「虎に翼」第107回~第22週「女房に惚れてお家繁盛?」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第107

第22週「女房に惚れてお家繁盛?」

 

 

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(回想)

のどか) お兄ちゃんは

 この暮らしが嫌なの?

 寝に帰るだけの場所に、

 お父さんがいても

 いなくてもいい。

 

(リビングで一人ウイスキー

を飲んでいる航一)

寅子) 航一さん、

 先にお風呂いただきますね。

航一) あきれてしまいました

 よね。欲張りになっていまし

 た。新潟から戻ってから、諦

 めてきたことに次々手を伸ば

 したくなって…。寅子さんと

 夫婦になれたから、次は子供

 たちとも、もっと家族らしく

 なれるんじゃないかと。自分

 に、寅子さんのように溝を埋

 める力なんてないのに、気が

 大きくなっていて…。魔法が

 解けた気分です。

(航一の前に立つ寅子)

寅子) ちちんぷいぷい~!

 今、欲張りで、気が大きくな

 る魔法をかけました。2人力

 を合わせて、子供たちとの溝

 を埋めていきましょうよ。

(寅子を見つめる、真顔の航一)

寅子) 「なるほど」でいい

 から、何か反応して?

航一) なるほど…。

 ごめんなさい。

寅子) いいんです。

(時報)

寅子) お風呂へ。

航一) ありがとうございます。

寅子) いいえ。

航一) ちちんぷいぷい。

 はあ~。

(ウイスキーを飲む航一)

航一) ふう~。ホッ…。

(笑みがこぼれる)

 

**********

 

<真夜中・玄関の外>

朋一) 驚かすなよ。

のどか) 一本ちょうだい。

(煙草を渡す)

朋一) ほかでは吸うなよ。

のどか) お兄ちゃん、どうにも

 ならないことに腹を立てるの、

 やめなよ。疲れるから。

朋一) 分かってるよ。

 

**********

 

数日後、

優未の入学式の日が

やって来ました。

 

百合) お会いできてうれしいわ。

(制服姿の優未が来る)

寅子) 優未すてきよ。

航一) うん、よく似合ってる。

優未) ありがとう。

百合) 優未ちゃん。花江さんが

 入学式にきてくれてよかった

 わね。

優未) うん。

航一) 僕は入学式に出てから

 仕事に。寅子さんは休暇を取

 っていますので、優未さんと

 一緒に花江さんたち家族と、

 食事してくるそうです。

百合) はいはい、楽しんで

 きてね、優未ちゃん。

優未) おばあちゃんも来たら

 いいのに。

百合) 私は家のことが

 ありますから。

花江) そうだそうだ、

 直明ちゃんから、

 借りてきたのよ。ほら。

寅子) あら! あ~!

花江) カメラ。

 

**********

 

(優未を真ん中に、

寅子と航一が並ぶ)

(航一と手を繋ぐ優未)

花江) 撮りますよ~。

(シャッター音)

寅子) あ~!

 ありがとう。

花江) きっといい写真が

 撮れたわ。

朋一) じゃあ次は僕が

 撮りますよ。

花江) ありがとうございます。

 次は皆さんも。

優未) うん。

花江) あっ、これ、かえな

 きゃいけないんでしたっけ?

寅子) あっ…。

 

**********

 

<猪爪家>

花江) でも私ほっとしたわ。

 お姑さんも航一さんのお子

 さんたちもいい方ばかりで。

優未) お母さんは余計なこと

 ばっかりしてるけどね。

花江) えっ?

寅子) あっ…花江は、どうなの?

 あの玲美さんと、嫁姑のような

 同居は。えっ、何、ケンカでも

 したの?

花江) 違います。

 聞いてこないのよ。

 お料理の時、

 私に味付けの確認を。

 

(回想)

(味見をする玲美)

玲美) う~ん、最高傑作が

 出来ました。

花江) そう。

玲美) はい。

(微妙な笑顔で、もじもじ、

もごもご、体を揺らす花江)

 

寅子・花江) うわっ!

