鉄道の種別で区間急行。

関東地方でも2024年現在採用されている会社もあるようです。(東武伊勢崎線)

関西では阪急を除く主要4社+泉北高速鉄道で存在します。

京阪では準急との順位が逆で(守口市)←淀屋橋および中之島行きの通勤準急は通過、西三荘、門真市、古川橋、および大和田は通過します。

南海と泉北高速は準急が青区間急行が緑と色は京阪と同じですが、順位は準急区間急行  

阪神では、平日通勤時間帯に運転されており、急行との差異は(神戸三宮・甲子園から見て)鳴尾・武庫川女子大前、千船および福島に停車します。ただし、区間特急が停車する深江、打出および香櫨園は通過します。

(阪神はかつて福島駅は急行は停車、区間急行は通過という時代があった)

近鉄では2024年現在南大阪線で存在し、急行との差異は(大阪阿部野橋から見て)、浮孔・坊城・および橿原神宮西口の3駅に停車します。

近鉄では・・・厳密に区間急行ではないものの、京都線では京都発近鉄宮津行きの急行、大阪線では朝の時間に(青山町、名張、大和朝倉発の)五位堂行きの普通が五位堂で種別を急行に変更で大阪上本町行きの変わるのも区間急行に近いものでしょう。種別が変わるのは名鉄みたいですが・・・

山田線で宮町に停車程度では区間急行とは言いがたく、奈良線で平日1本だけ菖蒲池に停車する快速急行は言うならば「通学快速急行」みたいなもの。

 

さて本題。近鉄大阪線にもかつて「区間急行」があったのを存知でしょうか?

 

Wikipediaより

 

区間急行(初代)

1961年9月21日ダイヤ変更で、通勤急行と準急の中間の性格を持つ種別として、通勤時間帯の上本町駅 - 名張駅間に区間急行が設定された。停車駅は鶴橋駅・布施駅・近畿日本八尾駅・河内山本駅・高安駅・河内国分駅・近畿日本下田駅・大和高田駅・大和八木駅・桜井駅・長谷寺駅・榛原駅・室生口大野駅・赤目口駅であった。

区間急行(2代)

前述の「通勤急行」を日中にも毎時1本運行するにあたり、1964年10月1日変更で改称のうえ、桔梗が丘駅(同日開業)と美旗駅を停車駅に追加して設定された。その後、以下のように変遷した。

  • 1970年3月21日:室生口大野駅・赤目口駅・青山町駅を停車駅に追加するとともに、運転区間を上本町駅 - 青山町駅間とする。ただし日中の上本町発は名張駅までに短縮する。上本町駅 - 松阪駅間の区間急行については、美旗駅通過のうえ、急行に変更。
  • 1976年3月18日:上本町駅 - 松阪駅間の急行が再び区間急行に変更され、運転区間を上本町駅 - 松阪駅間(平日の朝1本のみ名張駅発宇治山田駅行を運行とする青山町駅 - 榊原温泉口駅間の各駅に停車し、既に各駅停車である区間と合わせて赤目口駅 - 榊原温泉口駅間各駅停車となる。
 
(1978年3月まで存在していた)
 
この時まで(正式名称の近鉄、河内、大和等は原則省略)大阪線内の急行、区間急行の停車駅
上本町、鶴橋、高田、八木、桜井、榛原、室生口大野赤目口、名張、桔梗が丘、美旗、伊賀神戸、青山町、上津、西青山、東青山、榊原温泉口、中川
黄色 は区間急行のみ停車。1976年までは急行は青山町、上津、西青山および東青山は区間急行停車でも急行は通過。
 
 
さて、停車駅だけ言っても面白くないが車内設備など・・・
 
さて近鉄は2024年のダイヤ改正前に、設備として特急でも喫煙コーナーを廃止するという事を決めた。
 
yahooの記事であった事ですが、大昔は近鉄は特急はおろか急行でも喫煙できたという記事もあった。かろうじで私生まれていますね。しかし、区間急行は禁煙だったみたいだ。

 

ここで、近鉄大阪線(1976~1978)

急行と区間急行は室生口大野、赤目口、美旗の3駅の違い。

(ある返信者)
大昔、昭和40年代半ばまでくらいでしたか。 
「区間急行」は急行ではないし、禁煙だったような記憶。車両も主に通勤型車両でしたし。  
「急行」は宇治山田や名古屋行きの長距離で、主として2200系が使われていましたから「汽車」の風情がありました。
 
(別の返信者)

急行を除くの禁煙表示があったのは約45年前(1979年ごろ)の話ですね。(書いた人)が高校に入学した頃の話です。卒業の頃には特急以外は禁煙になっていたように記憶しています。