「虎に翼」第60回~第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第60

第12週「家に女房なきは

火のない炉のごとし?」

 

 

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寅子) お母さんお帰り。

(小さな祭壇に、白い布の骨箱)

道男) 花江ちゃん。

(直道の背広を着せられた道男)

道男) ごめん。

(頭を下げる)

道男) この前のこと、ずっと謝らな

 きゃいけないって思ってたけど、

 ずっと言えなくて・・・ごめんなさい。

(花江もすまなそうに頭を下げる)

道男) 俺さ、バカみたいだけどさ、

 猪爪家の人になりたいって

 思っちゃったんだよね。

(道男を見る寅子)

道男) だから、花江ちゃんの、大事

 な人の代わりに、なれたらって・・・。

 でも、俺がなりたいのは、直人や、

 直治、優未なんだよな・・・。

 そんなこと無理なのに・・・。

 ごめん。

(立ち上がり、もう一度

頭を下げる道男)

寅子) 産んであげることはでき

 ないけど、もう、おおむね同じ

 ようなもんよ。

花江) そうね。これから先は、

 もっとそうなっていく。

 それじゃ駄目かな?

(俯き、首を横に振る道男)

直明) よし、ごはんにしよう。

 あっ、2人は休んでて。

花江) えっ。

直明) いいからいいから。

 みんなで作ろう。

直治) うん。

優未) 優未も?

直治) そう優未もお手伝いだよ。

直人) じゃあ行こう。よし。

直明) ほら、道男も行くぞ。

道男) おう。

(直明たちと道男を目で追う

笑顔の寅子と花江)

(祭壇に向き直る喪服の2人)

(家族写真と

花嫁姿のはるの写真)

 

**********

 

<家庭裁判所>

 

窃盗などの非行の事実がある

道男の処分を決めるため、面

接などの調査が始まりました。

 

(廊下で道男を迎える寅子)

寅子) おなか減った? 

 何か食べる?

(首を横に振る道男)

寅子) じゃあこれから

 上野に行くけど、来る?

 

**********

 

(路地で七輪を囲んだタカシたち)

タカシ) 道男にいちゃん!

 道男にいちゃん!

道男) 元気してたか?

タカシ) うん!

道男) みんな元気してた?

 

**********

 

<轟の事務所>

よね) 話が通じないのか?

 ここには来るなと何度言えば・・・。

寅子) ごめんなさい。

 でも、どうしてもよねさんに相談

 したくて。私、道男を引き取るべ

 きなのかしら。

よね) 関わりがあったところで所詮、

 他人だ。お前が引き取るのは無理

 がある。

寅子) 私たち、「現実はこうだ」っ

 て切り捨てられて、諦める苦しさ、

 たくさん味わってきたじゃない。

 なまぬるい理想でも、今できる

 一番を探したい。だから嫌がら

 れのを承知で会いに来たの。

 よねさんとなら、いい案が、

 浮かぶ気がして。

よね) 手を貸せることは何もない。

寅子) よねさん・・・。

よね) いついなくなるか分からん

 やつの言葉は届かない!

(寅子から顔をそらしているよね)

寅子) そうよね。

 もう一度、自分でできることを

 考えてみる。

(出て行く寅子)

(顔を出す轟)

轟) 今、やっとお前の

 気持ちを理解した。

よね) おい、お前・・・。

轟) 佐田が去った時、

 お前は心の底から傷ついた。

 だから怖いんだな、

 また関わるのが。

よね) バカ言うな。

轟) 俺の前でかっこつけるな。

 まあ、生きてりゃ道が離れるこ

 とも、また交わることもあるさ。

(一点を見つめるよね)

 

**********

 

道男が、審判の決定を受ける

日が近づいていました。

 

寅子) 道男。

 ごめんなさい。

(道男に頭を下げる寅子)

寅子) 私、結局何も力になれ

 てない。何もできてない。

道男) お天道様は、

 ちゃんと見てる。

 ばあちゃん、言ってただろ?

 だから、しょぼくれんなよ。

寅子) 道男。

道男) じゃあ、行くわ。

(涙をこらえ、道男を目で追う寅子)

笹山の声) えっ、家庭裁判所の

 事件は、傍聴できないの?

男性の声) 申し訳ございません。

笹山の声) え~。

男性の声) 基本的に、

 非公開なんです。

笹山) いや・・・。

(寅子と目が合う笹山)

笹山) はあ~・・・!

 トラ・・・ちゃん。

 

**********

 

<猪爪家>

笹山) おいちゃん、もうかれこれ、

 15年、トラちゃんのひいきなの。

 田舎に帰ってたんだけど、また

 こっちで、店開こうと思ってね。

寅子) それで道男に、住み込み

 で働いてくれないかって。

笹山) トラちゃんから、

 話を聞いてたら、君のこと

 雇いたくなっちゃってね。

寅子) 道男、どうかな?

