こんにちは。
近江八幡市のピラティススタジオ
『Pilates Studio S』の木瀬由子です。
先日、何十年か振りにお好み焼きを焼きました。
そこで思ったのは、お好み焼きはお好み焼き粉で袋に書いてあるレシピ通りに作るのが一番美味しいってこと。初心者は余計なことをしないに限る…と実感しました。
さて、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ピラティスに期待すること
「自分で自分のケアをできるようになりたい」
体験レッスンにお越しくださるお客様に「ピラティスに期待すること。ピラティスをして「こうなりたい」などの希望はありますか?」ということをお伺いするのですが、最近このような応えをいただくことが多くなりました。
そして、年齢問わず「自分の姿勢や呼吸を知りたい」「将来のために身体を動かしたい」という言葉も多く聞くようになりました。
私がピラティスのレッスンを始めた頃、『ピラティス=体幹トレーニング』のイメージが強く、「ピラティスで体幹を鍛えたい」「身体を引き締めたい」とおっしゃる方が多くいらっしゃいました。
また、ピラティスはジョセフ・ピラティス氏が負傷兵のためにベッドで寝た状態でもできるリハビリとして考案されたこともあり、腰痛など痛みの改善のためにピラティスを選ばれる方も多くいらっしゃいます。
ピラティスというエクササイズの認知が広がるにつれ、ピラティスに期待することのバリエーションも増え、見た目の美しさや痛みの改善だけでなく、「自分で自分の身体のケアができるようなって、快適に過ごしたい」と思われる方が増えてきたのかなぁと思ったりしています。
ピラティスで身体のケアを
私がピラティスに出会ってラッキーだと思うことは「自分で自分の身体をケアできるようになった」こと。
ピラティスを勉強しはじめた20代後半の私の身体は、筋肉はカチコチ、常に疲労を感じているのが当たり前の状態。体力と気力で身体を動かし、ストレッチをしてもカチコチの筋肉、疲労がなくなることはありませんでした。(単純にオーバーワークしていたという理由もありますが。笑)
そこでピラティスに出会い、エクササイズの回数を重ねるに連れて筋肉がしなやかになり、動きやすさを感じるようになりました。ある日、エアロビクスのレッスンをしていて「えっ!身体ってこんなに軽く動かせるものだったっけ?」と驚いたことを覚えています。
その時から15年。
ピラティスを学び、PRI®︎という難解で面白いアプローチ方法を学び、より自分の身体を知ることができた今、その日の体調や「こうなりたい」と思う自分の身体に合わせて、その日その日で身体を動かしています。
慣れないパソコン仕事をした後の肩周りの硬さ、身体のクセによる違和感も、だったらこんなふうに身体を動かすとラクになれるだろうって自然とエクササイズが浮かんでくる。
それは、呼吸のエクササイズのときもあれば、背骨を動かすとき、足裏の感覚を確かにするときなど、そのときの身体が何を要求しているかを感じ取り動くというのが私のケアの仕方。(まだまだ試行錯誤の段階ですが。)
その時に大事にしていることは、“身体の隅々まで意識を向けること”です。
動きがある部位だけでなく、それ以外の部位にまで意識を向けることで、身体のどこに緊張があるのか、どう動こうとしているのか、得意なこと、苦手なこと…さまざまな発見ができます。
仰向けに寝て呼吸を観察する。身体に緊張や硬さを感じる部分はないか探ってみる。背中を丸めたり伸ばしたり…どちらのほうが心地よく感じるかを試してみる。こんな些細な動きでも体はたくさんの情報を与えてくれます。
そんなふうにして自分の身体のクセや特徴をつかむことができれば、おのずと自分にとって必要な動きがわかってくるんじゃないかと思います。なにせベテランのお客様は、自分で身体を分析されるくらいになっていますから。(私の出番なしです。笑)
“感じる力”を大切にしたいと思うので、ピラティスのセッションではご自身で身体を感じてもらうこと、そして身体への気づきの機会を多く提供したいと思っています。
この機会が増えれば増えるほど、自分の身体を知るキッカケになり、「じゃあ、どうしたらいいだろう?」と想像するキッカケになると思います。
自分の身体を感じること、気づきが「自分で自分のケアをできるようになる」ことのスタートになると思うのです。
自分でケアができれば、優秀なトレーナーさんを雇ったのと同じくらい最強になれると思っています。
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