私の産土の神さま その2 | ポポ山に祈りを込めて

ポポ山に祈りを込めて

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しばしの休憩を。

前回のつづきです。

産土神社についてです。


私は神奈川で生まれたので(6歳までなので詳しい住所の番地は不明で・・)

神奈川県の神社庁に電話しました。


「◯◯市立病院で生まれたのですが・・・・」


神社庁さん

「生まれた場所は関係ないです。そのときにご両親が住んでいた場所です」

と言われたので、


「地名は深見で、自宅は◯◯小学校のすぐ裏でした」と言ったら、


「深見神社ですね」と教えてくれました。


お礼を言って電話を切ったのですが、

またもや疑り深い私は地図を見直して、もう一度神社庁に電話をした。


「家の近くに八坂神社や諏訪神社と八雲神社があるんですけど、深見神社ですか?」


神社庁さんは

「関係ないです。深見神社ですよ。」と。



深見神社 

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深見神社の御祭神は武甕槌神(タケミカツチノカミ)

合祀は建御名方神

建御名方神は諏訪の大神です。


深見神社は茨城の鹿島神宮とご縁があり、昔は鹿島社と呼ばれていたそうです。


武甕槌神。。


そうとは知らずに、私は鹿島神宮の武甕槌神のお守りを毎年買っていて、

いつもお財布に入れて持ち歩いていましたニコニコ

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 「地震雷火事親父」って言葉があるでしょ。
これは突如としてやってくる自然災害に警戒せよという意味もあるそうです。

ところで深見神社の創建当時は、闇龗神(くらおかみ)が主祭神だったそうです。

神社に記載されている祭神が実際は違う神さまだったということも少なくないのかも。


元旦だったので深見神社は物凄い人で、

神社をぐるっと囲んでもまだ行列は続いていたので、

時間がなくて本殿の参拝は諦めました。

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巫女さんからお屠蘇を頂きました照れ

飲みながらふと横を見たら摂社があったので写真を撮ってみました。

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なにかエネルギー体?が紫の布から左の扉や壁まで無数に写っていた。

(左から僅かに入る太陽の光で多少、虹色を帯びているのですが)

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産土神の元へ帰るそのときまで、

私たちは神々に代わってこの地球の進化を助ける役目があります。

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さきほどの画像を見て不思議に思ったのですが、

この摂社は靖國社で、

戦争で亡くなった航空隊の兵士を祀っている社です。


調べてみたら、

この靖國社は、戦争中は厚木空神社という名前で、

現在の海上自衛隊、厚木航空基地の敷地内に、

もう一つ別の社と2つ並んで建っていたそうです。


そのもう一つの社殿には天照大神が祀られていました。


ところが戦争に負けて、

米軍が社殿を破壊することを恐れた若い将校が、

馬力車とリヤカーで必死に社殿を外へ運び出しました。


靖國社は深見神社の境内へ、

もう一つは深見神社から5分ほど歩いた場所に置いたそうです。


天照大神の社殿は後に大宰府から天満宮を勧請し、

今は大和天満宮という名前に変わりました。


本来なら靖國社と大和天満宮は、

今も厚木基地で2つ並んで建っていたのかもしれません。。


こうやって神社の歴史を探るのも勉強になります。

私のように故郷がいくつもあるというのも、

住まいを転々としていた子ども時代は嫌だったけれど、


今となれば思い出の地に行く楽しみが出来て、

良いことも悪いことも、

それをどう捉えるかは、自分の気持ち次第なんだなぁとつくづく思います。



最後に、いつまでも平和な世でありますようにと祈りました。

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