全盲の世界を体験してきました。
結論から言うと、
これは
みんな体験すべきだと思います。
福山雅治さんと大泉洋さん主演のドラマ
「ラストマン-全盲の捜査官-」
が放送されていますね。
このドラマとコラボしている
スペシャルなイベントに参加してきました。
ダイアルログ・イン・ザ・ダークは純度100％の暗闇の中、普段から目を使わない視覚障碍者のアテンドと対話しながら、視覚以外の感覚を使って様々な体験を楽しむ"ソーシャルエンターテイメントです。
私の家族3人と、
他のご家族3名と、6名でグループになりました。
アテンドしてくれたメイちゃんは、
視覚障碍者です。
グループのメンバーそれぞれに、
視覚障碍の方が持つステッキが渡され、
説明を受けます。
一切光のない、
真っ暗な部屋へ入っていきます。
純度100%の暗闇は、
目を瞑った世界とは
全くの別物です。
真っ暗なお部屋は、
ドラマ、ラストマンの福山雅治さん演じる
皆実広見捜査官が暮らしているホテルの一室の設定になっています。
とにかく何にも見えない。
視覚以外の感覚器フル活用。
それぞれどの感覚器を頼るのかは
みなさんバラバラです。
私は聴覚と触覚に
かなり頼りました。
バスケットに入っているフルーツを
手で触るばかりで、
香りを嗅ぐ、と言う行為を私は忘れていました。
手の感触で探る時の注意点があります。
手は指先を怪我する事を防ぐ為、
手の甲で触って
確認するのだそうです。
私は右手でステッキを持ち、
左手は壁を触っていました。
目が見えないと、
壁を触っている安心感が
もの凄いんです。
逆に、
壁から手を離して歩く事に
物凄く不安がありました。
地面の状態も足裏で探りました。
硬いところはフローリング？
ここからふわっと柔らかくなったのは絨毯かな？
といった具合。
「ここにソファーがあるよ！」
「なんか暖かい。暖炉かな？」
と、
皆で声を掛け合い情報を共有します。
暗闇の中でデーブルと椅子に辿り着き、
皆無事着席。
メイちゃんは、
皆に飲み物を渡してくれました。
真っ暗闇で、飲み物を飲む。
いや、それ以前に、
こんな真っ暗な世界が当たり前で、
当たり前の様に飲み物を注ぎ、
みんなに配ってくれたメイちゃんは、
これが日常なのだ…と感じました。
なんやかんなと無事出口へ。
暗闇の中に30分程いた為、
うっすらな灯りから徐々に目を慣らして行き、
外に出て体験は終了です。
普段自分がいかに視覚に
頼り切っているかを痛感。
道端のコンクリートの出っ張りが
命取りだ…と痛感。
色々と考えさせられた体験でした。
目を瞑った世界とは別物。
これはみんな体験すべきだと感じました。
企業研修で導入されています。
私の旦那さんは、
会社の研修で体験し、
私と息子も体験すべき！と、
このイベントに参加しました。
是非あなたも一度体感してみてください！
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