「ブギウギ」第120回~第25週「ズキズキするわ」 | 日々のダダ漏れ

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「ブギウギ」 第120回

第25週「ズキズキするわ

 

 

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愛子) 私、やっぱり

 明日は学校休むわ。

 

愛子は翌日、体育の時間に、

足の速い転校生と、競争する

ことになっていました。

 

愛子) どうせ勝てへんし。

一) 何だよ、

 結局逃げるのかよお前。

小田島) 一。

大野) 愛子ちゃん。わだしもね、

 一生懸命やって負げだら、傷つ

 ぐど思ったんだけど、傷ついでも

 いいんでねえかと思うよ。

タケシ) いや、傷つくのは嫌ですよ。

一) 慣れるけどな。

小田島) 一。

一) 何だよ、父ちゃんは

 どっちがいいんだよ。

小田島) そりゃ・・・。

一) どうせ俺にだったら、

 逃げるなとか言うんだろ。

小田島) う・・・。

タケシ) 逃げるが勝ちって言葉も

 あるんだよ、愛子ちゃん。

一) 本当!? いい言葉だね。

小田島) 余計なことは

 言わないでください!

タケシ) 僕はね、

 逃げて逃げて逃げて、

 ここまで上り詰めたんだから。

一) すっげえ!

大野) 一ちゃん、おにいさんは、

 そったらに偉え人でねえがらな。

小田島) そうだぞ。

タケシ) おい、あんたには

 言われたくないよ。

愛子) なあ、まみーはどう思う?

 休んでええやろ?

スズ子) そやなあ・・・。ホンマ、

 負けるのは、嫌やもんなあ。

 休んでもええで。

大野) いんですが?

スズ子) ただな・・・逃げたら、その

 ことは、一生忘れられへんで。マミ

 ーもな、人に、負けるのは好かん。

 せやけどな、負けるんが嫌、逃げ

 るんやったら、多分、負けた方が

 ええねん。負け、て悔しい思いした

 方が、多分、ええねん。マミーもな、

 実は、年末の「男女歌合戦」で、す

 ごい歌手さんと一緒に歌わなあか

 んねん。そしたら、比べられてしま

 うやろ? それが、「嫌や~!」って

 思てたんや。

愛子) 負けてまうから?

スズ子) そうや。負けてまうし、もし

 かしたら、マミーは、もう、あかん

 のかなと、思てしまうかもしれへん

 やろ。

タケシ) ちょっと、そんなに

 弱気になってたんですか?

スズ子) せやけどな、今はな、

 その人と、歌てみたい思て、

 ワクワクし始めたんや。

愛子) ワクワク? 怖ないん?

スズ子) 怖いは、怖いけどな、

 怖い以上に、楽しみやねん。

愛子) 何でそんなふうに

 思えるようになったん?

スズ子) う~ん、何でやろ?

 よう分からんねん。

大野) マミーはね、好奇心が

 旺盛なんです。

愛子) 好奇心?

大野) そんです。生ぎでいぐ中で、

 一番必要なことだど、大野さんは

 思ってる。怖え、逃げてえって思

 う時は大抵心の中で、やった方

 がいいって、自分では分がってる

 んだど、大野さんは思う。

スズ子) ええこと言わはる! 

 うん。せやけどな、愛子がどない

 しても負けるんが嫌やったら、逃

 げてもええねんで。それはそれ

 で、ええ経験になるかもしれへ

 んと、ワテは、思いますねんで。

タケシ) どっちですか?

スズ子) どっちもありや。

 愛子が、どないしようと、

 マミーは、それでええと思うわ。

 

**********

 

スズ子) ほな、行ってきますわ。

 大事な話やから、もしかしたら、

 ちょっとだけ遅なるかもしれま

 へん。

大野) はい。ちゃんと、

 話してきてください。

スズ子) 愛子は? まだ迷てる?

大野) 迷ってますね。

(ランドセルと体操着を抱え、

 ソファーに座っている愛子)

スズ子) まっ、ワテは、ホンマに

 どっちになってもええと思てます

 から、愛子に決めさせてください。

大野) そのつもりです。

スズ子) ほな、愛子! 

 マミー行ってくるで!

