「舞いあがれ!」第28回~俺たちなにわ・・・バードマン!! | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

舞いあがれ! 第28
第6週「スワン号の奇跡」
俺たちなにわ・・・バードマン!!

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

舞ちゃんが、本番を迎えた朝。

 

<岩倉家>

浩太) おはよう。

めぐみ) おはよう。

浩太) 早いな。

めぐみ) うん。舞いよいよやから。

浩太) うん。

めぐみ) 無事、飛んでほしい。

浩太) うん、きっと、大丈夫や。

(晴れた空を見る2人)

めぐみ) うん。

 

**********

 

なにわバードマンの目標は、

琵琶湖の空を飛び、

女性パイロットの世界記録、

15.44キロメートルを、

超えることです。

 

(コックピットに舞)

舞) 右翼オッケーですか?

男性) はい!

舞) 左翼オッケーですか?

男性) はい!

舞) 胴体オッケーですか?

男性) はい!

舞) 指示出しオッケーですか?

男性) はい!

舞) ペラ、回します!

(ペダルを漕ぐ舞)

舞) 3、2、1、ゴー!

(機体を支え、走りだすバードマン)

鶴田) 息合わせてひも離せ!

玉本) せ~の…。

(スワン号が浮き上がる)

(賢明にペダルを漕ぐ舞)

(琵琶湖へ飛び立つスワン号)

 

**********

 

(湖面から3メートルぐらいの

 高さにスワン号)

トランシーバー・刈谷) 「岩倉、

 機体は安定しとる! その調子たい」

(ボートで追いかける刈谷と由良)

 

**********

 

舞) はい。

(前を見据え、ペダルを漕ぐ舞)

 

**********

 

鶴田) 岩倉! その調子や!

(湖畔から見つめる鶴田たち)

空山) きれいやねえ。

玉山) ホンマきれいや。

 

**********

 

(懸命にペダルを漕ぐ舞の顔に

 笑みが浮かぶ)

舞) 空飛んでる…。

(青い湖面と入道雲)

 

**********

 

トランシーバー・刈谷) 「岩倉、1キロ通過」

 

**********

 

舞) はい! 1キロ…。

 まだや! まだ1キロ!

 

**********

 

(トランシーバーを握った刈谷)

刈谷) 追い風吹いとうかや。

由良) 高度下がってますね。

刈谷) ああ。

トランシーバー・刈谷) 「岩倉、

 ちょっと下がっとる! 回転数上げて!」

舞) 了解です!

トランシーバー・刈谷) 「それでよか!

 順調たい!」

刈谷) 由良。

(由良にトランシーバーを渡す刈谷)

トランシーバー・由良) 「岩倉」

舞) 由良先輩!

トランシーバー・由良) 「もう5分たった。

 その調子や」

舞) はい!

 

**********

 

(前を見つめ、

 ペダルを漕ぎ続ける舞)

舞) すごい…空しか見えへん…

 どこ飛んでるんやろ。

トランシーバー・刈谷) 「岩倉、

 機体が流されとる。

 ラダー切ってもう少し右に行こう」

舞) はい!

トランシーバー・刈谷) 「風向きが

 変わるまでの辛抱たい!」

舞) 了解です。

トランシーバー・刈谷) 「ああ」

 

**********

 

部員) いけるいける! 

部員) 大丈夫大丈夫!

(声援)

 

**********

 

舞) 暑い…。

トランシーバー・刈谷) 「2キロ通過」

舞) はい!

トランシーバー・由良) 「岩倉、大丈夫か?」

舞) はい!

トランシーバー・由良) 「高度下がってる、

 回転数キープして」

(無線のノイズ)

トランシーバー・由良) 「岩倉、聞こえてるか?」

(無線のノイズ)

トランシーバー・刈谷) 「岩倉、

 どうしたとや! 岩倉!」

刈谷) 無線が切れたとかや。

トランシーバー・刈谷) 「岩倉、聞こえるか?」

スピーカー・由良) 「岩倉! 耐えろ!」

刈谷) 岩倉!

