「虎に翼」第4回~第1週「女賢しくて牛売り損なう?」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第4回

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

はるが丸亀から帰ってきて、

しばらくたちました。父、直言は、

明律大学女子部入学の説得

どころか、願書を提出したこと

すらも、はるに切り出せずに

いました。

 

女子部にも行きたい。親友の

晴れ舞台も邪魔もしたくない。

 

**********

 

寅子) やるか、したたか。

 

(洗濯物を干す)

(家中の掃除)

(大根を切る)

 

といっても、花江のように

うまくはやれないので・・・。

 

ひたすらおとなしく、

女学校に通い、家事を

黙ってこなすだけです。

 

**********

 

<夕餉の時間>

 

したたかに、

笑顔を絶やさず。

 

(楚々とした笑みで、しとや

 かに ご飯を頬張る寅子)

 

**********

 

そうこうしているうちに、

結婚式の日がやって来ました。

 

晴れの舞台に立つ親友は、

とてもきれいでした。

 

**********

 

見渡す限りの笑顔、笑顔、笑顔。

どこを切り取っても、

ここには幸せしかありません。

 

(テーブルでジュースを飲む

 真顔の寅子)

はる) ご苦労さま。

寅子) お母さんも。

はる) ねっ、結婚って

 悪くないでしょ?

寅子) えっ・・・。

はる) 寅子の時も、

 素敵なお式にしますからね。

(寅子のぎこちない笑顔を

 そっと見る優三)

 

**********

 

寅子) ♪「うちのパパと

 うちのママと並んだ時

 大きくて立派なはママ

 うちのパパとうちのママが

 けんかして 大きな声で

 どなるは いつもママ

 いやな声であやまるのは

 いつもパパ

 うちのパパ 毎晩おそい

 うちのママ ヒステリー

 あばれてどなるは

 いつもママ

 はげ頭下げるは いつもパパ

 出たら目云う それはパパ

 胸ぐらをとる それはママ

 パパの体はゆれるゆれる

 くるくるとまわされる」

(踊りながら笑顔で歌う寅子)

 

お母さんの言うとおり、

結婚は悪くない・・・とは、

やっぱり思えない。

なぜだろう。

親友の幸せは願えても、

ここに自分の幸せがある

とは到底思えない。

 

(笑顔で歌い続ける寅子)

 

というか、何だ、したたかって。

何で女だけニコニコ、

こんな周りの顔色うかがって

生きなきゃいけないんだ?

何でこんなに面倒なんだ?

何でみんなスンッとしてるんだ!?

何でなんだ!?

 

(歌い終わり、肩で息をしながら、

 笑顔をつくる寅子)

 

怒りの籠もった寅子の熱唱は、

迫力があったと、

参列者にとても、好評でした。

 

(笑顔が崩れないように

 頑張る寅子)

 

**********

 

<披露宴の後>

花江) トラちゃん。

 もういいからね、いつでも。

寅子) ん?

花江) 我慢してくれてありがと。

(微笑む花江)

(泣きそうになる寅子)

穂高) ん? 猪爪君?

 

あれは・・・明律大の人?

 

穂高) やっぱり猪爪君じゃないか!

直言) 穂高先生!

 いや~びっくりだな。

 

えっ? どういうこと?

 

穂高) どうしたんだい、

 そんなに着飾っちゃって。

直言) 実は息子が今日、

 結婚しまして。

穂高) なんと!

はる) ご無沙汰しております。

穂高) おお! おお! はるさん。

 はあ~相変わらずお美しい。

 丸亀の旅館でお会いした時と

 全く変わらないじゃないですか。

 

お父さんとお母さん、この先生

とお知り合いってこと?

 

穂高) いやはや懐かしいね、

 あのゼミナール旅行。

 直言君が、旅館で働く君に

 一目惚れしてねえ。

 どうしても結婚したいと言って、

 いろいろ手を尽くして。ハハッ。

 おっ・・・おお、君!

