Love for the future(19) | My sweet home ~恋のカタチ。

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せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

・・・15点って!


おれの高校ん時の英語のテストレベルじゃねーかよ!!



その彼女のまったく配慮を欠いた発言は拓馬少年を深く深く傷つけた。



あの女のせいで、そのあとつきあった子とそういうことに至っても


何となく没頭できずに


『結果』ばっか気になっちゃって。




詩織を抱きながらも


その『いまわしい過去』を思い出してしまった。




「あっ・・・・」



身をよじって声を出す彼女にふっと我に返った。



おれのバカ!


集中しろっ!



詩織から潤んだ瞳で見つめられて



「・・・ずっと・・・。 側にいてください・・・。」



こんなことまで言われて。



「・・うん、」


もっともっと気の利いたことを言いたかったのに。


もう彼女を抱いているというこの事実に我を失いそうになるほど舞い上がっていた。



初めての痛みに歯を食いしばるように堪える彼女に


「・・だいじょうぶ?」


心配になって声をかけてしまった。


「・・だいじょうぶです・・・。 もう、どうなってもいい・・」



初めてのはずなのに


彼女はどうしてこうも男心をくすぐる言葉を知っているのか。



その唇を塞ぐように狂おしいほどのキスをした。





もう。


おれのがどーかなっちゃいそう・・・・




拓馬は信じられないほどの快感に、終わったあとは情けないけれどぐったりとして動けなくなってしまった。



「・・しーちゃん・・」


彼女の頭を抱えるようにくぐもった声で呼びかけた。



「・・ずうっと一緒にいよう。  ・・おれと。 結婚しよう。」



「拓馬さん・・」


再び彼女をしっかりと抱きしめた。



「絶対に・・離れられないよ。 もう・・・」



こうして彼女を抱いてしまったら


どんな困難があったって絶対に諦めることなんかできないと思った。



出会ってからまだ5ヶ月しか経っていないなんて信じられない。


ずっとずっと昔からこうして彼女といたんじゃないかとの錯覚にとらわれる。


そしてこのあとも彼女のいない人生なんか


考えられないと思う。



「・・しーちゃんと結婚したい、」



拓馬はしっかりとその言葉を口にした。




詩織と結ばれてしまった今、拓馬はさらに彼女にのめりこんで・・・・




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