 

**********

 

舞) 先輩…先輩!

(汗まみれの顔が歪む)

舞) 暑い…。

 足が動かへん…。

(足元の側壁に小さな通気口)

(風の音)

舞) 風や…。

 

(回想)

日下部) コックピットの中は、

 蒸し風呂やねんて。

藤谷) え~! 蒸し風呂かぁ。

日下部) せやから、風通るように

 してあげたいねんな。

藤谷) せやな。

渥美) ほな、この辺も

 ちょっと削ってみよか。

藤谷) ここっすか?

渥美) うん。

 

(渥美と日下部と藤谷が作ってくれた

 通気口を見て懸命にペダルを漕ぐ舞)

 

**********

 

刈谷) 上がった!

由良) 岩倉! 自分最高やで!

トランシーバー・刈谷) 「持ち直しとっぞ!

 岩倉、すごか! そのまま行け~!」

由良) 行け~!

刈谷) 岩倉~!

 

**********

 

(一人一人の言葉が甦る舞)

 

(回想)

由良) ここで新記録、出したかったな。

 

鶴田) 何べんも何べんも諦めかけた。

 それがこうして、みんなそろって

 明日を迎えられるなんてな。

 

空山) こんスワン号が、

 僕が触る、最後の人力飛行機。

 

玉本) 大事な仲間やからやろ!

 窮屈な飛行機で飛んでほしくないんや。

 

舞) 飛んで…飛んで…。

 

(回想)

刈谷) 1日で描き直すけん。

 スワン号を、ど素人のパイロットでも

 記録ば作れる飛行機にしちゃる。

 

舞) 飛んで…。

 

(脳裏に浮かぶ部員たちの姿)

 

(汗と涙に濡れた舞の顔)

舞) みんなの夢背負ってんねん。

 こんなとこで、終わられへん。

 終わられへんのに…。

 

**********

 

(湖面に近づくスワン号)

刈谷) 岩倉~!

由良) 岩倉!

 

**********

 

部員) 踏み切れ! まだいける!

部員) いけるよ

 

**********

 

(着水する音)

(湖面に顔を出す舞)

(周囲に浮かぶスワン号の残骸)

 

**********

 

由良) せ~の…。

(ボートに引き揚げられる舞)

舞) 先輩…すいません。私、記録…。

由良) 岩倉。岩倉は10分飛んだ。

 3.5キロも飛んだんや。

 よう頑張った。

(タオルにくるんだ舞の体をさする由良)

舞) (泣)

刈谷) 岩倉。

舞) ごめんなさい。

刈谷) 謝らんと。お前のおかげで

 琵琶湖に来られたったい。

 スワン号も、俺たちも。

 悔しかか?

舞) みんなのスワン号…。

 もっと飛ばしたかったです。

刈谷) 俺は、今日のために、

 ここまで生きてきたんだって思えた

 っちゃ。このフライトのために、全て

 を懸けられたことを誇りに思う。

 スワン号を、お前に任してよかった。

舞) (泣)

 

**********

 

(由良に支えられ、湖畔に上がった舞)

(舞に駆け寄る部員たち)

鶴田) 岩倉ありがとう。

玉本) これで心おきなく引退できるわ。

空山) うん! ありがとう!

部員) ありがとうな。

部員) ありがとう、最高やった。

舞) ありがとうございます。

 一緒に空飛んでもろて、ホンマに

 ありがとうございました。

(円陣を組む部員たち)

鶴田) 俺たちなにわ…

一同) バードマン!

部員) やった~!

部員) 胴上げや。

鶴田) せ~の…。

(舞を胴上げする一同)

 

**********

 

メール・舞) 「<無事に飛べました!>

 目標より短いけど、10分飛べて

 みんな喜んでくれました。

 やってよかった!

 応援してくれてほんまにありがとう!」

 

(携帯電話に届いた、琵琶湖を飛ぶ

 スワン号の写真とメールを見るめぐみ)

浩太) めぐみ! 見たか?

