「ちむどんどん」第42回~やっぱり大叔母だったオーナーの巻 | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第42
第9週「てびち!てびち!てびち!!」
やっぱり大叔母だったオーナーの巻

 

 

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<鶴見・路地裏>

ヨシ) ヨッコイショウイチ。

 ああっ、はあ…。

 寒くなると、腰の神経痛が…。

暢子) ヨシさん、

 何で屋台を始めたんですか?

ヨシ) オイルショックのあおりで、

 去年息子の勤め先が潰れてね。

 今、職安に通ってるけど、せめて、

 自分の食いぶちぐらいは稼がな

 きゃと思って。

暢子) おでんを選んだ理由は?

ヨシ) これ(屋台)、安く譲ってもらえ

 たしおでんなら簡単だと思ったけど、

 甘かった。房子さんにはさんざん世

 話になったのに、また助けてもらう

 ことになって。頼りにしてるよ。

 

(回想) 

房子) その店を黒字にしなさい。

 1週間続けて黒字になったら、合格。

暢子) 万が一、

 黒字にならなかったら?

房子) よろしくね。頑張って。

 

男性) はあ、おなかすいたなあ。

 早くどっかに食い行こうぜ。

男性) どこに食いに行きます?

(通行人の前に飛び出す暢子)

暢子) いらっしゃいませ。

 おでんいかがですか?

男性) あっ、あっちの方に

 いい店あったんですよ。

男性) あっ、そう。

(去って行く通行人)

ヨシ) あ~…。

(お茶を飲んでいるヨシ)

 

**********

 

暢子) ヨシさん、一つ、重大な

 告白をしてもいいですか?

ヨシ) ん?

暢子) うち、生まれてから一回も、

 おでんを食べたことがないんです。

ヨシ) アッと驚く為五郎~

 ハッハッハ。何!?

 おでんは関東煮(かんとだき)とも

 いわれている。いろんな具材を、

 カツオ節と昆布でとってしょうゆで

 味付けした出汁で、2、3時間ほど

 静かに煮る。

(メモを取る暢子) 

ヨシ) タネの王道は、大根、卵、昆布、

 はんぺん、ちくわ、練り物や揚げ物は、

 その店独自の作り方で。

 まず食べてみて。

 

**********

 

暢子) 頂きます。

(器に取り分けた大根を、一口食べる)

暢子) ん~。マーサンヤー。

 デージ味がしみてておいしい!

ヨシ) 何で売れないんだろうね。

暢子) 確かに。

ヨシ) 今夜からこの屋台ごと

 あんたに貸すから。

暢子) えっ、ちょっと待ってください。

 全部うち一人で? 味付けも?

ヨシ) ヨッコイショウイチ。

 房子さんが万事あんたに任せていい

 って。店が繁盛するようになったら、

 あんたから作り方を教えてもらう。腰

 の調子がよければ、たまに顔出すよ。

暢子) えっ?

ヨシ) じゃあ頼んだよ。

暢子) あっ…ちょっと待って。

ヨシ) あっ、屋台の取り扱いとか、

 引き継ぎは、ノートにまとめといた

 から。そこの棚ね。じゃあ頼んだよ。

暢子) 待って待って!

 もしこの屋台が繁盛しなかったら?

ヨシ) あたしゃ、首くくるしかないね。

暢子) そんな…。

ヨシ) そしたら毎晩あんたの枕元に

 化けて出てやる。ハハハハ…! 

 恨めしや~。ヒュ~ドロドロドロ。

 

**********

 

(あまゆの店先に停めた屋台)

 

**********

 

(厨房でおでんを作る多江)

多江) 私の場合、辛口の日本酒を

 大目に加えて、煮干しとシイタケ

 もたっぷり入れるんだけどね。

(メモを取る暢子)

 

**********

 

(みんなで試食)

暢子) ん~マーサンヤー。

トミ) おいしい。

 このまま屋台で出しても

 いいんじゃない?

暢子) うん!

多江) そうはいかないと思う。

暢子) どうしてですか?

多江) これはあくまで、うちの味。

 それに、家の中で食べる家庭料理の

 おでんと、外の屋台で食べるおでん

 では、きっと何か違うはず。

 暢子ちゃんは、暢子ちゃんなりの

 やり方を、見つけて。

暢子) なるほど。うちのやり方か…。

 お出汁、お代わりください。

多江) はいはい。

トミ) だけど、何で暢子ちゃんが

 いきなり、おでん屋台を?

暢子) そうなんですよ。

(戸が開く音)

賢秀) おっ、暢子!

暢子) ニーニー。

賢秀) 出た出た出た!

 ちゃんと、出てたぞ!

トミ) えっ、見せて見せて。

賢秀) ほれ! うい!

