「虎に翼」第34回~第7週「女の心は猫の目?」 | 日々のダダ漏れ

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「虎に翼」 第34

第7週「女の心は猫の目?

 

 

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(花岡が来る)

花岡) 何だよ、話って。

轟) 座れ。

花岡) 奈津子がホテルで待って

 るんだ。用なら手短に。

轟) いいから、座れ。

 あんな仕打ちがあるか?

 

(回想)

花岡) 僕の婚約者だ。

奈津子) 初めまして。

 

花岡) 猪爪とは、別に将来の

 約束をしていたわけじゃない。

よね) おい!

轟) だが、もっと誠意のある

 伝え方があっただろう?

 俺の知るお前は、もっと

 優しい男のはずだ。

花岡) 奈津子さんは女学校を

 卒業次第家庭に入ってくれる

 そうだ。

轟) はあっ?

花岡) 俺の赴任先にはどこでも

 来てくれるそうだし、いずれは

 父の面倒を見るとも言ってくれ

 ている。

よね) だから、

 あいつを捨てたのか。

 

**********

 

寅子) お願いします!

 お見合い相手を、探して

 いただけないでしょうか?

はる・直言) はあっ!?

 

**********

 

花岡) 猪爪にやっとつかんだ

 弁護士の道を諦めて、嫁に

 来てほしいと言えと?

轟) 花岡! それで猪爪に何

 も言わずに婚約を? きちんと

 話もせずにか!?

花岡) もし俺についてくると言わ

 れたら? 大勢の人の思いを

 背負った彼女の夢を奪うなんて、

 俺にはできない。

よね) 責任を負う勇気が

 ないだけだろ。

 一発殴ってやろうかと

 思って待っていたがやめた。

 どうせお前など、あいつと

 到底釣り合わない。

轟) 本当にそれでいいのか?

 それで本当に幸せになれるの

 か? お前のやってることは、

 猪爪も奈津子さんも侮辱する

 行為なんじゃないのか?

花岡) ありがとな、轟。

 でももう決めたんだ。

 こんな俺が言っても、何も信じ

 てもらえないかもしれないが、

 ここからは奈津子を誠心誠意

 愛して、何も間違わず、

 正しい道を進むと誓うよ。

轟) 何だよそれ。

 

**********

 

<猪爪家>

寅子) ごちそうさまでした。

直言) しかしどういうことだい?

 花岡君が婚約とは。トラに

 ホの字だったじゃないか。

はる) 全く、男ってやつは

 もうどいつもこいつも!

直言) そこは男でひとくくりに

 しないでおくれよ。

はる) 全くあんなキザったらしい

 いけ好かない若造なんかより、

 もっともっといいお相手を見つけ

 てみせますから!

 

**********

 

こうして、

ほぼ10年ぶりとなる、

寅子の見合い相手探し

が始まりました。

 

カメラマン) こちらみて。

 はい、いいですよ、

 はい撮りま~す。

(シャッター音)

カメラマン) はい。

直言) あっ、いいぞ、トラ! 

 美しいぞ!

カメラマン) もう1枚撮りますから。

寅子) はい。

(シャッター音)

 

**********

 

花江) 25を過ぎていると

 難しいと・・・。

はる) (ため息)

 こんなにも見つからないもの

 かしら、お見合い相手って。

 

方々手を尽くして探しますが、

見合い相手自体が、

全く見つかりません。

 

**********

 

直言) もらい手に心当たりは

 ないですか?

重田) ええ・・・。

直言) あの、日本初の婦人

 弁護士になって、新聞にも

 載ったこともあるんですよ。

重田) 社長、

 それは分かってますよ。

 いや~しかしね・・・

 おいくつでしたっけ?

直言) それ聞きます? 27。

重田) アハハ・・・。

 

**********

 

寅子) 恥を忍んで申し上げますが、

 どなたかよき相手にお心当たりは

 ございませんでしょうか?

雲野) いや~君のような女性はな。

常盤) (せき払い)

雲野) 心当たりを、探ってみるよ。

岩居) あれじゃないか? 同期に

 聞いてみるのがいいんじゃないか?

 山田君とか。

寅子) よねさんには口が裂けても

 言えません。どんな罵詈雑言が

 飛んでくるか・・・。だから、どうか、

 ご内密に。

 

**********

 

寅子) ただいま帰りました。

 寅子、見つかりましたよ!

(笑い声)

 

**********

 

(写真を見る寅子の顔がかたまる)

はる) 奥様に先立たれてね、

 後添えをお探しなんですって。

直言) お父さんの取引先の知り

 合いなんだがね。お医者様をな

 さっているそうだ。

はる) お優しい方でね。

 洋菓子がお好きなんですって。

直言) どうだろうか?

