「ひのえうま」のこどもたち | 過去を振り返って現在を知り、未来を思う

過去を振り返って現在を知り、未来を思う

今までの人生、あまり人に興味をもたなかったけど、これからは人と向き合い、楽しんでいこう。
今さらながら人を幸せにしたいと思うようになった平凡なオヤジの日々。
Schaue dankbar zurück und mutig nach vorne.

いよいよ「ひのえうま」の年が近づく。2026年。あと1年半だ。

 

「ひのえうま」のことは、「八百屋お七」の話と一緒に3年ほど前のブログに書いたのだが。

 

 

『丙午(ひのえうま)』というのは、十干の「丙(ひのえ)」と十二支の「午(うま)」の組合せで、60年に一度やってくる。ということで、巷の『丙午生まれ』は、1966年(昭和41年)生まれということになる。

「八百屋お七」が『丙午(ひのえうま)』年の生まれだったということで、江戸時代の「丙午の年には火災が多い」という迷信とともに、「丙午生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という迷信に繋がったという。

ちなみに、日本における1966年の出生数は136万974人で、前年の182万3,697人に比べて25%下がった。「八百屋お七」の力恐るべし。お七さんは、さかのぼる300年前の1366年の生まれである。

 

さて、この6月5日に公表された2023年の出生数は72万7,277人で、前年の77万759人より4万3,482人 (5.6%) 減少したそうな。この調子でいくと、次の「ひのえうま」の出生数は、前回の半分以下になってしまう!

 

ということで、これからが僕の思いついた提案なのだが、60年に一回しかやってこない次の「ひのえうま」の年を、皆が「人生最高のお祭り年」と考えよう!キャンペーンを企画したらどうだろう。

 

前回の「ひのえうま」を「ピンチ」だと思った日本人は、25%も子作りを控えた。世に「ピンチはチャンス!」ともいう。気は心である。今度の「ひのえうま」は、子作り25%アップのめでたい年を目指そうと明るく頑張るのである。

 

1966年ひのえうま生まれの人達は、25%減でも生き延びて還暦を迎えられるならば、次の「ひのえうま」の子を最高に幸せにする後ろ盾になればいい。政府だって、60年に一度のお祭りだと思えば、「ひのえうま」生まれに大いなる得点を与えればいい。

 

幸いにも二度目の「ひのえうま」を経験する僕らのような世代は、子供は難しいけど、孫作りに奔走する。こうして、お祭り騒ぎの「ひのえうま」の年に出生率25%アップが達成できたら、日本の未来は必ず明るいものになるだろう。

 

これから結婚して子供をつくったとしても、まだ十分に間に合う「ひのえうま」のこども。「ひのえうま」キャンペーン企画をみんなでスタートするのは、まさに今である!

 

 「ひのえうま」キョンキョン