クライアントのEさんは、
原因不明の、というか
「整形外科医では、判別出来ないタイプの」側弯があります。
側弯とはザックリいうと、
正面向きに立った時、背骨が左右どちらかに彎曲している、
または左右両方に彎曲している状態。
それに痛みがある人もいれば、見た目だけが悪い人もいる。
先天的なものもあれば、後天的なものもあります。
そして、Eさん。
あきらかに、背骨が大きく曲がり、かつ腰部と腹部に痛みがある。
Eさんに、仙骨の運動をしてもらう。
以前は、骨盤の前後傾だけでも「出来ない、痛い」という感じでしたが、
地道なレッスンで、「出来る、わかる、動かしても痛みは出ない」ところまできてます。
しかし、仙骨運動はまたまたレベルが難しい!
他のクライアントの方々でも「うえっ、難しい…、出来ないわ、えええ~」などとなるのです。
動きにくく、制限のあるEさんにやれるか…
「おおっ、それそれ!やれますね、むずかしいけど、やれそうですね」
Eさんは、とても面白い方。
いつも、痛い痛い、というのに、
ちょっと出来てきて余裕が出来てくると
「ウチの娘がね、ウエストがとても細いの。それって腰痛になりやすかったりするのかしら??」
「Eさん、いま、Eさんのレッスン中ですよ お嬢さんの相談を始めるんですかwwww」
お嬢さんも、自分のようになったら困ると思って、
質問しちゃうんですよね。
その気持ちわかりますww
でもさすがにお嬢さんとはお会いしたこともありませんので
「別料金になりますが、いかがさないますぅ~???」(笑)となります。
すぐに、レッスンに戻ります
その仙骨運動を、Eさん用にアレンジして
いつでもちょこちょことやれるよう説明し、
この日は終了。
ここから変化の糸口が追加されることを祈って。