「ちむどんどん」第100回~大切な人のためなら、いくらでもやり直せる | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第100
第20週「青いパパイアを探しに」
大切な人のためなら、いくらでもやり直せる

 

 

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<閉店後のフォンターナ>

矢作) 謝る気ありませんから。

暢子) 矢作さん。

矢作) 警察に突き出すなり

 好きにしてください。

 そのつもりで呼んだんですよね?

房子) これ。

矢作) 何ですか?

房子) あなたの退職金。

矢作) 退職金?

房子) 独立したいと思った時点で、

 ちゃんと相談してほしかった。

 私も反省してる。オーナーとして、

 の人徳に欠けていたって。その

 こともちゃんと謝りたかった。

矢作) 謝る?

房子) 私自身、何度も店を出して、

 何度も失敗してきた。店を守るこ

 としか考えられなくなって、お金の

 ことで、良心に反することをしたこ

 ともある。自暴自棄になったことも

 ある。だけど、最後の一線を越え

 ずに踏みとどまれたのは、亡くなっ

 た両親や妹、大切な人のことを考

 えたから。あなたも、大切な人の

 ためなら、いくらでも、やり直せる。

矢作) 女房とのことは、

 もう終わったことです。

房子) 佳代さんは

 そうは思ってない。

矢作) 女房と会ったんですか?

(房子に促され、厨房へ行く暢子)

暢子) どうぞ。

矢作) 佳代…。

佳代) よかった…。

矢作) 何で…。

佳代) やり直そう、もう一度。

 頑張って、私のために。

 あなた自身のために。

(離婚届を広げる佳代)

佳代) 勝手にこんなもの置いて

 いなくならないで! あなたが

 どれだけ料理が好きか、私が

 一番よく分かってる。

(矢作の手を握る佳代)

佳代) もう一度、

 料理人になってください。

(床に正座し、両手をつく矢作)

矢作) オーナー、

 申し訳ありませんでした。

(頭を下げる矢作)

(顔を上げさせる房子)

房子) あなたまだ若い。

 いくらでも、やり直せる。

矢作) ありがとうございます。

 

**********

 

二ツ橋) お久しぶりです!

矢作) シェフ…。

二ツ橋) まずは、食べましょう。

 暢子さんの、沖縄そばです。

 私も、お手伝いしました。

佳代) 沖縄のそば?

暢子) はい。

 

**********

 

矢作) いただきます。

 

**********

 

佳代) おいしかった。

 ごちそうさまでした。

矢作) まあまあだな…。

佳代) あなた。

矢作) カツオと豚の出汁は悪くない

 が、麺はもうちょっと細い方がいい。

 俺ならあと1ミリ、いや2ミリは攻める。

 昔初めて食べた時よりかは、

 いくらかマシかな。

暢子) 覚えていてくれたんですね、

 あの時の味。

 

(回想)

暢子) 沖縄のそばです。

矢作) 沖縄?

長山) これがそば?

 

(回想)

矢作) うめえ!

 

暢子) あの時、一番最初においしいっ

 て言ってくれたのは、矢作さんでした。

 矢作さん、うちがお店をやるためには、

 お店の味を任せられる、料理人が必

 要です。矢作さんは、料理が好きで

 好きで、まっすぐに向き合える人です。

 うちには、矢作さんの力が必要なん

 です。一緒に、働いてください。

矢作) 俺は…。でも、もう…。

二ツ橋) 矢作さん。

 包丁、見せてください。

 いつも、持ち歩いていますよね。

(包丁を二ツ橋の前に置く矢作)

(包丁を見る二ツ橋)

(輝く刃)

矢作) 軽蔑してますよね、シェフも。

二ツ橋) あなたが、悪い人間でない

 ことは、オーナーをはじめ、みんな

 よく知っています。だけどあなたは、

 料理人として、道を誤り、信頼を、

 失ってしまった。その重たい荷物は、

 あなたが料理人を続けていく限り、

 ずっと、背負い続けなければなりま

 せん。その覚悟を、持てますか?

