「ブギウギ」第104回~第22週「あ~しんど♪」 | 日々のダダ漏れ

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「ブギウギ」 第104回

第22週「あ~しんど♪

 

 

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村山興業の社長、村山トミの

葬儀には、大勢の取材陣が

押しかけており、愛子を連れ

て現れた福来スズ子は、

注目の的でした。

 

**********

 

(読経)

(祭壇に飾られたトミの写真を見つ

 めるスズ子、山下、坂口、矢崎)

 

**********

 

(スズ子と一緒に、

 お焼香をする愛子)

スズ子) 愛子、

 おばあちゃんにご挨拶し。

 「愛子です」言うて、

 お手々合わせて。

愛子) 愛子です。

スズ子) おかげさまで、愛子は、

 元気に育っております。

 あれから、顔も見せんと、

 すんまへんでした・・・。

 

**********

 

<控え室>

坂口) せやけど、

 大きなった・・・なあ。

矢崎) 社長も、愛子ちゃんのこと

 は気にかけていらっしゃいました。

スズ子) ええ・・・顔見せに来な

 あかんかったのに、こないに

 はよう会われへんようになると

 は、思えへんかったから・・・。

山下) 病気は、前から

 分かってたんか?

坂口) ボンが亡くなって

 割とすぐに。

山下) 何で教えてくれへん

 ねん。水くさい。

坂口) 社外に漏らすないうて、

 きつう言われてまして。

矢崎) せめて福来さんにはと

 説得したんですが、あかんの、

 一点張りで。余計な気を、遣わ

 せたくなかったんだと思います。

坂口) 生真面目いうか、融通が

 利かんいうか・・・社長らしわ。

スズ子) 愛助さんもそうやった。

 自分が一番しんどい時も、ワテ

 にも、周りにも、心配かけへん

 ようにて、大丈夫なふりして。

山下) 親子やなあ・・・。

スズ子) もっとしゃべりたかった。

 母親として、女として、聞きたい

 こと、いっぱいあったのに・・・。

矢崎) 社長、福来さんの活躍を

 楽しみにしてましたよ。

スズ子) ホンマでっか?

矢崎) コソコソ~っと、レコード集

 めて聴いたり、タナケンとやった

 映画、あれ見に行ったり。

坂口) 全部バレてるっちゅうん

 やな。ははは・・・。

スズ子) そんなん聞かされたら、

 余計会いたなるわ。

 

(回想)

トミ) また、歌うてくださいね。

 

**********

 

矢崎) 帰りも、長旅になりますね。

 お気を付けて。

坂口) ますますのご活躍、

 楽しみにしてます。

スズ子) おおきに。

 あれ? 山下さんは?

矢崎) ああ、広間の方に。

坂口) 山下さん、社長とは、長い

 つきあいでしたからなあ。

 

**********

 

(広間に、一人座った山下)

 

**********

 

<東京>

スズ子) 愛子、おうち着いたで。

山下) ワシらはまだしも、お嬢は

 しんどかったかもしれまへんな。

 少し横になったらどないや?

愛子) (頷く)

スズ子) その前に・・・おいで。

 

**********

 

(鈴の音)

(愛助の写真に向かい、

 手を合わせる3人)

スズ子) 愛助さん、お母さんに、

 お別れ言うてきました。あれ?

 もしかしたら、もう、そっちで、

 会うてるかもしれまへんな。

山下) 恐らくは。

スズ子) まあええわ。

 愛子を、しっかり育てるて、

 約束してきました。

 愛助さんも、お母さんも、天国

 から見守っていてくださいね。

 行こか。

山下) 何や、

 気が抜けてしもたな・・・。

 

**********

 

スズ子) ほんなら、

 またお願いします。

(頭を下げ、帰っていく山下)

 

**********

 

それから数日がたち・・・。

 

善一) 福来君、

 面白い曲が出来たよ!

(楽譜を見るスズ子)

スズ子) 「買い物ブギ」。

善一) 君の買い物姿を見て、

 ひらめいたんだ。

 

(回想)

スズ子) おネギと、ニンジンと、

 ゴボウと・・・。

麻里・スズ子) ジャガイモと、

 お砂糖。

 

(指を鳴らす音)

善一) あの瞬間!

 なぜか歌が聞こえてきたんだよ。

 どうだい? 今度のは歌詞も

 僕が全部書いたんだ。

スズ子) 何やこれ・・・。「たいに

  ひらめに かつおに まぐろ」・・・。

 冗談みたいな詞ぃや。

善一) それが、おもろい。

スズ子) 急に大阪弁・・・。

 なるほどなあ・・・。

 こんな歌、聴いたことない。

善一) そう、大阪の人間や

 ないと作れん歌や。

スズ子) こんなんワテ

 歌いきれるやろか・・・。

善一) 何言うてんねん!

 こんなん歌えんのは、福来君、

 君しかおらへん。

スズ子) せやけどこれ、ぎょう

 さん練習せなあかんわ。

 ホンマややこしい歌や。

 「にんじん」・・・。

 まるで早口言葉やがな。

 あ~ややこしややこし。

善一) ややこしいか・・・。

 確かにそやな。

(紙を広げる善一) 

スズ子) 先生?