(房子や暢子たちの写真が載った雑誌)

トミ) あ~いた! 暢子ちゃん!

順次) 本当だ!

賢秀) 仏頂面してからに。

暢子) だって、うち、

 急に振られたんだのに…。

 

**********

 

<比嘉家>

(雑誌を読む歌子と優子)

歌子) 「美食家たちから高い評価を

 受ける名店、『アッラ・フォンターナ』

 の女性オーナー、大城房子さん。

優子) えっ!?

(写真を見る優子) 

歌子) どうしたわけ?

 この人、知ってるの?

 

**********

 

電・暢子) もしもし、お母ちゃん?

電・優子) 暢子、びっくりしないで、

 落ち着いて聞いてね。

電・暢子) どうしたわけ?

電・優子) あなたが今働いてる店の

 オーナー、大城房子さんなんだけど…。

電・暢子) うん。

電・優子) うちたちの、親戚であるわけよ。

電・暢子) まさかやー! 

 オーナーが、親戚?

電・優子) お父ちゃんの、叔母さん。

 覚えているでしょ。

 お父ちゃんが亡くなった時、

 子どもを一人引き取っても

 いいって手紙をくれた。

 

(回想)

和恵) 賢三の叔母?

賢吉) 4人のうち誰かを、東京で引き

 取ってもらえるっちゅうことか。

 いい話じゃないか。

 一人でも大助かりだろ。

 

電・暢子) あの時に、東京の叔母さん!?

電・優子) うちも、雑誌に出てた名前を

 見てびっくりしたわけよ。

電・暢子) そうか、そういうことか…。

電・優子) んっ、何?

電・暢子) いろいろ確認したら、

 また連絡する。じゃあね。

(歌子を見る優子)

優子) あっ…。切れた。

歌子) ああ…。

 

**********

 

<あまゆ>

順次) お父さんの叔母さんという

 ことは、暢子ちゃんにとっては、

 大叔母ということヤサ。

トミ) それはびっくりして当然だよね。

順次) ああ。

賢秀) 待てよ。そのオーナー、

 大城房子には、旦那も子供も

 いないって言ってたな?

暢子) うん。何で?

賢秀) ということは、レストランの店

 と土地、大城房子の財産を相続す

 るのは…。

暢子) ニーニー、何考えてるわけ?

賢秀) お前だって、謎が解けて、

 喜んでただろう。

暢子) うちが喜んだのは、

 親心と分かったからさぁ。

賢秀) 親心?

暢子) オーナーが、今までうちに

 厳しくしていたのは、全部親心。

 うちのことを娘のように思って、

 かわいくて、立派な料理人に育て

 たくて、新聞社に修業に出したり、

 今回も、屋台を任せたわけ。

 賢秀) であるかな?

暢子) うん。とにかく、オーナーの期待

 に応えるためにも、何が何でも

 売れるおでんを作って、あの屋台を、

 建て直さんとヤッサー!

賢秀) よし、暢子、頑張れ~!

 

**********

 

<屋台>

暢子) ど~ん!

和彦) 暢子…。

暢子) ん?

和彦) これは何?

暢子) うちなりの、

 いわば、イタリア風のおでん。

(おでんの具材がトマト、キャベツ、セロリ、

 じゃがいも、パンチェッタ、にんじん)

暢子) この、緑のソース、サルサ・ヴェルデ

 (パセリを使ったグリーンソース)を、

 た~っぷりとつけて、食べてください。

和彦) 頂きます。

愛) 頂きます。

田良島) 頂きま~す。

愛) ん~! うん、おいしい。

 おでんをイタリア料理に

 しちゃうなんて斬新!

暢子) 新しい発想でしょ?

愛) うん。

暢子) これが、うちの個性と、工夫

 だと思うわけ。和彦君は?

 田良島さんは、どうですか?

田良島) う~ん…そうだね。

和彦) うん…。

賢秀) 暢子!

暢子) ニーニー!

賢秀) よいしょ!

 俺もここで、商売したら、

 人が集まって、一石二鳥!

 どんなか?

 商売繁盛させてるか?

和彦) 賢秀?

賢秀) ん?

 青柳和彦?

和彦) 賢秀だ!

賢秀) 和彦!

和彦・賢秀) お~!

賢秀) 元気だったか?

和彦) 元気元気…。

賢秀) お~!

和彦) 痛い痛い痛い…。

暢子) 田良島さん、愛さん、

 うちのニーニーです。

愛) はぁ…。

賢秀) チュラカーギーだなぁ…。

 和彦君の、お友達?

暢子) はい。

 ただのお友達じゃないよ。

賢秀) えっ、あっ…。

暢子) 離れて離れて。

賢秀) おっ、おっ…。

 あっ! 皆さん、これどうぞ。 

 はい。これどうぞ。

田良島) これは?

