「ブギウギ」第115回~第24週「ものごっついええ子や」 | 日々のダダ漏れ

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「ブギウギ」 第115回

第24週「ものごっついええ子や

 

 

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愛子) マミー学校行って、友達

 つくってこい言うたやんか。

 せっかく友達できそうやのに、

 何で行ったらあかんの!?

スズ子) せやから昨日も言うた

 やろ。怖いおじさんがおるかも

 しれへんのや。

愛子) そんなん知らん!

 今日も遊ぼうって約束したんや!

 

(回想)

一) 明日もここで遊ぶか?

 このマンガも、特別に読ませて

 やるよ。じゃあ、明日な。約束だぜ。

愛子) うん。

 

大野) 愛ちゃん、今日だけは

 我慢すべし。なあ。

愛子) 嫌や!

高橋) 愛子ちゃん。

 ちょっと、失礼します。

 実は、悪い人が、この辺の子

 をさらうって言ってるんだ。

 おじさんたちがその人を必ず

 捕まえるから、もう少し待って。

スズ子) 皆さん、心配してるん

 やで。言うこと聞かな。明日は

 きっと行けるで。

愛子) 悪い人の方が

 マミーよりええわ!

スズ子) 愛子!

大野) わだしが、見できますがら。

 愛ちゃ~ん!

 

**********

 

スズ子) すんまへん。

 みっともないとこお見せして。

 野口) ああいえいえ、

 娘さんおなかなか、難しい年頃ですな。

高橋) いや、娘というのはこれから

 もっともっと難しくなるんだよ野口く・・・。

 あ・・・失礼しました。

タケシ) おはようございます!

 どうしたんですか?

 こんなに、お客さん・・・。

スズ子) いやお客さんちゃうねん。

 うちのマネージャーの柴本です。

 あ・・・あんな、皆さんは、

 刑事さんやねん。

タケシ) 刑事!?

 

**********

 

タケシ) それで、そいつは

 捕まったんですか!?

スズ子) 捕まってへんから皆さん

 ここにおられるんやがな。

タケシ) ですよね。

 で、愛子ちゃんは?

スズ子) 大野さんと部屋にいるわ。

 こんな時に限って学校行きたい

 言うて困らせてんねん。

タケシ) そうですか・・・。

 で、次の電話はいつ!?

スズ子) 落ち着きや。

(電話の呼び出し音)

高橋) お願いします。

スズ子) は、は、は・・・はい。

 はあ~。

電・スズ子) はい、花田です。

電・男) 俺だ。

 今から言うこと、よく聞け。

 今日、午後3時、3万円を、巾着袋

 に入れて、日帝劇場に持ってこい。

電・スズ子) に、に、に・・・日帝劇場?

電・男) 日帝劇場のロビーだよ!

電・スズ子) あ・・・はい。

電・男) あんたが知らない

 はずないだろう!

電・スズ子) あ・・・もう、

 よう知ってます。あ、あの・・・

 ホンマに、3万円だけで、

 よろしいんでっか?

電・男) いい。

電・スズ子) 分かりました。

 必ず、持っていきますよってに、

 もう、こういうことは・・・。

電・男) う・・・うるせえ! いいか?

 あんたは、有名人だから目立ち

 過ぎる。あんたの周りには、 

 まぬけそうなマネージャーが

 いるだろ!?

電・スズ子) マ・・・マネージャー?

電・男) やつか、か・・・家政婦の女

 に持ってこさせろ。俺は2人とも顔

 を知ってるからな。ロビーに来い!

電・スズ子) いやいや・・・あの、

 ワテが、自分で・・・。

(受話器を置く音)

高橋) 犯人は、何と?

スズ子) 今日の午後3時、

 マネージャーか、家政婦が、

 日帝劇場に、3万円を持って

 こいって。

高橋) 午後3時・・・。

 人混みに紛れて金を

 受け取るつもりか。

タケシ) あ・・・あの、僕は・・・。

 

**********

 

<午後2時59分>

(巾着袋を抱き締め、タケシが

 日帝劇場にやってくる)

(開演を待つ客や、待ち合わせ

 の客でごった返すロビー)

(大時計の針を見つめ、巾着袋を、

 ぎゅっと抱き締めるタケシ)

(あちこちに散らばり、張り込みを

 している高橋たち数人の刑事)

♪(時報の音)

(ビクッとするタケシ)

(オロオロ、キョドキョドするタケシ

 の視線の先に、挙動不審な男)

(刑事も男に気付く)

野口) 高橋さん!

高橋) まだ待て。

(オドオドタケシに近づく小田島)

タケシ) だ・・・誰ですか!?

小田島) うるさい! よこせ!

(後ずさりするタケシ)

(オドオド迫ってくる小田島)

(逃げるタケシ)

高橋) 行こう。

小田島) 待て~!

 離せ!

タケシ) 嫌だ! 嫌だ!

小田島) 離しなさい!

タケシ) 嫌だ!

刑事) 小田島!

小田島) あ~っ! う~っ! 

 う~! あ~!

(小田島に手錠を掛ける刑事)

小田島) ああ~!

刑事) じっとしろ!

刑事) 動くな!

高橋) もういい! 終わりだ!

 顔見せろ。

(小田島を見る高橋)

高橋) 落ち着け。なあ。

小田島) ああ・・・。ああ~!

(帽子を脱ぎ、手錠のかかった

 男の手に被せる高橋)

(小田島のうめき声)

 

**********

 

<スズ子の家>

タケシ) 僕は絶対離しません

 でしたからね。ここで離したら、

 男が廃るでしょ!

