行く前に読むといいかもしれない本
今回は、アイルランドへも持って行き、ロンドンの日本書店でも買って読んだ本を紹介します。
それは「ローマ人の物語」です。

ローマ人の物語 塩野七生 新潮文庫
この本は以前出版されたものの文庫版なのですが、
ローマ建国からのローマ帝国の歴史を、読みやすく、プロセスを追って、
著者の言葉を借りると、”無常であることを宿命づけられた人間の所行を追っていく”ことで記述した本です。
こう書くと難しく聞こえますが、
欧米の学校では、授業で詳しく習うようなローマ帝国のエピソードを、登場人物に感情移入しながら楽しんで追っていける本であると思います。
日本で言うなら源頼朝とか、中国だと三国志とかに該当するような感じではないかなと思います。
この本を読んだのは、ケルト民族がなぜアイルランドにしか残っていないのかを知りたかったためで、
それには、どうやら、ユリウス・カエサルから読まないといけないことが分かったからなのです。
それで、同僚が偶然、この本を読んでいたのを見掛け、渡航前に借りて読み始めました。
さらに活字が恋しくなり、ロンドンの日本書店でも買って補充したほどです(かなり高かったのですが)。
そのときはユリウス・カエサルの部分のみを借りたのですが、今になって1巻から読み直しています。
ロンドンでフランス人の友人に会った際に、何読んでるの?と聞かれて、ローマの歴史って答えたのですが、
その友人も大まかな流れはしっかりと把握していたので驚きました。
結構、常識なのかもしれないと思いました。
(世界史は大嫌いだったので、その不勉強のせいかもしれません)
という訳で、ヨーロッパで話す話題の一つにはなるのかもしれないと思いました。
おすすめは、やっぱり文庫8巻以降の”ユリウス・カエサル”ですね。
それは「ローマ人の物語」です。

ローマ人の物語 塩野七生 新潮文庫
この本は以前出版されたものの文庫版なのですが、
ローマ建国からのローマ帝国の歴史を、読みやすく、プロセスを追って、
著者の言葉を借りると、”無常であることを宿命づけられた人間の所行を追っていく”ことで記述した本です。
こう書くと難しく聞こえますが、
欧米の学校では、授業で詳しく習うようなローマ帝国のエピソードを、登場人物に感情移入しながら楽しんで追っていける本であると思います。
日本で言うなら源頼朝とか、中国だと三国志とかに該当するような感じではないかなと思います。
この本を読んだのは、ケルト民族がなぜアイルランドにしか残っていないのかを知りたかったためで、
それには、どうやら、ユリウス・カエサルから読まないといけないことが分かったからなのです。
それで、同僚が偶然、この本を読んでいたのを見掛け、渡航前に借りて読み始めました。
さらに活字が恋しくなり、ロンドンの日本書店でも買って補充したほどです(かなり高かったのですが)。
そのときはユリウス・カエサルの部分のみを借りたのですが、今になって1巻から読み直しています。
ロンドンでフランス人の友人に会った際に、何読んでるの?と聞かれて、ローマの歴史って答えたのですが、
その友人も大まかな流れはしっかりと把握していたので驚きました。
結構、常識なのかもしれないと思いました。
(世界史は大嫌いだったので、その不勉強のせいかもしれません)
という訳で、ヨーロッパで話す話題の一つにはなるのかもしれないと思いました。
おすすめは、やっぱり文庫8巻以降の”ユリウス・カエサル”ですね。
鰻(うなぎ)と日本人
ヨーロッパにも鰻(うなぎ)がいます。
今回は、欧州の鰻について少し書きたいと思います。
欧州では、鰻はもちろん蒲焼きなどにはされず、主に燻してスモークイールとして食されているようです。
また、英国の一部では寒天を使った鰻のゼリー包みとでも言うような伝統料理があるそうです。
鰻はアイルランドではあまり好まれてはおらず、オランダなどから業者が購入に訪れているのだそうです。
異国にあって、自身が日本人であると思わされることがしばしばあります。
ウナギを漁師さんからもらったことがあり、持って帰るのに、ウナギを真二つに切った時に、
それまでは、生き物として認識していたものが、途端に切り身に見えてきて、美味しそうに思えるのです。
思わず笑ってしまいました。
この様なことは、日本でも起こり得ることではありますが、
刺身や切り身を長く見ていない異国ならではの体験ではないかと思います。
今回は、欧州の鰻について少し書きたいと思います。
欧州では、鰻はもちろん蒲焼きなどにはされず、主に燻してスモークイールとして食されているようです。
また、英国の一部では寒天を使った鰻のゼリー包みとでも言うような伝統料理があるそうです。
