「ブギウギ」第77回~第17週「ほんまに離れとうない」 | 日々のダダ漏れ

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「ブギウギ」 第77回

第17週「ほんまに離れとうない

 

 

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スズ子) 結婚・・・?

愛助) え・・・ほなら、

 認めてもらえるんですか?

スズ子) 愛助さん!

愛助) スズ子さん!

矢崎) つきましては、福来さんに、

 歌手をやめていただきたい。

スズ子) あっはい! はい~!?

 えっ! あ・・・。

 

**********

 

愛助) 何を言うてるんでっか!

矢崎) 何か、おかしい事を言って

 ますか? ボンもよく分かってお

 いででしょう。ボンと結婚すると

 いうのはそういうことです。村山

 に嫁いでくる方は、ボンを支える

 だけでなく、大勢の芸人の面倒

 も見なければなりません。社長

 だって大変な思いをして、先代

 を支えながらそうしたんです。

愛助) それは分かってるけど、

 せやけどやな・・・。

矢崎) せやけどはありません。

坂口) とにかくやな、矢崎よ、

 いきなり結婚の話されても、

 困るがな。

矢崎) いきなりじゃありません。

 これまで、考える時間は十分に

 あったはずです。社長は、戦時

 中の大変な時に、ボンを支えた

 福来さんに、深く、感謝していま

 す。なので、いろいろ思うところ

 もありながら、お2人のことを黙

 認し、将来のことを考える時間

 を与えた。それとも、何も考えて

 なかったとでも?

愛助) そないなことありません!

 僕らは真剣に結婚の約束をしま

 した。前にもお母ちゃんには言

 われたけど、福来さんが歌手を

 やめるやなんてことは考えてま

 へん!

矢崎) だったらこの機会にしっか

 り考えてもらいましょう。社長は、

 できるだけ早く、ボンに会社を任

 せたいと考えています。そして

 その暁には、身を固めてほしい

 と思われている。言っときますが、

 決して福来さんが相手になるこ

 とを、反対しているわけではあり

 ませんから。しっかり、考えてくだ

 さい。失礼します。

坂口) 痛っ! 

 クッソ! 矢崎のどアホ!

 生意気になりよって!

 誰が新人の時に、

 鍛えたった思うてんねや。

山下) ボン、福来さん、ホンマの

 とこはどないでっか? 結婚の

 こと、どこまで真剣に考えては

 ったんや?

愛助) じい、僕らかてアホちゃう

 から、何も考えてなかったわけ

 やおまへん。

スズ子) せやけど、何も考えてへ

 んと思われても、しかたなかった

 かもしれまへんわ。お母さんとは、

 中途半端なままやったし・・・。

愛助) 困ったなあ・・・。

坂口) よっしゃ!

 ワシが、大阪行てきますわ。

 もともと、2人の仲を社長に認めさ

 せたんも、このワシや。ふふふ・・・。

 責任がありまんがな。あの、矢崎に

 もちいっと、クンロク入れたらなあき

 まへんしな。来週にでも、大阪行て

 きます。ボン、福来さん、任せてくだ

 さい。ふふふふ・・・。

 

**********

 

善一) 何言ってるの!?

 駄目だよ! 駄目駄目!

 君が歌手をやめるなんて僕が

 音楽をやめるようなもんだよ!

 そしたら僕はどうなってしまうのさ!

 絶対あかんて!

スズ子) まだやめるやなんて言うて

 まへんて。そら、ワテかてやめたあ

 らしまへんけど、それが愛助さんと

 一緒になる条件いうことで・・・。

善一) せやからそんな条件

 のんだらあかんて!

麻里) あなた、少し声が大きいです

善一) そりゃ大きくもなりますよ!

 福来スズ子が歌手をやめようって

 いうんだからこりゃ一大事だ!

スズ子) せやからまだ・・・。

善一) 福来君僕はね、また君と面白

 いことをやろうと考えてるんだ。ねえ、

 そうだよね、麻里さん。ちょっと、

 あれ持ってきて。楽譜楽譜!