道男) 行きます!

笹山) 来てくれるのかい?

道男) はい。

 俺、本物のお寿司食ったこと

 ねえから、食ってみたい。

笹山) おお、いくらでも

 食わしてやるよ。

直明) えっ・・・

 そんな理由で大丈夫か?

道男) 冗談だよ。

 よろしくお願いします。

笹山) こちらこそ。

 うれしいね。 

 来てくれるかい?

道男) 一人前になったらさ、

 一番に、みんなに、寿司ご

 ちそうするよ。特上のやつ。

笹山) おう、その意気だ!

 

**********

 

(かまどの日の中に、主婦の手帖)

花江) これ。お義母さん、

 何か悟ってたのかな?

 自分がいなくなったあとのことを、

 書いておいてくれるだなんて。

(2人の前に、何十冊もの日記)

花江) 見てみる?

寅子) (頷く)

(最後の一冊を開く寅子)

(具体的な、貯蓄計画)

花江) これどこまで?

寅子) あら。

花江) アッハ・・・10年後まで

 あるんじゃない?

寅子) ハハハ。

花江) お義母さんらしい。

 「子供らの将来のために、

 貯蓄・節約」だって。

(2人ではるの文字を見つめる)

花江) うん。

(「寅子ならこのあたりまでいけ

るはず」と書かれたページ)

花江) 随分期待されちゃって。

 自慢の娘ね。

寅子) そんなことない。

 

(回想)

はる) あなたにうちの娘の

 何が分かるって言うですか?

 

寅子) 迷惑と心配

 ばっかりかけて。

 

(回想)

はる) 自分のためだけに

 お使いなさい。優三さんの

 死と、ゆっくり向き合いなさい。

 

(回想)

はる) ホコリが立つでしょ!

寅子) はい、ごめんなさい。

 

(回想・クッキー作り)

はる) よし。はい。

寅子) ありがとう。んっ!

はる) うん。

寅子) うん。

 

寅子) でも・・・私のお母さんが、

 お母さんでよかった。

花江) うん。

寅子) アハハハハ。

花江) そうね。

寅子) よし。

花江) たくさんあるわ。

寅子) そうよ。

花江) 1つずつね。

寅子) はい。

 フフッ・・・。

花江) 本当に・・・。

(涙が止まらない2人)

(泣き声) 

寅子) ハハハハ・・・

 進まないわね。

 

**********

 

寅子) 本当に、

 お世話をおかけしました。

壇) よかった。

 

審判の結果、道男は、

不処分、となりました。

 

寅子) 道男。

 よかった!

 

試験観察を経て、自分で

立ち直ることができると、

認められたのです。

 

**********

 

多岐川) 佐田君を見て

 いて思わんかい?

 愛が理想を超えて、

 奇跡を起こすわけだよ。

 ハハハハハ!

 

**********

 

寅子) これを持って、

 待っててください。はい。

轟) ほら、来い来い。

 ほらおいで~。

寅子) 轟さん。

男子) なあ、またずっと

 待たされんの?

 

戦災孤児の問題は、

この先20年近く、

続くことになります。

 

寅子) 順番に話を聞き

 ますから。どうぞ。

 

**********

 

そして、家庭裁判所の仕事は、

子供たちのことばかりでは、

ありません。

 

医師) ご臨終です。

徹太) 父さん。

常) 泣くんじゃありません。

 しゃんとなさい。

(布団のそばに

老女と故人の息子たち)

(部屋の隅に梅子)

 

**********

 

そうだよね、夫じゃない。子供になりた

かったのよね、猪爪家の、子供に・・・。

でも、道男を求めてくれる、笹山さんが

いてくれた。居場所ができた。猪爪家、

そして笹山さん。道男の未来は明るい。

 

轟) 今、やっとお前の
 気持ちを理解した。
よね) おい、お前・・・。
轟) 佐田が去った時、
 お前は心の底から傷ついた。
 だから怖いんだな、
 また関わるのが。
よね) バカ言うな。
轟) 俺の前でかっこつけるな。
 まあ、生きてりゃ道が離れるこ
 とも、また交わることもあるさ。

 

よねちゃん・・・なんて繊細な子なの!

そして轟の底なしの人のよさに萌え♪

 

日記を燃やしながら話す寅子と花江

が良き。親友が家族なのって最強~。

故人を心から偲ぶ、いいシーンだった。

 

来週は、いよいよ梅子さんとの再開?

ドロドロの相続問題になりそうな予感。

 

 

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