私のピラティスクラスを受講してくれていた生徒さんが、只今ピラティスインストラクターの資格を取得すべく勉強中です。
先日練習台(ボディ)になってきました。
私が最初に資格を取得した、マットのグループレッスンを念頭に置いた緩い団体とは違って、彼女が勉強しているマシンパーソナルが主体の団体では、クライアントの姿勢分析の仕方もみっちりとカリキュラムに組み込まれています。
久々にすみずみまで姿勢分析をしてもらったのですが…
私、思ったよりも骨盤が前傾していました!!
どうりでバレエの先生に「腰のあたりをもっと長く」とお直しされるわけです。
また、これはわかってはいたのですが、どうも膝が過伸展気味なようです。
デスクワークの時間が長いとお腹の力が抜けて骨盤は後傾しがちです。
するとハムストリングは短くなり、膝が曲がりがち。
過去の私はまさにこれで、猫背で骨盤後傾、膝は過伸展どころか伸ばそうと思っても伸びない感じでした。
ハムストリングもものすごく硬かったので、前屈しても指先と床ははるか遠く…泣
お腹の力が抜けた状態で座って猫背なのはデスクワーカー時代に始まったことではなく子どもの頃からなので、私の姿勢の悪さ、体の硬さは筋金入りです笑
そんな私も、20代後半で始めたバレエで若干姿勢がよくなり、途中出産、子育てでぼろぼろになりながらも、40近くなって学び始めたピラティスなどのボディワークのおかげで徐々に体が本来の姿を取り戻してきたようです。
硬いところが少しづつ緩んで動き始めたら、実は骨盤は前傾だし、硬いから気づかなかったけれど、膝を押し込む使い方をしていて過伸展しがちだったのですね…
骨盤前傾は、もしかしたら趣味のバレエでいわゆる「引き上げ」をしようとして失敗している可能性もあるので要注意だなと思いました。
そこで今まで以上に注意深く骨盤を後傾させるエクササイズをしてみたところ、新たな発見が色々と!!
「自分の体はこう!」と思っていることも、トレーニングを続けていると少しづつ変わっていっているかもしれません。
生まれつき、と思っていたことも後天的な要素が大きいかも?!
たまには第三者にじっくりと見てもらうと発見がたくさんありますね♡
しかも今回私の場合は自分の元から巣立った生徒さんに見てもらえて、指導者としてこんなに光栄なことはありません