めぐみ) うん。

浩太) よかったなぁ。

めぐみ) ほんまに、よかった。

 

**********

 

(陽の傾きかけた湖を見つめる舞)

由良) 空飛ぶって、

 どんな感じやった?

舞) 幸せでした。

由良) 幸せ?

舞) 空飛んでる時、このために

 生まれてきたんちゃうかって、

 思ったんです。

由良) そんなに?

舞) はい。

由良) ふ~ん…。

 来年は、私が飛ぶわ!

舞) 私も、負けません。

由良) ほなライバルやな。

舞) はい。

由良) 行くで。

舞) はい。

(もう一度琵琶湖を見つめる舞)

舞) 飛んだんや…この空。

 待ってください!

 

なにわバードマンの夏が、

終わりました。

 

**********

 

「青春」という言葉が、頭の中に鳴り響くような…

本当に、「青春」を絵に描いたような、キラッキラ

の時間だった。ありがとう…なにわバードマン!

 

きれいやねえ。

 

スワン号が琵琶湖の上を飛んでいる姿に胸熱!

某番組で何度も目にしている風景なのに、背景

を知っているだけで、こんなにも思い入れが違う。

実力があろうが、やはりパイロットはサークル外

の人間では駄目なのがよく分かる。飛ぶほうも、

飛ばせるほうも、スワン号への熱い思いを共有

できなければ、最大限の力を引き出せなかった。

 

蒸し風呂となるコックピットに開けられた小さな

通気口から、みんなの顔を思い出す舞ちゃん。

もう、そこから涙でみんなの姿がぼやけて~い

やちゃんと見たけどね。泣くよ! 泣いちゃうわ。

 

みんなの夢背負ってんねん。
こんなとこで、終わられへん。
終わられへんのに…。

 

こんな風に、苦しそうに悔しそうにペダルを漕ぐ

パイロットの姿を何人も何人も見てきたっけ…。

ああ、彼らもみんな、背負って漕いでいたのね。

 

舞) 先輩…すいません。私、記録…。
由良) 岩倉。岩倉は10分飛んだ。
 3.5キロも飛んだんや。
 よう頑張った。
舞) (泣)
刈谷) 岩倉。
舞) ごめんなさい。
刈谷) 謝らんと。お前のおかげで
 琵琶湖に来られたったい。
 スワン号も、俺たちも。
 悔しかか?
舞) みんなのスワン号…。
 もっと飛ばしたかったです。
刈谷) 俺は、今日のために、
 ここまで生きてきたんだって思えた
 っちゃ。このフライトのために、全て
 を懸けられたことを誇りに思う。
 スワン号を、お前に任してよかった。

 

由良先輩! 刈谷先輩! ありがとう~~!!!

そしてなにわバードマンのみんなもありがとう!

みんながただただ嬉しそうに駆け寄ってくれた

姿にも涙。ありがとうであふれる現場、最高!!

 

ありがとうございます。
一緒に空飛んでもろて、

ホンマにありがとうございました。

 

うんうん、一人じゃなかったね。みんなの想い、

スワン号に込められた想いと一緒に飛んでた。

何もしてないけど、一視聴者だけど、飛んでた。

 

空飛んでる時、このために

生まれてきたんちゃうかって、
思ったんです。

 

ついに、舞ちゃんの空への想いが、最終形態

に近づいたよ。ずっと見上げていた空を、飛ん

でしまったものね。もっともっと、飛びたいよね。

ついつい先走って、淋しくなってしまうけれど…

 

俺たち(ちゃっかり私も!)なにわ・・・

バードマン!!

 

と心の中で叫びたい。今だけ。今日だけは…。

なにわバードマンの夏を、忘れないよ~~!

 

 

今回、人力飛行機の協力をしているサークル

での、テストフライトの動画を見つけて見たの

だけれど、離陸も着陸もちゃんと出来るのね。

(海に落ちるところしか見たことがなかったw)

 

 

 

「舞いあがれ!」関連ブログはこちらから↓

「舞いあがれ!」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「舞いあがれ!」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村