鰻はアイルランドではあまり好まれてはおらず、オランダなどから業者が購入に訪れているのだそうです。
異国にあって、自身が日本人であると思わされることがしばしばあります。
ウナギを漁師さんからもらったことがあり、持って帰るのに、ウナギを真二つに切った時に、
それまでは、生き物として認識していたものが、途端に切り身に見えてきて、美味しそうに思えるのです。
思わず笑ってしまいました。
この様なことは、日本でも起こり得ることではありますが、
刺身や切り身を長く見ていない異国ならではの体験ではないかと思います。
治安と宗教とサッカー
今回は、サッカーと宗教の話です。
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アイルランドは、欧州の一部となった今でも、非常に治安の良い国で、
私が滞在した地方都市は例に漏れず、首都であるダブリンにおいても不安を感じることはない。
また、寒冷な気候故か都会には珍しくない浮浪者を見ることもなかった。
深夜に路上に寝転んでも、列車の座席に鞄を置き去りにしても、特に問題はないのである、
(あまりおすすめはしません)。
勿論、彼の有名なパブの国であるから泥酔者は珍しくない。
隣国のスコットランドの大都市であるグラスゴーでは、浮浪者のみならず十六歳の幼さも残る金髪の少女二人に煙草をねだられる始末で(無論拒否したが)、
その規模に見合う退廃さを見せたのに対し、その様な事のないアイルランドの治安の良さが際立ってみえる。
グラスゴーでは非常に高級感溢れる料理店や旅館が異邦人には排他的とも思える門構えで数多く見られ、
そこにも大都市の富の格差という側面を感じずにはいられなかった。
そこには表面には現れない違和感がある。
この違和感は邦人選手(中村俊輔)の加入によって、当地に本拠地をもつ二つの名門サッカーチームの対立として日本でも伺い知ることが可能であると思う。
一方は大英帝国の主流派であり、支配者階級でもあるプロテスタントを支持基盤に持つレンジャーズ、他方は英国では非主流派であり、大衆的でもあるカソリックを支持基盤に持つセルティックである。
Celticとは日本風に発音するならばケルティックとなり、ケルト、ゲール民族、つまりアイルランドを意味する。
この対立は、英国領北アイルランドでは、近年非武装協定が成立したものの、内戦に発展したほど激しく根深い。
当然、アイルランドではセルティックのみが応援されているようです。
スポーツ用品店においても同様であり、青(スコットランドの色=レンジャーズ)のユニホームは全く見掛けられず、緑のユニホーム(緑はアイルランドの色=セルティック)のみが取り扱われることになる。
まだそんな事情など知りもしない頃、レンジャーズのユニホームは無いかと店員に聞いた事がある。
そのときの困惑した店員の顔は忘れられない。
推測すると、大都市グラスゴーではカソリックの割合が高く、スコットランド全土ではその割合が低くなっている様な気がする。
つまり、首都のチームとして日本の某読売新聞社の球団と同様にレンジャーズは全国的であるのに対し、セルティックは首都のチームであり、非全国的なのではないか。
そんなことを想像させられ、サッカーも文化なのだなあと感じさせられました。
また、記事中の表現に関して問題が有ればコメントしていただければ訂正します。
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アイルランドは、欧州の一部となった今でも、非常に治安の良い国で、
私が滞在した地方都市は例に漏れず、首都であるダブリンにおいても不安を感じることはない。
また、寒冷な気候故か都会には珍しくない浮浪者を見ることもなかった。
深夜に路上に寝転んでも、列車の座席に鞄を置き去りにしても、特に問題はないのである、
(あまりおすすめはしません)。
勿論、彼の有名なパブの国であるから泥酔者は珍しくない。
隣国のスコットランドの大都市であるグラスゴーでは、浮浪者のみならず十六歳の幼さも残る金髪の少女二人に煙草をねだられる始末で(無論拒否したが)、
その規模に見合う退廃さを見せたのに対し、その様な事のないアイルランドの治安の良さが際立ってみえる。
グラスゴーでは非常に高級感溢れる料理店や旅館が異邦人には排他的とも思える門構えで数多く見られ、
そこにも大都市の富の格差という側面を感じずにはいられなかった。
そこには表面には現れない違和感がある。
この違和感は邦人選手(中村俊輔)の加入によって、当地に本拠地をもつ二つの名門サッカーチームの対立として日本でも伺い知ることが可能であると思う。