麻里) 持ってきません。

 あなた、少し落ち着いてください。

 今あなたがやりたいことは関係な

 いの。今大切なのは、スズ子さん

 のお気持ちでしょう。大好きな歌と、

 大好きな人のどちらかを選べなん

 て言われてるのよ? そんな時に

 何です、子供みたいに、自分がや

 りたいことがどうだこうだって。

善一) まあ、そうだね、確かに。

 そうなんだけども・・・申し訳ない、

 ついつい取り乱してしまったよ。

 でもね、君が歌手をやめるって

 いうのはね、僕にとってね、これ

 はね・・・。

麻里) ですからあなた。

善一) あ、はいはいごめんなさい

 ごめんなさい。

麻里) スズ子さん。

 私お話伺ってて、本当腹立たし

 い気持ちになったわ。どうして

 スズ子さんだけがそんなに残酷

 な選択を強いられなければなら

 ないの? 相手のお母様だって、

 同じ女性として何とも思わない

 のかしら。

(戸を開ける音)

イネコ) お兄ちゃまが

 遊んでくれない。

麻里) ちょっとカツオちゃん!

 少し遊んであげてちょうだい!

カツオ) だってよ、お人形さんで

 遊べなんて言うんだぜ。

 冗談じゃないぜ。

イネコ) お兄ちゃまにはもう

 お人形だっこさせてあげない!

カツオ) こっちから願い下げだね。

 父ちゃま・・・オヤジ、

 ピアノ借りるよ。

イネコ) お兄ちゃまのバカ! 

 鬼~! 何よ、オヤジなんて

 かっこつけて!(泣)

スズ子) あっ、あっ・・・。

善一) ああ~

 もう、泣かない泣かない。

 ちょっとちょっと・・・。

 麻里さん、ちょっとあっち連れて

 って。今大事な話だよ。

麻里) ご自分で連れていけばいい

 んじゃないですか? いつも私ばっ

 かり。大体、好き勝手に、そのよく

 分からない音楽作ってられるのは

 一体誰のおかげ? 私がおうちの

 ことを一手に引き受けてるからで

 しょう?

善一) う~ん参ったね、もう福来君。

 どうも話の雲行きが怪しいから、

 この続きはまた今度にしよう。でも、

 歌手だけはやめちゃ駄目だよ。

 ほら、外遊び行こう。おいでおいで。

 外行こう。

麻里) はい、カツコも。

善一) はい、カッちゃんカッちゃん。

 はいはい! はい行こう!

 外行こう! こっちこっち!

 外行こう! おいでおいでおいで。

イネコ) 行ってきま~す!

善一) はい、行ってきますよ。

麻里) ごめんなさいね、

 みっともないとこお見せして。でも、

 我慢するのはいつも女でしょ? 

 おかしいわよ、そんなの。

 

**********

 

(味見をするスズ子)

スズ子) うん! でけてるでけてる!

(戸が開く音)

愛助) ただいま。

スズ子) お帰りなさい。

 ごはんちょうどでけたとこや。

愛助) 疲れたわ。

 坂口さんが大阪行ってるから、

 仕事量がふだんの倍や。

スズ子) お疲れさまさまやな。

 坂口さん、うまく話してくれてる

 やろか・・・。

愛助) 大丈夫やろ。坂口さん、

 もう完全に僕らの味方やし、

 前にもお母ちゃんを説得して

 くれてはるしな。

スズ子) せやけど、前の時と、

 だいぶ状況もちゃうやろ?

愛助) 心配したかてしゃあない。

 それより飯食お。腹ぺこや。

 (咳き込み)

スズ子) 大丈夫? 

 近頃、またせき多ない?

愛助) そ・・・そうか?

 平気や。飯飯!

 今日もおいしそうや! 

 ふ~ん。うん、ええ匂い。

 

**********

 

愛助) さすがは羽鳥先生の奥さん

 や。おっしゃるとおりやな。

スズ子) せやけど、

 ちょっとショックやったわ。

愛助) 何が?

スズ子) 麻里さんが、あんなふう

 に思うてはったんかて。我慢して

 る言うてたから。ええご夫婦や

 思うてたのに。

愛助) ええ夫婦やろ。

 麻里さんかて言いたいことを

 羽鳥先生に言うてるやんか。

 僕もスズ子さんには何でも

 言うてほしいわ。

 我慢せんで言うてや。

スズ子) ワテ・・・言いだしたら、

 多分止まらんで。

(笑い声)

愛助) (咳き込み)

スズ子) ちょ・・・ちょっと、

 ホンマに大丈夫か?

