卵のばらがき | 過去を振り返って現在を知り、未来を思う

過去を振り返って現在を知り、未来を思う

今までの人生、あまり人に興味をもたなかったけど、これからは人と向き合い、楽しんでいこう。
今さらながら人を幸せにしたいと思うようになった平凡なオヤジの日々。
Schaue dankbar zurück und mutig nach vorne.

昨日の夕食に女房殿がつくってくれた卵料理を見て、「子供の頃、よく食べてたお袋の『卵のばらがき』に似てるね。」と言ったら、「ばらがき」が何か通じない。
どうも『卵のばらがき』という料理の名前は無いらしい。常套手段のネット検索でも出てこない言葉があるようだ。
「バラガキ」というのが、乱暴者や無鉄砲を意味する言葉だということを新たに知って勉強にはなったが・・・・
後でゆっくり考えると、『卵のばらがき』は一般に言う『炒り卵』のことかもしれない。
バラバラとかき混ぜるから、お袋が勝手に「ばらがき」と呼んでいたのか、僕の田舎で一般的に言われていたのか、今となっては確かめようとも思わないが。
お袋の『卵のばらがき』は、醤油で味付けをしていて、やや茶色っぽい美しくはない出来上がりだったのが思い出される特徴だが、子供の頃は結構好きだった。
子供にとって自分の母親の料理の味は格別なものなんだろう。特に、もう亡くなってて二度と味わえない場合には。
僕の末っ子は、母親の手料理に「美味しい?」って聞かれたら「世界一!」と答える場合もあれば「微妙・・・」と言うこともあり、大胆にも「まずくて食べられない!」と言い放つこともある。
これは世代の違いなのだろうか。