一方は大英帝国の主流派であり、支配者階級でもあるプロテスタントを支持基盤に持つレンジャーズ、他方は英国では非主流派であり、大衆的でもあるカソリックを支持基盤に持つセルティックである。
Celticとは日本風に発音するならばケルティックとなり、ケルト、ゲール民族、つまりアイルランドを意味する。
この対立は、英国領北アイルランドでは、近年非武装協定が成立したものの、内戦に発展したほど激しく根深い。
当然、アイルランドではセルティックのみが応援されているようです。
スポーツ用品店においても同様であり、青(スコットランドの色=レンジャーズ)のユニホームは全く見掛けられず、緑のユニホーム(緑はアイルランドの色=セルティック)のみが取り扱われることになる。
まだそんな事情など知りもしない頃、レンジャーズのユニホームは無いかと店員に聞いた事がある。
そのときの困惑した店員の顔は忘れられない。
推測すると、大都市グラスゴーではカソリックの割合が高く、スコットランド全土ではその割合が低くなっている様な気がする。
つまり、首都のチームとして日本の某読売新聞社の球団と同様にレンジャーズは全国的であるのに対し、セルティックは首都のチームであり、非全国的なのではないか。
そんなことを想像させられ、サッカーも文化なのだなあと感じさせられました。
また、記事中の表現に関して問題が有ればコメントしていただければ訂正します。
天気とあいさつ
滞在日記から、まずはブログのタイトルにもなっている天気のお話です。
アイルランドは雨が多い。
でも、一日中降ることはなく、一時的に降る。
天気は気まぐれですぐに変わる。
晴れた日ならば、大西洋から直に吹く風は心地よく、空気が澄んでいることを感じられます。
雲が作る模様は美しく、空の青も深い。そのせいか、陽光も強いのです。
また、挨拶として天気についてしばしば言葉を交わします。
晴れていれば、「いい天気ですね。」「素晴らしい天気ですね。」「美しい空ですね。」などと言う。
反対に雨が降っていれば、「まったくなんてみじめな(miserable)天気だよ。」「どうしようもない天気ですね。」という。
ある時、研究室のポーランド人の友人が「明日は調査があるから晴れるといいんだけど」と言うと、
「アイルランドだからね(それはわからない)」とアイルランド人。
ある時、パブで飲んでいた時に、入り口で煙草を吸っていると、
(アイルランドでは近頃、職場(パブの従業員にとって)は何処も禁煙にするという法律が成立しています)、
同じように煙草を吸いに来た微酔いの御婦人に「なんていい天気なんでしょう」と笑顔を向けられ、
とても楽しい気分にさせてもらったことも。
また、よくenjoy(エンジョイ)しているか?と聞かれることが多い。
こちらとしては、そのたびに「勿論」と答えているのですが、
日本では「楽しんでいるか?」と聞くことはほとんど無いなあと考えさせられました。
ここでは日々の生活とは楽しむべきものであるという考えが根底にあるように思われ、
では、我々日本人にとっては、「どのような考えがそこにあるのか」と聞かれると、
返答に困ってしまうのではないでしょうか?
アイルランドは雨が多い。
でも、一日中降ることはなく、一時的に降る。
天気は気まぐれですぐに変わる。
晴れた日ならば、大西洋から直に吹く風は心地よく、空気が澄んでいることを感じられます。
雲が作る模様は美しく、空の青も深い。そのせいか、陽光も強いのです。
また、挨拶として天気についてしばしば言葉を交わします。
晴れていれば、「いい天気ですね。」「素晴らしい天気ですね。」「美しい空ですね。」などと言う。
反対に雨が降っていれば、「まったくなんてみじめな(miserable)天気だよ。」「どうしようもない天気ですね。」という。
ある時、研究室のポーランド人の友人が「明日は調査があるから晴れるといいんだけど」と言うと、
「アイルランドだからね(それはわからない)」とアイルランド人。
ある時、パブで飲んでいた時に、入り口で煙草を吸っていると、
(アイルランドでは近頃、職場(パブの従業員にとって)は何処も禁煙にするという法律が成立しています)、
同じように煙草を吸いに来た微酔いの御婦人に「なんていい天気なんでしょう」と笑顔を向けられ、
とても楽しい気分にさせてもらったことも。
また、よくenjoy(エンジョイ)しているか?と聞かれることが多い。
こちらとしては、そのたびに「勿論」と答えているのですが、
日本では「楽しんでいるか?」と聞くことはほとんど無いなあと考えさせられました。
ここでは日々の生活とは楽しむべきものであるという考えが根底にあるように思われ、
では、我々日本人にとっては、「どのような考えがそこにあるのか」と聞かれると、
返答に困ってしまうのではないでしょうか?