寅子) えっ・・・。

穂高) やっぱり君、

 猪爪君の娘か。

 

これはまずい・・・まずいぞ!

 

穂高) 珍しい名字だからね、

 願書を見て、もしかしたら

 とは思っていたんだよ。

寅子) あっ・・・。

 

やめて!

 

穂高) 合格だから。

寅子) えっ・・・。

穂高) 一応、試験は受けてもらうが、

 その結果を見るまでもなくだ。

 言っただろ? あそこは君に

 ふさわしい場所だって。

寅子) ありがとうございます!

穂高) 女子部で待ってるからね。

(手を差し出す穂高)

寅子) はい!

(握手をする寅子の笑顔が固まる)

(直言を見る穂高)

穂高) このあと、一杯と言いたい

 ところだが、さすがにね。

はる) 構いませんよ。せっかく

 ですから、行ってらっしゃいよ。

直言) はい。

穂高) おお。ホホホホホ。

(真顔のはる)

(固まったままの寅子)

 

**********

 

(米をとぐはるの背中を

 見つめる寅子)

寅子) あの・・・。お母さん、

 まずは、ごめんなさい。

 隠すつもりはなかったの。

 でも、結婚式もあったし、

 なかなか話しだせなくて・・・。

 でもね、やっぱり、私・・・。

はる) 明日、女学校の帰りに、

 呉服屋さんにでも行きましょ

 うかね。

寅子) えっ・・・?

はる) さすがに3度もお見合い

 を断られた振り袖じゃ、縁起

 が悪いでしょうしね。

寅子) お母さん。

はる) そうだ、仲人は穂高先生

 にお願いしましょう。先生はね、

 父さんと母さんが結婚した時も

 ご尽力くださってね。

寅子) お母さんってば。

はる) 法学部も歌劇団も同じ。

 どうせ全部お見合いから

 逃げるために。

寅子) そうだよ。

 だって私、やっぱり

 お見合いはしたくない。

 婚姻制度について、調べれば

 調べるほど、心躍るどころか、

 心がしぼんでいく。結婚がいい

 ものだなんて、思えない。

はる) 穂高先生に何を吹き込ま

 れたか知らないけど。

寅子) 吹き込まれてなんていない。

 けど、先生は、私の話を遮らなか

 った。それどころか、もっと話をし

 ろ、話を続けろって・・・。そんな風

 に大人に言われたことなんて、今

 まで一度もなかった。それだけで

 すごくうれしかった。法律のことは、

 まだまだ全然分からない。でも、そ

 んな人が勧めてくれる場所でなら、

 できるかもって思ったの。心の底

 から、自分を誇って笑えるかも・・・

 胸を張って一番になれるかもって。

 もちろんそのために、必死に勉強

 する。知ってるでしょ、私が女学校

 でも・・・。

はる) あなたが優秀なことぐらい

 分かってます!

(背中を向けていたはるが、

 寅子を振り返る)

 

**********

 

親友の花江に教えられた「したたか」

を実行する寅子。ひたすらおとなしく、

女学校に通い、家事を、黙ってこなす。
したたかに、笑顔を絶やさず。えらい

よ寅子。頑張ったね。花丸をあげよう。

余興の歌も好評の内に歌いきったし。

 

花江) トラちゃん。
 もういいからね、いつでも。
寅子) ん?
花江) 我慢してくれてありがと。

 

泣けたよ。いい子だなぁ、花江ちゃん。

もういいっていうタイミングがめっちゃ

早かったね。寅子のことをよ~く分か

ってる。彼女の固まった笑顔の下で、

どれだけ我慢してくれたのか、努力し

てくれたのか、よく分かってるのよね。

 

披露宴クエストをやり遂げ、ホットした

ところで、穂高先生に遭遇する寅子。

両親のなれ初めを知り、自身の明律

大学進学計画をバラされることに・・・。

ラスボスはるとの対決は避けられず。

娘を想う気持ちが分かるだけに、そん

なはるを説得できるのか。頑張れ~。

 

 

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