ズッコケ三人組の作者那須さんの
電子記念室が公開されたという事です。
準備に関わられたはら まさかずさんが
facebook.で知らせてくださいました。
那須正幹電子記念室
一般社団法人日本児童文学者協会㏋内
・・・→
早速サイトをのぞかせて頂くと、
トップページには
那須さんの本当に素敵な笑顔が!
そして那須さんのご経歴や、作品の数々、
特にズッコケ三人組については
ポプラ社から出版された経緯や
その後のエピソードなども
詳しくご紹介されていました。
ズッコケと言えば、
次々と刊行されるシリーズを
むさぼるように読んで来た記憶があります。
わたしの中にズッコケの町があって、
シリーズの続編が出るたびに
その町が動き出すのでした。
これは勿論大人のわたしの事ですよ~。笑
大人のわたしですらこうなんですからね。
当時リアルタイムで新刊を読んだ子ども読者の
ワクワク感はどんなだったでしょう
こんなふうにズッコケ世界にすっぽりハマった
わたしですが、
被爆者であった那須さんが、
作品のそこここに埋め込まれた思いを
本当の意味で受け取ることが出来たのは、
実は、
絵で読む広島の原爆を手にした時でした。
ようやく・・・ですよね。
でも気が付くことが出来て良かったです。
HIROSHIMA
那須 正幹 文 西村 繁男 絵
ジョアンナ・キング 田中 利幸 訳
福音館 本体¥2,600.
※ 日本語版もあります
当店で小学生におすすめして好評の読み物に
大あばれ山賊小太郎という
那須さんの作品があります。
戦国時代に戦で親を殺された子もたちが
山賊となって一緒に暮らし、力を蓄えて、
やがて平和のために立ち上がるという、
2巻3巻と続く頼もしい作品です。
大あばれ 山賊小太郎
那須正幹 文 小松良佳 絵
偕成社 本体1,400.
山賊小太郎を読み継ぐことで、
那須さんの思いに少しでも近づけたら・・・
と思っています。
那須正幹電子記念室、ぜひご訪問ください。
応援よろしく!
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