春休みということでか、
今日はお子様連れの多い一日でした。
親子連れ２組というひと時があったのですが、
総勢7～８人。
本を探す子はもちろんの事、
泣く子、走る子、遊びたい子と、
何しろ狭い店内ですから、なかなか賑やかです。
お相手をしていても、
誰がどのお母さんのお子さんやら、
そのうち、よく分からなくなって来ます。笑
そんな時、女の子がひとり入ってきました。
当店は基本、
小学生は保護者同伴をお願いしています。
しかも今、店内はこんな状態。
で、一人で来たの？おかあさんは？と
聞いてみたところ、
ご自宅はこのマンションの上の階とのこと。
４月から小学二年生で、
見れば、しっかりとお財布を握っています。
そっか、ご近所さんなら大丈夫かな。
じゃあお手伝いするから、どうぞ！と、
お買い物してもらうことにしました。
暫くして、女の子が選んだのは、
絵本キャラクターのタオルハンカチ。
自分で使う？プレゼント？
と聞くと、
お母さんにあげるの
だそうです。
お母さん、お誕生日なの？
と聞いてみたのですが、
ううん。
え、それじゃ何だろう、
何であげるんだろう。
母の日にはまだはやいしな・・・。
ラッピングしますからね！
と包装をしている間に、
ねえ、どうしてプレゼントするの？
とこっそり聞いたら、
おかあさん、いつも 優しいから。
～・・・
その言葉を聞いて、
本当に嬉しい気持ちになりました。
この女の子のお母さん、
ほんと～に、いいお母さんなんですよ。
だから、ほら、
こんな素敵な子が育つんですよ！
ハンカチをプレゼントされたお母さん、
どんなに嬉しかったことでしょうね。
長年お店をやっていますが、
小さい女の子からお母さんへの
こういう理由でのプレゼント、
はじめて見せてもらいました。
幸せのお裾分けをいただいた出来事でした。
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