『シュミンケのマスキングインクを水筆に入れると固まらずに描ける』
嘘か真か、そんな情報がネットで探すと出てくる。
マスキングインクは筆につけてマスキングしたい部分に塗っていくのですが、
乾くと筆もボソボソになってしまい、
専用の筆洗液につけても一回では取れないこともある。
筆の毛抜けもすごい…故に筆が死ぬ(汗)
それが水筆に入れると固まらずに描けるというのだ。
水筆とは軸の部分に水が入れられて、
押すと筆先から水がにじみ出てくるアレ。
さて問題、どうやって入れようか(汗)
とりあえず水を入れる軸の部分を押しながら逆さまにして、
直接マスキングインクの瓶からスポイトのように吸い上げると、
ちょっと入った(汗)
が、量が少ないのか軸を押してもインクがなかなか出てこない。
じわーっと滲み出てくるけど、インクに粘度があるため水のようには出てこない。
うっすーーら滲んだぐらいの量だと、
水彩紙のような凸凹した紙にのせるには少ない。
水でうすめても使えるよー、なんて話も聞くので薄めてみました。
文字と、背景の植物みたいなやつと、マスキングインクの瓶の文字にマスキング。
瓶の文字は描けてるのかも分からないぐらい…
ちなみに紙はホルベインのホワイトアイビス。
しっかりめの水彩紙です。
果たして効果は薄まってないのか。
ちゃんとマスキングインクの役割してる！
瓶の文字も結構細かくマスキングされてる。
ドボッっと筆先に出てくることがあるけど、
ティッシュや試し書きの紙に逃しながら描けば問題なし。
しかし早めに剥がさないと剥がれにくいのは、
普通の状態でも同じ注意点ですね。
1日ぐらいは平気そうですが。
そして水筆の軸の中はというと……
固まっていない！
筆先もフタのおかげか、固まっていない！
使ってから数日経ちますが、
全然固まってない。
不思議………
そしてナイロンの筆先が弾力あって、
細かいところも塗りやすい。
あとはどうやって軸に入れるか問題ですね。
スポイトとかでいけるのだろうか。
あとホルベインのマスキングインクじゃ無理なのだろうか。
気になるお年頃。