イギリスからアイルランドへ往復5千円で行く
私は、アイルランド滞在中に2回イギリスへ
格安で遊びに行きました。
それを可能にしたのは、ライアンエア(ryanair)のおかげです!!
http://www.ryanair.com/site/EN/
なんと言っても、
安い!!!
試しに検索してみたところ、
1週間以上前から、webで予約すると、
Cork - London(stansted)で往復5千円以下(£22.7)でした!!!
スカイマークとかスカイネットさんも頑張ってほしいですね。
でも、空港までのバス代が航空券と同じくらいかかってしまったんですけどね・・・・
格安で遊びに行きました。
それを可能にしたのは、ライアンエア(ryanair)のおかげです!!
http://www.ryanair.com/site/EN/
なんと言っても、
安い!!!
試しに検索してみたところ、
1週間以上前から、webで予約すると、
Cork - London(stansted)で往復5千円以下(£22.7)でした!!!
スカイマークとかスカイネットさんも頑張ってほしいですね。
でも、空港までのバス代が航空券と同じくらいかかってしまったんですけどね・・・・
アイルランドへ行く前に読んだ本
アイルランド留学が決まったものの、アイルランドという国になじみが無く、
むしろイギリス領の北アイルランド紛争の事くらいしか知らなかったので、
すこしでも情報を得ようといろいろと本を読みました。
その中でも面白かったのは、

アイルランド讃歌 手作り熟年の旅―「おおいなる田舎」五千キロを走る
ですね。
アイルランドの自然の美しさ、都会を離れるとすぐに田舎道になるアイルランドの雰囲気が
よく書かれていると思います。
ただし、交通事情に関しては近年変わってきたようで、その辺はまた改めて書きたいと思います。
むしろイギリス領の北アイルランド紛争の事くらいしか知らなかったので、
すこしでも情報を得ようといろいろと本を読みました。
その中でも面白かったのは、

アイルランド讃歌 手作り熟年の旅―「おおいなる田舎」五千キロを走る
アイルランドの自然の美しさ、都会を離れるとすぐに田舎道になるアイルランドの雰囲気が
よく書かれていると思います。
ただし、交通事情に関しては近年変わってきたようで、その辺はまた改めて書きたいと思います。
日記の始め
日本への帰国の日(2005年夏)がせまり、
思い出を忘れないように書いたノートは、
このように始まっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アイルランド滞在もあと10日を残すのみ。
日本は恋しくないと言えば嘘になるが、去るのも惜しい気持ちがする。
日常生活には困ることもなく、体調もよい。
市街を歩いても迷うことも無く、何処にいてもおおよその位置はわかるし、
よく、道を聞かれる。
ここにきて、持参した本を読み尽くし、
日本との接点もたまにするインターネットのみで、
非常に日本語の活字が恋しくなる。
アイルランド人は概ね友好的であり、優しいとよく言われる。
確かに、そうだと思う。
他のヨーロッパ人の言葉を借りれば、「アイリッシュホスピタリティー」である。
アイルランドに日本のコンビニくらいあるパブに行けば必ず声をかけられる。
滞在中に撮りためた820枚の写真を見直してみると、
できる限りの、なかなか出来ない様な素晴らしい滞在であることは疑いもなく、
それらの体験や光景は帰国前にも関わらず既に懐かしくもあり、心に暖かくもある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ノートには、この後、
思いついた順に、感想や特に記憶に残ったことなどが書いてあります。
このブログでは、いま現在のことと、ノートの記録を、
順不同に、
書いていこうと思います。
思い出を忘れないように書いたノートは、
このように始まっています。
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アイルランド滞在もあと10日を残すのみ。
日本は恋しくないと言えば嘘になるが、去るのも惜しい気持ちがする。
日常生活には困ることもなく、体調もよい。
市街を歩いても迷うことも無く、何処にいてもおおよその位置はわかるし、
よく、道を聞かれる。
ここにきて、持参した本を読み尽くし、
日本との接点もたまにするインターネットのみで、
非常に日本語の活字が恋しくなる。
アイルランド人は概ね友好的であり、優しいとよく言われる。
確かに、そうだと思う。
他のヨーロッパ人の言葉を借りれば、「アイリッシュホスピタリティー」である。
アイルランドに日本のコンビニくらいあるパブに行けば必ず声をかけられる。
滞在中に撮りためた820枚の写真を見直してみると、
できる限りの、なかなか出来ない様な素晴らしい滞在であることは疑いもなく、
それらの体験や光景は帰国前にも関わらず既に懐かしくもあり、心に暖かくもある。
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ノートには、この後、
思いついた順に、感想や特に記憶に残ったことなどが書いてあります。
このブログでは、いま現在のことと、ノートの記録を、
順不同に、
書いていこうと思います。