 その覚悟を持てるなら、いつかきっ

 と、失った信頼を、取り戻せるはず

 です。

(矢作の前に包丁を置く二ツ橋)

(包丁をしまう矢作)

矢作) オーナー、シェフ…。

 このお礼は、いずれ必ず。

(頭を下げ、席をたつ矢作と佳代)

房子) 待って。

(矢作の前に立つ房子)

房子) 長い間、ご苦労さまでした。

(涙をこらえ、出口へ向かう矢作)

(店を振り返り、頭を下げる矢作)

(房子たちに一礼し、矢作に続く佳代)

二ツ橋) 暢子さんの言うとおり、矢作

 さんの包丁はきちんと研いで手入れ

 されていました。料理人を諦めてい

 なかった証拠です。

暢子) 三郎さんが言っていました。

 矢作さんは鶴見に来てからも、

 何軒も飲食店を回って…。だけど、

 身元を保証してくれる人もいなか

 ったから、どこも雇ってくれなかっ

 たそうです。

 

(回想)

矢作) 下働きでも何でもします。

 もう一度、料理がしたいんです!

 

房子) 何もかもなくして、プライドを

 捨てても、包丁だけは捨てられな

 かったのね。

 

**********

 

<オープン前のちむどんどん>

(厨房に暢子)

暢子) よし。

(戸が開く音)

暢子) 矢作さん!

(店を見回す矢作)

矢作) 今から言う条件をのんで

 くれなきゃ俺は働かねえ。

暢子) どんな条件ですか?

 何でも言ってください。

矢作) 休みは週1日、

 残業はしない。それから…。

暢子) 分かりました!

 条件は何でものみます!

矢作) まだ全部言ってねえよ。

 給料は…。

暢子) 矢作さんが決めてください。

矢作) いや、この辺りの相場でいい。

 ただし、給料が遅れたり、きっちり

 全額もらえねえなんてことがあった

 ら即辞める。それも大事な条件の

 一つ。

暢子) もちろんです。一緒に、

 働いてくれるんですね?

矢作) いつからだ?

 明日か? あさってか?

暢子) ちょうど今、パパイアイリチー

 を、いろいろ作っていて、ちょっと手

 伝ってもらえませんか?

矢作) パパイアイリチー?

 何だそれ? えっ、今から?

 

**********

 

暢子) 青パパイアは、沖縄では大事

 な野菜。妊娠中は食べない方がい

 いとも言うんですけど。「イリチー」は、

 炒め物という意味。歯応えをよくした

 いので、まず、これを全部、4ミリくら

 いに千切りしてください。

矢作) うん。

暢子) あっ…。手がかぶれる人もい

 るので、よかったら軍手使ってくだ

 さいね。

矢作) 分かった。

 

**********

 

(包丁で青パパイアを切る矢作)

(矢作の目に、涙があふれる)

 

**********

 

(離れて、

 矢作を見ている暢子と和彦)

暢子) お店、やろうね。

 お母ちゃんと、み~んなと一緒に。

(おなかに手をあてる)

暢子) ちむどんどんするよね。

 フフッ…。フフフッ。

 

**********

 

大切の人のためなら、いくらでもやり直せる。

大切な人はいたほうがいいけれど、いなくて

も、いくらでもやり直せると言ってほしかった。

 

それにしても…銀座で有名なイタリアンレス

トラン、フォンターナで修業した、それも腕が

いいことになっている2人が、イタリアンとは

まったく関係がない沖縄料理の料理人に…。

何だかなぁ…イタリアンである必要はあった

のか。食に全く興味がない人が作るドラマと

はこれほどトンチンカンなものになるものか。

 

今週の副題は、「青パパイアを探しに」。探し

てないし、青パパイアとは、青い鳥、矢作の

ことだったの? しかも、わざわざ「妊娠中は

食べないほうがいい」と言いながら、青パパ

イアの料理を作っているし。暢子、妊娠中だ

よね? あえて、わざわざ作る意味が分から

ない。とりあえず、妊娠中でも大丈夫な食材

の研究からでいいんじゃないの? へんてこ

な設定ばかりの中、矢作の中の人が、役者

として頑張っているのが伝わってきたのが

救い。爪痕、残したいよね。頑張れ矢作~。

 

 

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