(じっと座っている愛子)

スズ子) 行てきます。

大野) 行ってらっしゃいませ。

(玄関を出るスズ子)

(リビングへ行く大野)

大野) まんだ迷ってるのが?

スズ子) マミーは? 行ったん?

大野) 行ったでえ。

 スキップしながら行ったでえ。

愛子) スキップ・・・。

 

(回想)

スズ子) 逃げたら、そのことは、

 一生忘れられへんで。

 

(愛子を見ている大野)

大野) さあ、大野さんも

 仕事すべ。やるでえ!

 ♪「楽しいお方も 悲しいお方も

 誰でも好きな その歌は」

(大野の背中を見る愛子)

大野) ♪「バドジズ デジドダー」

 

**********

 

(羽鳥家の表にスズ子)

スズ子) ふう~。

 

**********

 

<羽鳥家・リビング>

(スズ子と善一に

 コーヒーを出す麻里)

スズ子) 水城さんに、「ラッパと娘」

 を歌う許可を頂けないでしょうか?

 この前のワテは、卑怯者でした。

 先生に、お任せするみたいに言い

 ながら、本心では、水城さんに、

 歌わせたくないいう思いがあった

 んです。近頃のワテは、確かに、

 仕事も減って、体も、前みたいに

 言うこと聞きまへん。水城さんと

 一緒に歌たら、比べられるのが

 怖いと、思てしもたんです。せや

 けど、こないだ、久しぶりに、自分

 の歌う、「ラッパと娘」を聴いて、

 ワクワクしたんですわ。ホンマ、

 あれは、最高の歌や。ほしたら、

 何や、不思議なことに、水城さん

 は、どう歌わはるんやろ思て、も

 のすごい、聴きたい、思て・・・。

 それが、おんなじ舞台や思たら、

 ズキズキワクワクしてきたんで

 すわ! 何や、むちゃくちゃ、おん

 なじ舞台で、歌いたなってきた

 んですわ。

善一) ズキズキ ワクワクか。

スズ子) はい!

善一) やっぱり大した

 もんだねえ、君は。

スズ子) いえ・・・小物、

 丸出しやったのに・・・。

善一) いやいやいや、大したもんだ。

 確かに、君と水城アユミが同じ舞台

 に立つなんて、僕も見てみたい。

 まして水城アユミが、我々の歌を歌

 うんだ。君が言うように、ズキズキ

 ワクワク以外の何物でもないな。

スズ子) そうでっしゃろ? ・・・って、

 ワテが言うなって感じでっけど。

麻里) 私もとっても見てみたいわ。

善一) それで君は何を歌う

 つもりなんだい?

スズ子) はい。

 「ヘイヘイブギー」でいかせて

 もらえたら思うてます。

善一) なぜ?

スズ子) あの歌は、ワテにとっては、

 愛子への思いを歌た歌なんです。

 ワテが今、誰か、1人のために歌う

 としたら、やっぱり、愛子なんです。

 愛子も、今、しょうもないことでっけ

 ど、ワテと似たようなことで悩んで

 ますし。ワテは今、愛子のために

 歌いたいんです。

麻里) いいじゃない!

善一) うん。

 君の好きにすればいいさ。

 「ラッパと娘」対、「ヘイヘイブギー」

 の新旧対決か・・・。う~ん、これは

 何だか少しワクワクしてきたなあ。

スズ子) 先生、

 ありがとうございます!

 精いっぱい、歌わせて頂きます。

麻里) 頑張ってね!

スズ子) はい! 先生、ホンマに、

 ありがとうございます!

 ワテ、これから早速丸の内テレビ

 に行って、話してきますわ。

 ほな、失礼します。

善一) おいおい、随分急ぐね。

スズ子) 気ぃが変わらんうちに

 ですわ。ほな、失礼します。

麻里) さすがスズ子さん!

 ねえ、あなた。

(穏やかな眼差しで微笑む善一)

 

**********

 

<丸の内テレビ>

タケシ) ちょ・・・ちょっ!

 何言ってるんですか!

 羽鳥先生だってオッケー

 しなかったんでしょ?

スズ子) ワテからお願いしてきました。

タケシ) えっ、そんな・・・。

代々木) いや、本当にいいんですか?