直治) おお優未。

花江) いるならいるって

 言いなさい!

直治) 仕事に備えて

 寝てたんだよ。

 制服、すごくかわいいぞ。

優未) 直治兄ちゃん

 ありがとう。

寅子) どう? こっちの方は。

直治) 毎日楽しいよ。

 大学なんて行かなくて

 よかった~。よかった~。

花江) その件はトラちゃんと

 私とで話し合ったでしょ。

 3年続けて難しかったら

 大学に通うって。

 

直治は高校卒業後、

ダンスホールで働きながら、

サックス演奏を続けています。

 

花江) まったく。

寅子) ハハ。

花江) 今ならわかるわ。

 トラちゃんが法律を勉強した

 いって言いだした時のお義母

 さんの気持ち。

寅子) えっ、

 私あんな感じだった?

直治) 今度、お店遊び来てよ。

寅子) はいはい。

花江) はあ~。

優未) あっ、花江さん、

 肩もんであげる。

花江) あら、ありがとう優未。

 

家族になるにも、

夢を認めてもらうにも、

時間がかかるものだな

と思う、寅子です。

 

直明) ただいま。

3人) お帰りなさい。

直明) 優未、

 入学おめでとう。

玲美) おめでとう。

 制服似合ってるわ。

優未) ありがとう。

 直人兄ちゃん、大丈夫?

直人) 俺にはわかる。

 気を抜かずに勉強すれば

 必ず合格するって。

直明) お姉ちゃん。

寅子) んっ?

直明) 一つお願いがあるん

 だけどさ。

寅子) うん、何?

直明) 僕の生徒に、裁判官の

 仕事に興味がある子たちが

 大勢いて、勉強会開いてくれ

 ないかな?

 

こんなうれしい頼み、

聞かないにはいきません。

 

**********

 

勉強会を手伝ってくれること

になったのは、秋山と…。

 

(ノック)

寅子) は~い。

寅子) あら。

稲垣) ああ。

寅子) 今日はありがとね。

稲垣) 何言ってんだ、

 水くさい。なあ?

小橋) たまたま予定がなか

 ったから来ただけだ。

秋山) 初めまして、秋山です。

 家庭裁判所設立をけん引した、

 伝説の稲垣さんと小橋さんに

 お会いできて光栄です。

稲垣) 伝説…照れるな。

小橋) 少年部部長に出世した

 こいつはともかく、家裁平

 判事の俺にまでおべっかを

 使わなくていいから。

寅子) もう。ごめんなさいね。

 小橋さんは昔からこうなの。

(秋山の顔が曇る)

寅子) 秋山さん?

秋山) あっ…ごめんなさい、

 あくびが出そうで。昨夜遅く

 まで、判例集を読んでしまっ

 たせいですね。

寅子) フフフ。

秋山) すいません。

寅子) いいえ。

(ノック)

寅子) はい。

直明) 失礼します。

寅子) はい。どうぞ入って。

春子) こんにちは。

寅子) こんにちは。

稲垣) こんにちは。

寅子) こんにちは。

秋山) こんにちは。

(男子生徒2人と女子生徒1人)

寅子) こんにちは。

小橋) えっ、これだけ?

直明) ごめんなさい。

 ちょっと諸事情があって。

春子) 玄太君が参加すると聞い

 て、ほかの女子は怖がって帰っ

 てしまったんです。

直明) 春子、余計なこと

 言わなくていいから。

春子) だってみんな楽しみに

 してたんですよ。私のほかに

 も裁判官になりたいって子だ

 っていたのに。

玄太) 俺だって来たくて

 来たんじゃねえよ!