スズ子) ホンマ見直したで、

 ター坊。

タケシ) 僕はね、警察に転職しても

 いいのかなって思いますよ。高橋

 さんにもね、君が欲しい、君の全て

 が欲しいなんて言われちゃって。

大野) いいんでないですか? 

 転職も。まっ、お世辞だど思い

 ますけど。

タケシ) いや、あの言い方は

 お世辞ではないですね。

スズ子) あかんで、まだまだ

 マネージャーでおってもらわな。

 なあ、愛子。

 どないしたんや。

 明日から学校行けるんやで。

 うれしいやろ。

愛子) マミーのせいで、約束破った。

スズ子) 大丈夫や。明日、ごめんね

 言うたら、絶対許してくれるわ。明日

 からしばらくター坊が学校の送り迎

 えしてくれるからな。あんまり知らん

 子と遊んだらあかんで。食べ。

 

**********

 

<取り調べ室>

高橋) こんなことしたって

 息子が喜ぶわけないだろ!

小田島) はい。

高橋) それどころか、お前と

 しばらく、離れ離れにならな

 きゃならないんだ。そんな

 一君の気持ちも考えてみろ!

 父親一人で、いろいろ大変だ

 ったろうけどな、体が弱くたっ

 て、働けるところはある。俺が

 世話してやるから、償ったら、

 心を入れ替えて働くんだぞ。

小田島) はい。

高橋) なあ。

野口) 主任、カツ丼です。

高橋) おう。

(小田島の前にカツ丼)

(丼のふたを取る高橋)

(唾を飲み込む小田島)

(すました顔でカツ丼を

 食べる高橋)

高橋) うん。

(うつむく小田島)

高橋) 野口君。

野口) はい。

(出ていく野口)

(重箱が運ばれてくる)

野口) ほれ、お前には特上だ。

 いつか息子にも食わせてやれ

 るように、真面目に働けよ。

(小田島の体が震える)

小田島) 息子に・・・。

 あの・・・息子に、

 これ食わせてえ・・・。

 

**********

 

(学校の帰り)

(空き地に立つ愛子)

タケシ) お友達、いないね・・・。

愛子) 転校するみたい・・・。

 あの子、一君いうんやけど、今日

 一君の教室に行ったら、先生が

 そう言うてた。

タケシ) そっかあ・・・。さみしいな。

愛子) 私が約束破った

 せいかもしれへん。

タケシ) そんなことはないと思うよ。

(駆け出す愛子)

タケシ) 愛ちゃん。

 

**********

 

<スズ子の家>

高橋) 早くにおかみさんを亡くして、

 男手一つで、子供を育てていたみ

 たいなんですけどね、本人も病弱

 で、思うように働けなかったみたい

 ですな。息子には、惨めな思いを、

 させたくなかったみたいです。

スズ子) そうでっか・・・。

高橋) まあ、だからといって、あん

 なことしていいってことにはなり

 ませんからな。本人には、よく反

 省してもらいましょう。それでね、

 福来さん・・・。あ・・・こりゃ失敬。

 花田さん。

スズ子) はい。

高橋) やつの息子が、愛子ちゃん

 と同じ小学校らしいんですよ。

スズ子) え・・・。

高橋) 愛子ちゃんより、1学年上な

 んですけどね、愛子ちゃんの誕生

 パーティーにも、親子で来ていた

 みたいで・・・。それで、あなたの

 裕福な生活を見て、犯行を思い

 ついたような節もありまして。誰

 でも、うちに呼んだり、取材させ

 たりってのは、今後は、考えた方

 がいいかもしれませんな。

スズ子) 分かりました。愛子に、

 友達もつくってやりたあて・・・。

高橋) はあ。親というのは、子供

 のためなら何でもしてあげたくな

 りますからな。私も、娘にもっとし

 てやればよかった。あ・・・失礼。

 まあ、ほどほどにということで。

スズ子) はい。

 それで、あの、その、

 犯人のお子さんは・・・?

高橋) ああ、幸いなことに、遠い

 親戚の方が親切でね、預かっ

 てくれるみたいです。

スズ子) そうでっか。

高橋) 犯行も未遂に終わりましたし、

 情状酌量もあるでしょうから、執行

 猶予になるんでしょうが、それでも、

 一時的には離れることになります

 からな。ああ、こんにちは。

愛子) 今の話・・・一君のことやろ?

スズ子) 一君?

愛子) 一君どこ行ったんや。

 一君がおらんようになったんは、

 マミーのせいや!

 

**********

 

人情刑事高橋・・・いや、カツ丼デカかな?

久々に見たカツ丼のくだりにひねりがあっ

て、笑わせてもらいました。いいね~ベタ

なカツ丼が出てきたと思いきや、「お前が

食べるんか~い!」と視聴者のツッコミか

らの~「特上来るんか~い!」と、怒濤の

展開が素敵すぎた。しかも特上のビジュ

アルが本当に美味しそうで、ヨダレが・・・。

あんなカツ丼食べさせてもらったら、頑張

って息子にも食べさせてあげないとね!

 

一君がおらんようになったんは、
マミーのせいや!

 

まあ・・・そうだね。控えめに言ってもそう

なるね。いろいろと誘因をつくりだしたの

はスズ子なのは確か。とはいえ、犯罪を

考える方が、もちろん悪いんだけどね~。

一の父親もスズ子も、子供を思う気持ち

は強いのだけれど、極端にやりすぎてし

まったというか・・・。何事に、ほどほどに。

やりすぎないよう気を付けないとと自戒。

 

 

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