 いえ、実はこちらからも水城アユミ

 には注意しようと思っていたんです。

 全く、人の歌を歌いたいなんて、

 何考えてんだか。

タケシ) 本当にそうだよ! いい迷惑

 してるんだからこっちは。若手の

 売名行為に使われちゃってさ。

スズ子) ワテが、水城さんに是非、

 「ラッパと娘」を歌ってもらいたい思

 たんです。水城さんが、「ラッパと娘」、

 ワテは・・・「ヘイヘイブギー」でどう

 でっしゃろ。

タケシ) よくないですよ!

沼袋) いいよいいよ!

 福来ちゃんがそれでオッケーなら

 こっちとしては願ったりかなったり

 でさ。是非それでいかせてよ!

 ねえ代々木ちゃん!

代々木) いいんですか?

タケシ) だからよくないって!

スズ子) ええやんかター坊。

 別に対決やいうわけやおまへんし、

 お客さんも盛り上がるんとちゃうか?

沼袋) 盛り上がるなんてもんじゃ

 ないよ! こっちはそれをねらって

 んだ。はははははっ!

スズ子) 勉さんが一番の悪人ですわ。

沼袋) そうだよ、俺は悪いよ。でもさ、

 この業界悪いやつが必要なのよ。

タケシ) 納得いかないな!

代々木) 分かりました。羽鳥先生と

 福来さんがそれでいいのなら、

 それでいきましょう!水城アユミの

 「ラッパと娘」対、福来スズ子の

 「ヘイヘイブギー」であれば、局内的

 にも視聴者もおっしゃるように大盛り

 上がりです! これは、ものすごい

 話題になりますよ!

沼袋) ああ。

スズ子) はい。

 

**********

 

愛子) 私、悔しいわ!(泣)

 めちゃくちゃ恥ずかしかったわ。

 みんな見ててんで。

 もう、恥ずかしいて、悔しいて、

 やっぱり行かんかったら

 よかったわ!(泣)

大野) 頑張った!

 よ~ぐ頑張ったよ!

愛子) 頑張って負けた!(泣)

一) 俺、たまたま見てたけど、お前が

 思うほど誰も注目してなかったぜ。

愛子) アホ! 

 みんな見とったわ!(泣)

スズ子) 悔しかったなあ。

 恥ずかしいんもよう分かるわ。

 マミーも、おんなじことになったら、

 恥ずかしいて、たまらんで。

タケシ) スズ子さんだって、こんな

 ことになっちゃうかもしれませんよ。

(大野に叩かれるタケシ)

大野) あんたも手伝い!

スズ子) それでええんや。

 悔しさを思い切り出すんが、

 愛子らしいのやで。

 思い切り悔しがって、思い切り、

 恥ずかしがったらええねん。

愛子) もう、こんな悔しい

 思いしたない!(泣)

スズ子) よしよし。逃げてもええし、

 立ち向こてもええ。どっちにしろ、

 人生は、大変な道のりや。

愛子) (泣)

スズ子) お~お~・・・。

愛子) マミー・・・。(泣)

 

**********

 

子供の頃から運動が苦手、体育の時間が

苦痛だった私には、かけっこで負けるのは

当たり前のことだったので、愛子のように

悔しがる人を見ると、面倒くさ・・・いや、大

変だねえ~と生温かい目になってしまうw

もちろん、負けるのが嫌な気持ちは分かる

んだけど、勝ち続けることはできないし。早

目に負ける体験をするって大事かもと思っ

てしまったよ。まあ、逆に負け続けもつらい

から、何かで勝つ体験も必要なんだけど。

小さいことでもいいから、勝ったり負けたり、

つまりはいろんな体験をすることが大事・・・

なのかもね。愛子~! 逃げちゃ駄目だ~。

 

さて、りつ子の言葉で「ズキズキワクワク」

を思い出したスズ子はすっかりやる気に。

相変わらず顔で演技するツヨポンがいい。

年を取ると、ときめくこと、ズキズキワクワ

クすることが減ってくる。心の刺激が必要

になってくる。羽鳥先生のはっちゃけた姿

が懐かしいよ。ワクワクってホント大事だ。

 

舞台で歌う姿はおあずけだった「ヘイヘイ

ブギー」。このために取っておいたのか~。

ググって聴こうかと思ってやめておいてよ

かった。うん! 私もワクワクしてきたよ~。

 

 

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