ピラティスの用語で、「スパイナルアーティキュレーション」という言葉があります。
この言葉は、ピラティスのエクササイズにおいて、とても大事になる動きの原理を表しています。
どんな動きかというと、背骨を柔らかく一個ずつ動かす動きです。
これを「スパイナルアーティキュレーション」と呼んでいるんですね。
マットから背骨を一個一個剥がすようにして、上体を持ち上げていく。
そして、逆に下ろしていく際は、背骨を一個一個マットに着けていく感覚で下ろしていきます。
砂の上に体をゆっくりと下し、起き上がった時に砂の上に背骨の後が残るようなイメージです。
背骨を一個一個動かすことによって、体幹の柔軟性が出ます。
体幹部が柔らかいと、動きが楽になります。
そしてケガをしづらくなります。
特に、この頃の寒さで身体が固まりそうですね。
エクササイズで一度背骨を意識して、ほぐしていきたいところです。
寒い中でも体幹部を柔らかく保つことで、身全体が軽くなって活動的になります。