 

お相手の方に、何か

ビビビッと来たわけではない。

でも、優しそうな方だし。

お医者様なら、私の仕事に

理解があるかも・・・。

 

寅子) ありがとう、

 お母さん、お父さん。

 私、この方と、お見合いする。

直言) 早速電話してくるよ。

寅子) お母さん、今度のお休みに

 クッキーの焼き方、教えていただ

 けますか?

はる) もちろん。

 

**********

 

(焼き上がったばかりの

クッキーを食べるはると寅子)

はる) うん。

寅子) んっ! おいしい! うん。

はる) いいわね、寅子。

 フフフフフフ。

寅子) 成功。

直言) ただいま。

寅子) お父さん、お帰りなさい。

はる) お帰りなさい。

直言) すまないトラ。

 見合いの話、なしになった。

はる) ど・・・どうして!?

直言) いやその、お相手の

 方から、お断りが・・・。

はる) だ・・・だから、どうして!?

寅子) 隠さずに、教えてください。

直言) 弁護士をするご婦人は、

 何だか怖そうだ。

 これおわびのしるしにって。

(柔らかく拒絶するはる)

 

これが、

お母さんが言ってた地獄?

 

**********

 

<事務所>

男性) ご婦人はちょっと・・・。

 弁護の経験もないんでしょ?

 雲野先生にお願いするわけ

 にはいかないでしょうか?

雲野) いや~・・・でも・・・。

 なんとか、なんとかお願い

 します! そこをなんとか、

 なんとかお願いします!

 

じわじわと、真綿で

首を絞められるような。

 

**********

 

(どんより歩く寅子)

 

この胸の痛み・・・

自尊心を削られていく・・・。

これが地獄といわれれば、

否定はできない、寅子です。

 

(どんより自宅へ近づく)

山根) トラちゃん!

 ごめんなさい。

 あの、お母さんからお願いされ

 てた親戚の子なんだけど、もう

 お相手決まっちゃったんだって。

トラ) そうですか。

(いただきものがまずかった

時の笑顔で家に入る寅子)

 

**********

 

(玄関のあがりかまちに

腰をおろす寅子)

優三) お帰りなさい。

寅子) ただいま帰り・・・。

優三) はて?

(優三が使っていた部屋の

ふすまが開く)

優三) お帰りなさい、トラちゃん。

寅子) 優三さん!

優三) 久しぶりだね。

寅子) フフッ、うん。

 えっ、今日はどうしたの?

 お父さんのお使い?

 あっ、もしかして今日一緒に

 夕ごはん食べられる?

優三) トラちゃん。お見合い相手、

 探してるんだって?

寅子) お父さんから聞いた?

優三) うん。お見合いしたい

 理由も含めてね。

寅子) フフ・・・。

 今になって痛感しているところ。

 お父さんとお母さんが、早く

 お見合いしろ早く結婚しろって

 言っていた意味が、

 でもおかしいと思わない?

 男性は身の回りのお世話をし

 てもらいたくて結婚するのが

 許されるのに、社会的地位

 が欲しいっていう私の理由が

 許されないなんて。

優三) トラちゃん。

寅子) 花江みたいにお互い好

 き合ってというのはさておき、

 お見合いだって多かれ少なか

 れお互いの利害が一致して、

 契約をし合うわけで。

優三) トラちゃん。

寅子) えっ・・・もしかして優三さんも、

 結婚するなら、本当に、愛する相手

 と、なんて、説教する気ですか?

優三) そうじゃ・・・。(腹を下す音)

 うっ・・・。そうじゃなくて・・・。

 それ・・・僕じゃ駄目かな。

寅子) はて?

優三) だから、見合い・・・というか、

 社会的地位を得るための結婚相

 手・・・。僕じゃ駄目でしょうか!?

(真顔で優三を見る寅子)

寅子) つまりそれは、優三さんも

 社会的地位が欲しいと?

優三) はい・・・うっ・・・。

(腹を下す音)

優三) はい、です。

 はい、そうです!

 あの、独り身への、風当たりの

 強さは、男女ともに同じですから。

寅子) なるほど。

 つまり、あの、それは・・・。

 はい。

優三) えっ?

(優三に握手を求める寅子)

寅子) はい!

優三) あっ! ああっ! そっか!

 (腹を下す音)ううっ・・・!

 大丈夫・・・。よかった~!

 ハハハ、よかった~!

 (腹を下す音)

(尻を押さえて、中腰で走る)

優三) べ・・・便所! 

 便所借ります!

寅子) また・・・。

(笑って頷く寅子)

寅子) この手があったか。

 

**********

 

超簡単感想で。

 

轟・・・本当に、いい男だわ~。それに

比べて花岡ときたらもう・・・。でもまあ、

よねの言う通り、花岡では寅子につり

合わない。なるようになった感じよね。

寅子にはやっぱり・・・優三さんがいい。

 

この手があったか。

 

うん。あったね。優三さんも頑張った!

寅子をよく知っている優三らしい、アプ

ローチだと思う。本音はともかくね・・・。

 

 

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