「舞いあがれ!」第29回~旅客機の、パイロットになりたいねん | 日々のダダ漏れ

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舞いあがれ! 第29
第6週「スワン号の奇跡」
旅客機の、パイロットになりたいねん

 

 

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琵琶湖の空を飛んだ舞ちゃん。

 

舞) 幸せでした。

由良) 幸せ?

舞) 空飛んでる時、このために

 生まれてきたんちゃうかって、

 思ったんです。

由良) ふ~ん…

 来年は、私が飛ぶわ!

舞) 私も、負けません。

 

**********

 

(ロードバイクで坂道をのぼる舞)

 

来年も、飛びたい思いで

いっぱいの舞ちゃん。

 

秋の、

パイロット選考会に向けて、

トレーニングが続きます。

 

**********

 

3回生が引退し、

なにわバードマンの新代表は、

佐伯君に決まりました。

 

佐伯) え~それでは、

 来年度のパイロットを発表します。

 立候補してくれた、由良、岩倉、

 藤谷の中から、体力テストの結果

 を踏まえて選びました。来年、

 なにわバードマンの飛行機を

 飛ばすんは…由良冬子!

(拍手をする舞)

(拍手する一同)

舞) おめでとうございます。

由良) ありがとう、

 頑張ります。

男性) お願いします。

 

**********

 

(トレーニング中の由良)

舞) お疲れさんです。

由良) ああ、ありがとう。

(ペットボトルの水を飲む2人)

由良) こないだの体力測定、

 また記録伸びてたやろ。

舞) はい。

由良) この2か月、相当トレーニング

 頑張ってたんちゃう?

舞) もっぺん飛びたくて…。

 琵琶湖の空飛んだ時の気持ち、

 忘れられへんのです。けど、

 由良先輩がパイロットになるん

 やったら、諦めがつきます。

由良) ありがとう。

舞) 最高の主翼、作りますね。

由良) うん。

 

**********

 

<大学の講義室>

 

とは言ったものの…。

 

(ノートの隅に、スワン号の絵を描き、

 窓の外を見上げる舞)

 

**********

 

<部室>

(型紙を切る舞の手が止まる)

 

(回想)

舞) 空、飛んでる…。

 

佐伯) 岩倉? 岩倉。

舞) すいません、ごめんなさい。

 やってしもた…。

男性) あ~あ…。

舞) ごめん。

 

**********

 

<空港近くの道>

(ロードバイクを押し、舞が来る)

(飛行機の音)

(頭上を横切るジャンボジェット機)

 

(回想)

浩太) 舞は、何やりたい?

舞) 飛行機作りたい!

浩太) ほな、いつか、お父ちゃんと

 一緒に、ジャンボジェット飛ばそか!

舞) うん!

 

飛行機への憧れは、

いつしか空を飛ぶことへの

憧れに、変わっていました。

 

**********

 

<大学の中庭>

(木陰のベンチで舞が本を読んでいる)

(トレーニング帰りの由良が近づく) 

舞) あ…。

(本を伏せる舞)

由良) 隠すことないやん。

(ベンチに座る由良)

(本のタイトルは「パイロットという職業」)

由良) そんなに空飛びたいん?

舞) はい。

由良) 私も航空学校行ってな、

 ジェット機のパイロットなんの

 夢やってん。

舞) 航空学校?

由良) うん。

 パイロットの養成学校。

 受験するつもりやった。

 けど受けられへんかった。

舞) なんでですか?

由良) 身長足りへんねん。

 158センチ以上必要やねんて。

由良) 岩倉は?

舞) 159センチです。

由良) ほな大丈夫やな。

 

**********

 

<夜・岩倉家>

(給料の袋詰めをしているめぐみ)

舞) お母ちゃん、

 ちょっと話あるんやけど…。

めぐみ) ん? 何?

舞) やっぱりええ。

めぐみ) ん?

 

夢が変わったことに、

どこか後ろめたさを感じていました。

 

**********

 

<カフェ・ノーサイド>

久留美) お待たせしました、

 お伺いします。

舞) あの…。

津田) ん?

舞) 私のシフト、

 増やしてほしいんです。

津田) おっ、やる気やな、助かるわ。

舞) ありがとうございます。

(戸が開く音)

舞) いらっしゃいませ。

久留美) お父ちゃん…。

 

**********

 

(警備員姿の佳晴)

津田) 久しぶりやん。今から夜勤?

佳晴) うん。

津田) 今度の仕事は続いてんねやて?

佳晴) まあな。久留美にばっかり

 苦労をかけるわけにもいかんしな。

津田) その意気や。

 それでこそドーベルマン望月や。

久留美) ドーベルマン…

 久しぶりに聞いたわ。

津田) あんたな、倒れても倒れても

 起き上がってタックルかけに行く

 最強のフランカーやったんや。

 頑張らな。

佳晴) 昔の話や、ごちそうさん。

津田) はい。

佳晴) 久留美。

久留美) ん?

 会計はレジで…。

佳晴) ちゃうがな。

 誕生日やろ、ケーキでも食い。

久留美) 覚えてたん?

佳晴) うん。これ。

(久留美に封筒を渡す)

佳晴) ほなな。

 ごちそうさん。

津田) 450円です。

(差出人の名前を見る久留美)

(福岡の住所と「松下久子」の名前)

 

**********

 

<望月家>

(久留美の手元に同じ筆跡の

 何通もの封筒)

(中には母親からのバースデーカード)

 

**********

 

<岩倉家>

 

舞ちゃんは、パイロットを目指して

勉強を始めました。

 

舞) できた…。

(窓から夜空を見る舞)

舞) 飛びたいなぁ…。

(向かいの窓が開く)

貴司) 舞ちゃん。

舞) 貴司君。

 今帰ってきたん?