賢秀) (せき払い)紅茶豆腐です。

 豆腐の成分を、

 ゼリー状の塊にして、紅茶に凝縮。

 万病に効く最高の健康食品!

田良島) え~何かものすごく…。

和彦) うさんくさい。

賢秀) 何!?

男性) いい匂いだなあ~。

 おでんでも食ってくか。

男性) ああ。

暢子) いらっしゃいませ。

男性) おお。

 おっちゃん2人、いけるかな?

暢子) はい!

 

**********

 

暢子) お待たせしました~。

2人) お~!

男性) 珍しいなあ。

男性) こんなおでん初めて見たよ。

暢子) ありがとうございます。

賢秀) ご一緒に、紅茶豆腐もいかがで

 しょう? ねっ、紅茶豆腐。飲めば必ず

 元気が出る! 最高の健康食品ですよ。

男性) 座れるかな?

男性) 変わったおでんだね。

暢子) あちらのテーブル席でも、

 よろしいですか?

男性たち) ああ。

賢秀) どうぞどうぞ。

 

**********

 

賢秀) グレイト…ビジネス。

(酔い潰れた賢秀)

暢子) ニーニー起きて!

 みんな帰ったし、そろそろ閉店だよ!

房子) まだいい?

暢子) オーナー!

 じゃなくて…おばさん。

房子) おばさん?

暢子) お父ちゃんの叔母で、

 うちの、大叔母にあたる人

 だって聞きました。

房子) 聞いちゃったんだ。

暢子) 何で教えてくれなかったん

 ですか?

房子) どこの出身とか誰の親戚とか

 一切関係ない。大切なのは料理人

 としての実力。

暢子) 分かってます。

 このおでんを食べて、うちの

 実力を見極めてください。

 

**********

 

暢子) どうぞ。

(ソースを付け、一口食べる房子)

房子) ごちそうさま。お代はここに。

暢子) えっ? 何で? えっ!?

 え~っ!?

 

**********

 

<フォンターナ>

(昼のまかない)

二ツ橋) あ~ごちそうさまでした。

 暢子さん、どうしました?

暢子) すいうません、

 うちのニーニーが…。

賢秀) お~! 立派立派! ハハッ。

 皆さん、初めまして。

 いつも妹が大変お世話になって…。

 いた! おばさん!

 初めまして。あなたの甥の、

 賢三の息子の、比嘉賢秀です。

 早速ですが…。

(カバンから紅茶豆腐を出す)

賢秀) この紅茶豆腐、おばさんの

 店で売ってもらえません?

房子) あなたここで何してるの?

暢子) すぐ、

 おでんの仕込みに戻ります。

 昨日、たくさんお客さんが

 来てくれたんです。

房子) 客足はすぐ途絶える。

 もってあと数日。

暢子) まさか、どうして?

房子) 自分で考えられないんだったら

 料理人なんて辞めちゃいなさい。

 あの屋台を立て直せなかったら、

 あなたはクビ。

暢子の心の声) クビ…。

 

**********

 

優子にオーナーの名前を言ってなかったんかい!

てか…子供を引き取ってもらおうとしていたのに、

大叔母さんの仕事とか、何も聞いてなかったの?

登場した時から、あの時の大叔母さんなのだろう

とは思っていたけれど…。子供を引き取ってもら

おうとしていた相手に対して、関心が薄すぎない

かい? きっとこれから、壮大な過去のお話が出

てくるんだろうけど…。全くちむどんどんしないw

 

それより何より、暢子のおでんチャレンジよりも…

賢秀だよ! 心の一線を越えてしまったというか。

今まで出てきた数々のクズ親父、クズおじたちと

もまた違う、何とも言えない嫌悪感?があって…。

何だろう? 身内に売りつけてくるところ? 駄目か

もしれない~。賢秀が出てくると見るのがきつい。

中退したとはいえ、高校にも行ってるんだよねぇ。

教育を受けられなかった悲劇…とも言えないし。

強いていうなら、躾? 叱られない育児のせい?

いや、本当は、脚本のせいだと思ってるけどねw

 

脚本家が自分の身内(大体は父親)を登場人物

に投影させていると(今回は賢秀がそうらしい)、

ろくなことにならないというか…「純と愛」、「まれ」

のようになってしまうのよね…。破天荒だった父

親がベースになっているという話を見た時から、

イヤ~な予感がしていたのよね。イヤだイヤだ。

 

破天荒でもダメダメでもいいんだけど、誰かそれ

を叱ってくれる人がいないと! 比嘉家の人間を

叱る人がいないのが、かなりのストレスになって

きているこの頃。助けてウルトラマン!(違…w)

 

 

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