「虎に翼」第28回~第6週「女の一念、岩をも通す?」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第28

第6週「女の一念、岩をも通す?

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

(回想)

潤哲) (一緒に帰らないか。

 朝鮮でやり直そう)

香淑) (ごめん、今はまだ帰れない。

 やるべきことがあるから)

 

香淑) みんなの試験を見届けて・・・

 それから、国に帰るつもりでした。

 みんなは次こそ必ず受かるって、

 そう信じているから。だから、

 少しでも、役に立ちたかった。

よね) 今しかないぞ。

 朝鮮に帰るなら、今しかない。

(こみ上げる怒りを堪えるよね)

香淑) そうするしか、

 なさそうです・・・。

 最後まで、一緒にいられなく

 て・・・ごめんなさい。

(涙があふれた目で、

 香淑を見据えた寅子)

 

こんな思いを抱えて、1年も・・・。

 

梅子) 何であなたが謝るのよ。

 

なのにこれでお別れ?

そんなの嫌だ!

 

(手で涙を払う寅子)

 

寅子) 海。

香淑) えっ・・・。

寅子) 今から、海、行きませんか。

 素敵な場所で、楽しい気持ちにな

 って、それで、帰ってもらいたい。

(みんなの涙の顔に笑みが広がる)

 

**********

 

(曇り空の夕暮れの海岸)

寅子) はて?

よね) 素敵な場所ねえ。

寅子) ごめんなさい。

 思っていた、景色と違っていた。

梅子) せっかくならお弁当こし

 らえてきたかったわね~。

寅子) そうですよね。

 きちんと計画するべきでした。

涼子) あら、突然の思いつきが

 面白いんじゃなくって?

よね) ああ、寒いfirst name。

寅子) はて?

よね) 何だ。

寅子) 考えてみたら、私たちって、

 いつも思ってたのと違う方へ行っ

 てるなって。

梅子) そうね。入学式からトラ

 ちゃんは尻餅つかされて。

寅子) フフフ。

涼子) 法廷劇では乱闘になって。

よね) 山に登れば、誰かさんが

 崖から落ちるしな。

香淑) でも、どれも最後はいい

 方に流れて・・・今日もきっと

 そうなります。

梅子) そうね。

 こうしてずっと思い出を作って

 いくと思っていた。5人、いや、

 6人でね。

(玉に微笑む)

涼子) お聞きしそびれていたこ

 とがあるの。お国のお言葉での、

 あなたのお名前は?

香淑) 私の名前は・・・。

(砂浜に文字を書く香淑)

香淑) チェ・ヒャンスク。

 チェ・ヒャンスクと読みます。

寅子) チェ・ヒャンスク。

涼子) ヒャンちゃん、こう

 呼んでもよろしいかしら?

香淑) いいですね。

梅子) ヒャンちゃん、ほかに、

 私たちにしてほしいことある?

香淑) そうですね・・・。

 トラちゃんの歌、かな。

寅子) えっ?

香淑) だって、トラちゃんが歌い

 だすと、よねさんがうるさいって、

 いっつも止めちゃうから。

寅子) アハハハハ。

(よねを見る寅子)

寅子) だそうですけども、

 歌ってよろしいでしょうか。

(面倒くさそうに頷くよね)

(笑い声)

寅子) それでは、フフッ・・・。

 ♪「うちのパパとうちのママと

 並んだ時 大きくて立派なはママ

 うちのパパとうちのママと

 けんかして 大きな声でどなるは 

 いつもママ いやな声であやまる

 のは いつもパパ うちのパパ 毎晩

 おそい うちのママ ヒステリー

 あばれてどなるは いつもママ

 はげ頭下げるは いつもパパ

 出たら目云う それはパパ・・・」

(はしゃいで砂浜を駆ける寅子たち)

 

こうして、崔さん、いえ、

ヒャンちゃんは、朝鮮へと

帰っていきました。

 

彼女の思いも背負って、

更に一丸となり頑張っていく。

・・・はずでした。

 

**********

 

涼子) お父様。

侑次郎) 涼子。

涼子) どうかなさったの?

侑次郎) お前も好きにしなさい。

 どこで生きてもいい。

 もう縛られなくていいんだ。

(涼子の肩に触れ、出て行く侑次郎)

(立ちすくす涼子)

 

**********

 

<雲野法律事務所>

寅子) ただいま戻りました。

常盤) あっ、お帰りなさい。

雲野) 猪爪君。

寅子) はい。お茶ですか?

 今、おいれしますね。

雲野) 違う違う。

 君、これ読んだかい?