貴司) うん。

舞) 遅ぅまで大変やな。

貴司) 寒ないの?

舞) うん、空見たくて。

貴司) ふ~ん…。

 星、全然見えへんな。

舞) うん、そやな。

(携帯の呼び出し音)

貴司) 先輩や。ごめん。

 風邪ひかんようにな。

舞) うん。

貴司) おやすみ。

舞) おやすみ。

 私も勉強頑張らな。

 

**********

 

<リビング>

(電話の呼び出し音)

めぐみ) ああ…。

 あかん、出えへん。

舞) え?

めぐみ) 舞、悠人に電話しといて。

 年末ぐらい帰っといでて。(ため息)

 何やってんねやろね。

(舞の手に、航空学校のパンフレット)

 

**********

 

電・舞) もしもしお兄ちゃん? 何で

 お母ちゃんの電話出えへんの。

電・悠人) 出んでも分かる。どうせ

 「年末ぐらい帰っといで」やろ。

電・舞) 分かってるんやったら

 帰ってきたらええのに。

電・悠人) 忙しいねん。お前は?

電・舞) 忙しいで。

 お兄ちゃん私な…。

 パイロットになりたいねん。

電・悠人) はあ? もうなったんやろ。

電・舞) ちゃうねん、

 人力飛行機のパイロットやなくて…

 旅客機の、パイロット。

電・悠人) ええ…。それ聞いて

 おやじとおふくろ固まったやろ。

電・舞) これから言うねん。

電・悠人) マジで? 見に帰ろかな。

 

**********

 

<カフェ・ノーサイド>

久留美) あっ、舞、

 何か話あるんとちゃうん?

 いきなり3人で集まろとか言うから。

 えっ、何?

舞) 私な…。旅客機の、

 パイロットになりたいねん。

久留美) 本気?

舞) うん。夏、人力飛行機で

 琵琶湖飛んだやろ?

久留美) うん。

舞) あの時気付いてん。

 ああ、私はず~っと、

 空飛びたかったんやて。

 もっと高く、もっと長く、空飛びたい。

 そう思て、今、パイロットの

 養成学校目指してんねん。

久留美) そこ、女子でも入れるん?

舞) うん、ほとんど男子やけど。

久留美) 親は何て?

舞) まだ言えてへん。

久留美) 何で? はよ話しな。

舞) 言おう言おう思てんねんけど、

 どない言うたらええか…。

久留美) またぜいたくな悩みやな。

貴司) 舞ちゃん、ホンマの

 自分を見つけたんやな。

舞) うん。

貴司) 羨ましいわ。

(携帯の呼び出し音)

貴司) ごめん、呼び出しや。

舞) 貴司君、大丈夫?

貴司) 大丈夫や。

 ほな、メリークリスマス。

舞・久留美) メリークリスマス。

貴司) ごちそうさまでした。

津田) ありがとう。

 

幼なじみ3人にも、

言えないことがある。

 

**********

 

電・男性) お前一個もできてねんぞ!

電・貴司) はい。

電・男性) はよ会社戻れ!

電・貴司) はい。

 

そんなクリスマスです。

 

**********

 

来年のパイロット選考会に、鶴田に憧れて入っ

た藤谷君も立候補していたのが、何気にツボ。

由良先輩と舞の一騎打ちじゃなかったのね~。

そりゃそうだよね、チャンスは平等じゃないと!

 

もっぺん飛びたくて…。
琵琶湖の空飛んだ時の気持ち、
忘れられへんのです。

 

パイロットが由良先輩に決まり、人力飛行機の

パイロットになれなかったことで、空を飛びたい

気持ちがますます高まっていく舞。分かるよ~。

やりたいことが出来ないとなると、逆に、今すぐ

何としてでもやりたくなるというか…。一度空を

飛ぶ感覚を知ってしまったから…空を飛びたい

想いを抑えるのは難しい。気持ちはどんどん先

へ進んでいってしまう。目指すところへ1分でも

1秒でも早く近づきたい。好きなものが見つかっ

たら、ただまっしぐらに進んでいきたくなるよね。

 

それでも、夢が変わってしまったことを、両親に

言い出せなくて、どこか後ろめたさを感じてしま

うのが、舞ちゃんらしいといえば舞ちゃんらしい。

だからこそ、兄・悠人には、何でも話せているの

がまた面白い。妹の立場を最大限にエンジョイ

しているのがね。そして悠人も、妹の電話には

必ず出るし、何だかんだ言って気にしてるし~。

 

あの時気付いてん。
ああ、私はず~っと、
空飛びたかったんやて。
もっと高く、もっと長く、空飛びたい。
そう思て、今、パイロットの
養成学校目指してんねん。

 

舞の発言への反応が、らしかったのも良き~。
 

久留美) またぜいたくな悩みやな。
貴司) 舞ちゃん、ホンマの
 自分を見つけたんやな。

 

どっちもその通り。そういうのが、自然で良き~。

悩んでいるのは舞だけじゃない。久留美ちゃん

も、貴司君も、それぞれに抱えていることがあり

そう。特に貴司君! おばちゃんは心配だよ~。

ヒロインだけじゃなくみんなの人生が気になる。

五島のみんなも、大阪のみんなも、大学のみん

なも。みんなが愛おしい世界がめっちゃ良き~。
 

 

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