 

**********

 

(席についた生徒たち)

寅子) 家裁が出来たばかりの頃、

 子供たちの犯罪は生きるための

 ものだった。あの戦争があって、

 日本中の人が闇米を食べていた

 んだから、彼らだけを責められ

 ないんだけどね。

(あくびをする男子生徒)

小橋) 退屈か、戦争の話は。

直明) 彼らの年齢だと、あの

 ころの記憶は、ほとんど。

寅子) うちの娘もそうよ。

春子) 私の家では、誰も戦争

 の話をしません。

稲垣) そうだよな。なるべく

 みんな、蓋をしておきたいか。

 

**********

 

<星家>

百合) 頂戴いたします。

(百合に、茶道を習う優未)

百合) お母さんと一緒に行か

 なくてよかったの? 勉強会。

優未) 私はお母さんや

 直明兄ちゃんとは違うの。

 お休みの日までお勉強し

 たくないの。

航一) そうだね。

 休みの日は休まないと。

(リビングで読書をしている航一)

百合) ねえ、

 何かしたいことある?

優未) あっ、じゃあお散歩。

 この街のことあんまり

 知らないから。

航一) ついでに、駅前の喫茶店

 にも行きましょう。そこのスパ

 ゲッティとプリンは、絶品です。

優未) プリン? 楽しみ。

(二階からのどかが下りてくる)

航一) のどか。

(玄関で振り向くのどか)

航一) 散歩に行くんだ。

 のどかもどうかな?

のどか) これから友達の

 展覧会に行くから。

航一) では、また今度。

のどか) 行ってきます。

百合) のどかさん

 行ってらっしゃい。

(立ち上がったまま、

かすかに戸惑っている航一)

航一) ふう~。

 

**********

 

<勉強会>

花子) 民事部では、

 どんな事件を扱うんですか?

寅子) 最近だと、判決が新聞に

 載ったので知っている人もいる

 かもしれませんが、バスに乗車

 する時にケガをした男性が、バ

 ス会社と運転手と車掌を訴える

 事件があったわ。ケガをした男

 性は当時酔っぱらっていて、車

 掌さんの注意を聞かなかった。

 あと…。その車掌は、女性だっ

 た。乗客の多くは、彼女の制止

 を聞かずに、どんどんとバスに

 乗り込み、混乱した中で事故が

 起こってしまった。

稲垣) ああ。

寅子) 判決は、バス会社に賠償

 金の支払いを命じた。でも被害

 に遭った男性の過失も認められ

 て、賠償金は請求額の3分の1

 になった。

春子) それって、車掌が男性だ

 ったら、起こらなかった事件と

 いうことですか?

玄太) えっ、そういうこと?

寅子) そこまでは明言できない。

 ただ女性が社会に出ると、こう

 いった問題に巻き込まれたり、

 男性と比較されることが多くな

 るのは、実ね。

良助) でも、好きで働いてる

 んでしょ? 女は。

寅子) えっ?

良助) 男は絶対働いて家族を養

 わなきゃいけないけど、女は違

 う。自分で働くことを選んだの

 に、何で文句を言うの?

秋山) やだ、何言ってるの?

直明) 良助、それは違うよ。

 まず、その家庭によって、働き

 手は違う。現に、僕の姉も、た

 った一人で働いて、僕を大学に

 通わせてくれた。

稲垣) 社会に出て、働きたい

 女性は、大勢いるんだよ。

良助) どうして働きたいの?

 自分からつらい思いをしに行っ

 てるってこと? 女は働かなく

 てもいいんだ。そっちの方が

 得だろ?

 

物心ついた頃から、日本国

憲法があった子とは思えぬ

発言に、クラクラして…。

 

小橋) そう。わかる!

 

おやおやおや?

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

ちちんぷいぷい~は萌えるよね~。

航一タイプには、寅子は希望の光。

人は、自分にないものに惹かれる。

 

勉強会で生意気なことを言い出す

男子中学生に、小橋が共感を示す。

おやおやおや~面白くなってきた。

 

 

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