(雑誌を見る寅子)

寅子) 「桜川侑次郎男爵、

 芸者と駆け落ち」。

 

**********

 

(桜川家を訪れた、

 寅子と梅子とよね)

寅子) 涼子様。

涼子) ごめんあそばせ。

 わざわざご足労おかけして。

梅子) 心配していたのよ。

 ごはんは食べてるの?

 顔色がよくないわ。

寅子) これ、この前の勉強会

 でまとめたものです。

涼子) ありがとう・・・。

 でももう必要ございません。

寅子) えっ?

涼子) 私・・・有馬男爵のご子息

 と婚約いたしました。毎日結婚

 の準備で忙しくて、とても試験

 を受けられそうにないの。

寅子) ごめんなさい。

 まだ頭が混乱していて・・・。

涼子) お三方のご武運を、

 お祈り申し上げます。

よね) お前は、

 それでいいのかよ?

涼子) 私が婿をもらわなければ、

 桜川家は途絶えて、多くの者達

 が路頭に迷うことになります。

 私のワガママに、皆をつきあわ

 せられない。

よね) ワガママ? お前がやって

 きたことはワガママなのか?

 違うだろ!

梅子) よねさん。

涼子) よねさんみたいに、

 強くなりたかった。

(ワイングラスを手に、

 寿子がフラフラやってくる)

涼子) お母様。

岸田) お嬢様、今日は

 お帰りいただいては?

寿子) アハハ・・・あなた方・・・。

 ん・・・。あの・・・まだあの、くだ

 らない試験に、夢中になってる

 んですって? 私が合格するよ

 うに、あ~・・・口添えしてあげ

 ましょうか。そうね、貴族院

 議員の、青木男爵に・・・。

涼子) お母様!

岸田) 失礼いたしました。

寅子) それじゃあ

 意味がないんです。

 私たちは、私たちの力だけで、

 みんなそろって合格したい。

 したかったんです。

 だから、まだうまく、

 心の整理がつきませんが・・・

 涼子様と、お母様の幸せを、

 切に、願っております。

涼子) トラコちゃん・・・。

(寅子に向かっていく寿子)

涼子) お母様! お母様!

(グラスが割れる音)

寿子) ううっ・・・。

涼子) ごめんなさい。

 私には、どうしても母を見捨

 てることができません。

 お母様・・・。

寿子) 涼子・・・。

 離して・・・ううっ・・・。

涼子) お母様!

(暴れる寿子を抱き締める涼子)

 

高等試験まで、

あと2週間を切った日の、

出来事でした。

 

**********

 

(新聞に「涼子さん結婚」の記事)

(新聞を畳む直言)

寅子) 行ってきます。

直言) 頑張ってな。

はる) はい、お弁当。忘れ物が

寅子) 安心して。もう3度も、

 確認したから。ねっ。

はる) 自分を信じて、

 全力を出し切りなさいね。

寅子・優三) はい!

直言) 自分を信じて、

 全力を出し切りなさいね。

寅子) はい! 行ってきます。

直言) 行ってらっしゃい!

(腹を下す音)

(優三を見る)

直言) 大丈夫か? 大丈夫か?

優三) 大丈夫です。

直言) まず、便所で・・・。

 

**********

 

<大庭家>

徹男) 息子たちにはもう

 会えないと思えよ。

(梅子の前に置かれた、離婚届)

 

**********

 

<高等試験会場>

優三) あっ・・・。

(腹を下す音)

(腹痛に耐える優三)

寅子) 優三さん。

優三) えっ?

(目を剥きけ、口を「ホ」の形)

寅子) ハハハハ・・・。

 えっ、大丈夫?

 今、あんまり人に見せない

 方がいい顔をしてたよ。

寅子) 緊張したら、今の私の

 顔、思い出してください。

優三) うん。

 

**********

 

(廊下を行く、寅子と

優三、中山、よね、轟)

寅子) 梅子さん、

 どうしたんでしょう。

中山) もう始まってしまい

 ます。何かあったのかしら。

(泣きそうな中山)

(とっとと先に行くよね)

(あとに続く寅子たち)

 

**********

 

<試験会場>

男性) 始め!

 

**********

 

(海岸に梅子)

 

**********

 

(黙々とペンを動かす、

 試験会場の寅子)

 

**********

 

(岩場に立ち、

 海を見つめている梅子)

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

香淑、涼子、梅子、それぞれの

事情で、試験を受けられず・・・。

 

思い描いていたような、すてきな

場所ではなくても、青春といえば、

海。海ではしゃぐ6人が愛おしい。

どうかどうか、みんな幸せに~!

 

 

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