少し前のことだけど、サッカーのドイツ代表のユニホームが、「アディダス」から「ナイキ」に切り替わったということが、その筋では結構な話題になったとか。
アディダスは、これまで70年以上、ドイツ代表のパートナーを務めてきたという。やはり、ここでも金には代えられなかったようだ。どこも 「世知辛い世の中」である。
さて、その「アディダス」と「プーマ」は、もともと兄弟が起こした一つの会社が、その後の兄弟の対立で分裂してできたいうことをご存じだろうか。
以下、ウィキペディアによると:
1920年 - ドイツ・ニュルンベルク近郊の「ヘルツォーゲンアウラッハ」で、兄ルドルフ・弟アドルフのダスラー兄弟が靴製造の会社「ダスラー兄弟商会」を設立、主にルドルフが販売、アドルフが生産を担当した。
ちなみに、兄ルドルフは1898年生まれ、弟アドルフは1900年生まれだとか。
1948年 - 兄弟の意見対立により「ダスラー兄弟商会」を解消、弟アドルフは『アディダス社』を設立した。一方、兄ルドルフはアウラハ川の対岸にRUDA社を設立。これが翌年『プーマ社』となった。
川を挟んで両社は地域を含めた競争に発展、親がどちらに勤めているかで入学する小学校が決まり、サッカーの試合ではそれぞれの靴を履いて対戦したという。
さて、わが家の最近の旅行のお土産には、たいていTシャツを買って帰ることにしている。結構長く使えて、旅の思い出が残るし、土産物屋さんで迷いながら選ぶのも楽しいものだ。
去年のGWに北海道の「然別(しかりべつ)」で買った「クーマ」のTシャツ。北海道らしくて女房殿のお気に入りで、しょっちゅう着ているみたいだ。
そして、今年の蔵王で買ったのが、息子のお気に入りの「カジデス」、名前は元の『アディダス』とはかなり違っているが、それなりに雰囲気が出ていて、元気をもらえるそうな。
そんなこんなで、お土産選びも旅の楽しみである。