士が、一週間ほど宿泊したこの三井倶楽部は、たった100円の入場料で、再現されたアインシュタインの滞在した部屋なんかも見れてとてもいいですね。ちなみにこの一階にあるレストランの焼きカレーは美味しいんですが、少なくとも昭和時代ぐらいにはにタイムスリップした感じがする食堂は何ともいえない最高にいい感じですよ。レトロを演出していないのに、その感じです。



門司港から巌流島に出ているクルーズも、帰りは、完全に私たち家族しか乗っていない貸し切り!これは最高ですね。


電車と船の旅もいいですね。意外と飛行機よりもすこしだけ時間かかるだけで、ちょうどのんびりで、なかなかお勧めです。気が向いたら、電車と船の旅っていうのも、日常の疲れをいやすにはほんとにオススメです。