愛助) 大丈夫や。スズ子さんが

 笑かすから、変なとこにごはん

 粒が入ったがな。(咳き込み)

 う・・・うん。あ~びっくりした。

 

**********

 

坂口) 申し訳ない!

(頭を下げる坂口)

スズ子) 顔を上げてください。

 しゃあないですわ。

愛助) お母ちゃん・・・

 どないな感じやった?

坂口) だいぶ・・・どやされましたわ。

 ただ、社長が言いはることも、理解

 できるとこがあって・・・。

 

(回想)

トミ) ワテは、結婚に反対してるん

 やないで。福来さんにも感謝して

 ますし、ええ人や思てます。せや

 けど、愛助の伴侶になる人は、

 一緒に村山をもり立ててくれる人

 やないと、あきまへん。ワテかて

 そうしましたんや。あんた、見て

 はったやろ? 先代とワテが必死

 やったんを。

坂口) は・・・はい。

トミ) ワテは、村山のことを考えて

 言うてるんや。村山は、あんたら

 社員や芸人も、みんな家族や思

 うてます。ホンマの家族みたいに、

 みんなで一致団結してやってき

 たからこそ、ここまで来たんや。

 せやから、愛助の伴侶になって

 くれはる人も、同じ思いで来ても

 らわな困りますのや。片手間では、

 あきまへん。

 

坂口) 確かに、村山は、先代と、

 今の社長が、親みたいで、社員と

 芸人が子供みたいに、家族的な

 まとまりがありますんや。それが、

 村山の経営方針ちゅうか・・・。

愛助) そんなん・・・

 お母ちゃんの勝手な思いやろ。

坂口) せやけどな、ボン、それが、

 ええとこもありまんねや。芸人が

 なんぞ悪さしたいうたら、先代が、

 どやしつけたり、社長が、優しゅう

 励ましたり、ウケんでしょげてる芸

 人がおったら、こっそり、蜜豆食べ

 させてくれたり。確かに、社長は

 芸人にとって、お母ちゃんみたい

 なもんなんですわ。

愛助) 僕はスズ子さんに

 そんなん求めてへんわ!

スズ子) 愛助さん、

 大きい声出さんといて。

 坂口さんかて、一生懸命、

 話してきてくれはったんや。

愛助) すまん。ついつい・・・。

坂口) ふふふ・・・。いや、そうな

 るのも、しゃあないですわ。

愛助) ・・・・・・。

坂口) ・・・・・・。

スズ子) ワテ・・・

 歌手、やめよかなあ。

坂口) ホ・・・ホンマでっか?

愛助) ホンマちゃうわ!

 あかん! それはあかんて!

スズ子) せやけど・・・

 それしか、おまへんやろ。

 ワテも、話を聞いてて、

 お母さんの言わはることも、

 少しは、分かりますのや。

 それに愛助さんと、

 家族になれるんやったら、

 やめてもええような、

 気ぃがしてきましたわ。

 

**********

 

自分の欲望に忠実すぎる羽鳥先生が、

面白すぎる~。そして思わず関西弁に

なるぐらい動揺しまくる善一を、冷静に

諫める麻里さんが好き~。あんな音楽

バカの夫を持ったら、少しぐらいきつめ

に言っても言い足りないぐらいだよね。

 

家族経営の会社だから、社長の妻に

は社長を支えることに専念してほしい

という気持ちは分かるけど・・・。何を

もって、「支える」というのか。よくある

男の人が女性を守りたい、守らねば、

という勝手な願望に似ている気がw

推しが元気な姿を見て、元気が出る

人もいるし、何が自分の支えになる

かなんて分からない。家に入って帰

りを待たれるより、歌って踊るスズ子

を見ている方が、愛助にとってはよっ

ぽど心の支えになるかもしれないし。

でもそれより気になる愛助の咳~!

嫌な予感しかしなくて・・・すでに辛い。

 

 

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