卒業式に想う | 過去を振り返って現在を知り、未来を思う

過去を振り返って現在を知り、未来を思う

今までの人生、あまり人に興味をもたなかったけど、これからは人と向き合い、楽しんでいこう。
今さらながら人を幸せにしたいと思うようになった平凡なオヤジの日々。
Schaue dankbar zurück und mutig nach vorne.

今日は末っ子の 卒業式。やっと小学校も終わり。


あいにくの天気だったけど、コロナの影響がほとんどない卒業式を迎えられて良かった。


思えば、この子たちの6年間の後半分以上がコロナ騒ぎだった。大変だったけど、長い人生の中、貴重な経験かもしれないなぁ。


ということで、いろいろ考えながら、卒業生達の歌う「旅立ちの日に」をじっくり聴いた。


 

しかし、大半の保護者がスマホを高く掲げて、録画に一生懸命なのには少し辟易。後ろの人の妨げだし、何より今この時を楽しめないだろうに……。


僕にとっては、これが親として最後の小学校卒業式参加になるだろう。でも、もう5回目だから十分かも。


末娘の時から13年ぶり、最初の長女の時からは24年になる。歳をとるはずである。


話は変わるけど、僕らの時代には、卒業式と言えば、「蛍の光」と「仰げば尊し」が定番だったけど、いつから歌われなくなったのだろう。


「蛍の光」は、閉店の時など、今でも時々聞くけど、原曲はスコットランドの民謡だと昔からよく知られている。


ところが、「仰げば尊し」の原曲が、実はアメリカにあったことが分かったのは、2011年の1月のことだという。


2011年1月25日の報道によると、卒業式でよく歌われてきた唱歌「仰げば尊し」の原曲とみられる米国の歌の楽譜を、一橋大名誉教授(英語学・英米民謡、歌謡論)の桜井雅人さん(67)が発見した。研究者の間で長年、作者不詳の謎の曲とされていた。とか。


桜井さんによると、曲名は「SONG FOR THE CLOSE OF SCHOOL」。米国で1871年に出版された音楽教材に楽譜が載っていた。


直訳すると「学校教育の終わりのための歌」で、友人や教室との別れを歌った歌詞という。作詞はT・H・ブロスナン、作曲はH・N・Dと記されていた。

 

 

僕は自分の卒業式で歌った「仰げば尊し」が好きだ。


ちなみに、今日が卒業式だった末っ子は、このアメリカの原曲が見つかったという「2011年1月」に生まれた。