善一) それな、まだ途中やねん。

スズ子) はあ? 

 まだ長なるんでっか!?

 

**********

 

<夜>

(愛子を寝かせ、机に向かい、

 赤鉛筆で、楽譜に書き込み

 をするスズ子)

スズ子) 難しわあ・・・。

 

**********

 

(スズ子が歌の練習をする声)

スズ子) ♪「わてほんまによう

 言わんわ わてほんまによう

 言わんわ」

大野) 福来さん、少し休んだら

 どうですか?

スズ子) 休んでたら歌詞が

 覚え切らんのです。覚えても、

 歌いこなせるか分からへん。

大野) そったら歌っこ

 あるんですか。

スズ子) あるんです。

大野) ああ・・・。

 んだけんど、朝からず~っと

 ブツクサブツクサ、

 体っこもぢませんよ。

スズ子) ♪(ハミング)

大野) 福来さん!

スズ子) え? あ・・・

 はい、そうですね。

(戸が開く音)

山下の声) ごめんください。

 

**********

 

大野) は~い!

 おっ、山下さん。今日は何が、

 仕事の予定でもありますたか?

山下) いや~今日は、何も。

 ただ、スズさんに、大事なお話が。

大野) あっ、そんですか。

 どうぞ、どうぞ。

山下) お邪魔します。

 

**********

 

スズ子) 大事な話て、何だすか?

山下) マネージャーを、

 辞めさせていただきたいんです。

スズ子) 何だす?

山下) ですから、マネージャーを、

 辞めさせていただきます。

スズ子) はっ・・・はははははっ!

 冗談やめなはれ。昨日、先生に

 新曲もろて、ワンマンショーに向

 けて準備していかなあかんのに。

山下) 冗談やおまへん。

スズ子) え・・・。

 な・・・何を言うてまんのや、

 そんな急に訳の分からん・・・。

山下) そやけどもう、

 決めたことなんだす。

スズ子) あかんあかん!

 「辞めさしてください」、「はい

 どうぞ」てなりますかいな!

山下) すんまへん。

スズ子) 何ででっか?

 訳を、言うてください。

山下) ワシのマネージャー人生は、

 トミ社長のもとで始まりました。

 村山で、トミ社長に世話になって、

 ボンの面倒見るようなって・・・。

 今度はボンの頼みで、スズさん

 のお手伝いさせてもろて・・・。

 そうやって、スズさんとの縁が

 生まれて・・・。

スズ子) はい。

山下) それが先日、トミ社長が、

 亡くなりましたやろ? ワシと

 スズさんをつなげた、2人が

 のうなって、何や、心の糸が、

 切れてしもうたんです。このま

 まではご迷惑をおかけします。

スズ子) そんなん、勝手すぎるわ!

 山下さん、言うたでしょ? 

 愛助さんが、亡くなったあとに、

 「何があっても支える」て。

 うそやったいうことでっか!?

山下) うそや、ありまへん。

 そうやない。

スズ子) ほなら、何で?

山下) スズさんは、もうワシなんか

 がおらんでも立派にやれます。

スズ子) マネージャーがおらへん

 のに、どないしたら、よろしんでっ

 か? 山下さんがおらんと困る!

スズ子) 代わりの者は、

 考えてあります。

スズ子) 嫌や。

山下) ワシがスズさんにできる

 ことはもうない。お役御免や。

スズ子) 嫌や!

山下) スズさん!

 ワシらの時代は、終わったんだす。

 せやけどスズさんは違う。スズさん

 は、これからの人と、仕事をすべき

 やと思うんです。

 

**********

 

スズ子の引き止めもかなわず、

山下は、自分に代わるマネージ

ャーを連れて、やって来ました。

 

<家の表>

山下) ここや。

(ハンカチで、顔の汗を拭く男)

山下) 何や、緊張してんのか。

タケシ) え? いやいやいや・・・

 大丈夫大丈夫。

山下) 最初が肝心や。

 くれぐれも失礼のないように。

 細かいことは、ワシに任せと

 いたらええから。

 

**********

 

トミ社長が亡くなりしんみりしたところで、

通常運転の羽鳥先生に救われたよね。

今回は歌詞も羽鳥先生が書いたという

ややこしい歌。本当に冗談みたいな歌。

よくまあ思いつくよね~あんなおもろい

歌を・・・。さすが大阪人!ということ?

 

さて、マネージャーを辞めると言いだし

た山下さん。山下さんもお年のはずだ

からね。愛子の世話で、かなり消耗し

たんじゃないだろか・・・。もう、解放し

てあげて~。おじいちゃんにはきつい

と思うよw 山下さんに連れてこられた

新人マネージャーは後姿のみ。でも、

待ちきれずにググっちゃったよ。誰か

有名人の息子かな~と予想した通り。

チャンスをいかして頑張ってほしい。

 

 

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